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おかあさんたちといっしょ 06月08日 (水)
保護者会を行いました、とても久しぶりのような気がしました。
3.11を境に色んな事が変わってしまった。
お母さんたちはどんなに神経をすり減らしたことか。
キャンプやライブラリーの話よりも何よりも、
子どもを守り続けるお母さんたちの、ひとときの安らぎになれば、
そう願っての保護者会だった。

震災のときの話をひとりひとりに語っていただいた。

いわき市民は、原発事故の日から沢山の人が遠くへ避難した。
パーティのご家庭もそれぞれに、大渋滞で埼玉まで13時間など(!)、ガソリンがない、大変な状況の中子どもを守るために避難した話はどれも胸が苦しくなるものだった。中には「子どもより自分がパニックでした」と笑って話すお母さんもいました。

原発30㎞圏内に住むご家族は、いわゆる立ち入り禁止の警戒区域(20キロ圏内)から僅か3㎞外側のろころにお住まいがあった。禁止区域外ゆえに自主避難となり、家賃は引かれるということに、絶句。この「人災」の理不尽さを改めて感じる。

ご主人の会社の指示で避難したらしたで、そこと被災地とのあまりの温度差に怒りを覚え、被災地の状況を訴えるべくメディアにメールし続けたという「かなり熱かったです」とこれまた笑って言うお母さんもいた。

震災後の子どものことなども気になっていたので、そこもたずねた。友達のご家庭もかなり放射性物質を気にするので外で遊べず屋内で遊んでばかりでストレスがたまっていることや、最近どうもやつあたりをする、など、こちらも受け止めないと、と思うことも色々あった。

津波に遭い、「色んなものが流されていくのを、見ました…」
と、今は仮住宅に入っているご家庭のお母さんが、静かに語った。 


でも、みんなに支えられて、行くところもあって、子どもと密に過ごす時間ができて、

「幸せだなあって思いました」

という言葉が、とても多かった。
そう、こういう時は辛いことばかりじゃない。
いろんな人の、あたたかい気持ちが、被災者を支えているのだ。
支えてくれた方々に、感謝の気持ち、いっぱいです。

そして久しぶりに持ち寄りスイーツでティータイム。
こんな平和な日が来るなんて、ライフラインが絶たれたり、原発が大変だったときには思えなかった。

パーティのお母さまがた、貴重な時間を割いてお越し頂き、そしておいしい持ち寄りを、ありがとうございました。
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