幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧英語・語学ランダム新規登録戻る 0251068
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ セロ弾きのゴーシュ~テーマ活動大会に参加して
現在ページはありません。
・ Link Link!Story & Nursery Rhymes
 ASK MR BEAR
 季節、月  ・
 Rhyming alphabet  ・
・ パーティ行事アルバム
 お寺見学
 ゴロひげ門左衛門ノミの仇討ちー房総の村見学
・ イベント案内
 春の交流発表会  ・
 春のマザーグースの会  ・
・ なぜ、ラボで英語なのか
現在ページはありません。
ホストや友達と
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
新春読書。『祖国とは国語』 01月10日 (火)
年末~年始にかけて、忙しいはずなのに、ラボがお休みだからと意気込んで
何冊も本を読みました。

そのなかでも、一番のおすすめは日記のタイトルの『祖国とは日本語』
(著)藤原正彦  新潮文庫。
英語を教えていながら??と、思うかもしれませんが、ラボをよくご存知の方は
たぶん、あまり変に思わないと思います。この本の中では、学校での英語授業に
絶対反対の理由として、国語の授業を減らす事への警鐘と、国語の大切さ、
読む事のの大切さ、読書の大切さがたっぷり書かれています。
そして、そんなに熱く国語の大切さを訴えるのが、数学者。というところが、
また説得力があるのです。ご存知の方も多いと思いますが、藤原正彦さんは
故・新田次郎さんの次男。そこに、また私は惹かれてします。

 新田次郎さんと言えば、夫と結婚する前、デートの度に現夫の彼が、
貸してくれた本の作家なのです。登山の話しや、気象の話しなど、私には
全く興味もなかったのですが、貸してくれた物は読んで返さねば。。という
律儀な性格のおかげで、何冊も読む事が出来ました。
これが、また読み始めると面白いんです。だんだん楽しみに次の本を読んだ事を
覚えています。今、家にある新田次郎さんの本を数えたら、17冊。
多いか少ないかは別として、大切な本達です。
(こんなところで、そんな暴露話!恥ずかしい。。。)

話しがずれましたが、この本の中に、『勇気、誠実、慈愛、忍耐、礼節、惻隠
名誉と恥、卑怯を憎む心など武士道精神に由来するかたちや情緒も、感動の物語と吸収するのがよい。』『家族愛、郷土愛、祖国愛、人類愛も是非育てておかなければならない』
『正しい大局観や長期的視野を得るには、一見役に立ちそうもない文学、芸術、歴史
等の教養、そして、情緒(勇気、誠実、,家族愛、、)が必要。』などなど。。
人間の根っこになる大事な心と、言葉をについて、熱い思いで書かれていました。

ラボには文学があったから、今まで続いて来たのかもしれませんね。

今度は藤原正彦さんの他の本や、お母さん(藤原ていさん)の本も読んでみたいなあ。


 もう一つは、続若草物語の続き。
若草物語の続編までは、皆さんご存知だと思うのですが、その続きもあるのを
ご存知でしょうか?(知らなかったのは、私だけかなあ。)
原書名はLittle women ではなくて、Little men. 和訳の方は第三若草物語
第四若草物語です。自分も3姉妹のせいか、このお話が子供の頃から大好きで
今でも、ビデオに撮った映画を見ては、同じ場面で涙を流しながら見ているのですが
第三、第四は、四姉妹の次女ジョーと夫となったベアー氏の2人で作った学校での物語。
子供だから起きてしまう楽しい事件の数々を、子供達の気持ちを細やかに描きながら
進んでいくお話は、文句無しに微笑みをくれます。『赤毛のアン』も自分が
結婚するまでは、結婚するまでのお話が楽しくて、その後になると(5巻~10巻)、アンの事じゃないからなあ。。なんて思っていたけど、今読み返すと、子供の気持ちや
お母さんとしてのアンの生き方にすごく共感できて、子育てお母さん達には
絶対のおすすめ本。それに、似た感じがあります。
Re:新春読書。『祖国とは国語』(01月10日)
ちこらんたんさん (2006年01月29日 11時29分)

こんにちは。
タイトルに引き寄せられてきました。
内容も期待できそう!読んでみようと思います。
素敵な本のご紹介(と、暴露話?)ありがとうございます。

私も「赤毛のアン」好きですが、実は結婚後の話は読んだことがなく
て・・・読んでみます。
若草物語の続きも面白そうですね。
Re:Re:新春読書。『祖国とは国語』(01月10日)
ハッターさん (2006年01月30日 09時23分)

ちこらんたんさんへ
こんにちは。書き込みありがとうございます。
是非、読んでみて下さいね。
本当に、本って読み始めると、次々自然に読みたい本が見つかってしまって
困ってしまします。が、『祖国とは国語』を読んだ後に、『博士の愛した数式』
を、読んだらまたまた数学の美しさや、奥深さ、面白さが。。
正直、私は数学の美しさには気づけずに大人になってしまったのが、ちょっぴり
惜しいような気がして来ました。「博士って、藤原さんみたいだなあ、それとも
数学者って、こういう方が多いのかしら?」と、思いながら読んだのですが、
解説はなんと、藤原正彦さんでした。取材にも応えたそうです。
わ~偶然つながってた!と,嬉しくなっちゃいました。
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.