幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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祝40周年 12月10日 ()
遅ればせながら、40周年記念ひろばについての報告です。
12月2日~3日、パシフィコ横浜でラボ・パーティ発足40周年を祝う
ひとつしかない地球ひろばファイナルが、行われました。
両日合わせて、のべ11000人の人が集まったそうです!!

2日は、ラボ教育公開シンポジウム。
『英語教育は人間教育』を主題に、
記念講演 「子供の未来は環境と教育にかかっいる」C・Wニコル、
基調講演 「今、なぜ母語なのか?ー母語力と外国語力」鈴木孝夫、
研究報告 「今こそ求められるラボ活動で育つ力」門脇厚司、田島信元 
ラボ・テューターリポート
パネル討論 「なぜ英語教育が人間教育なのか」

英語のみに関わらず、本当に子供達の未来の為に何が必要か、
何をすべきか、そんなメッセージがたくさん含まれたお話でした。

ニコルさんが語る、昭和30年~40年の日本。
雑木林では、木の枝が拾われてお風呂の薪になり、
自然と森は手入れがされて、森が育ち美しかった日本。
その、野山をかけ回る子供達。
日本は子供の天国だと思われたそうです。
縦長の日本は、植物や動物の種類なども、他の国と比べると
桁違いに多いそうです。
あの、自然の野山を走り回った記憶は、テューター年代だったら
たいていあるでしょうか?
私の中にも、しっかりと残っています。
川を渡る小さな木橋。あの川の上流には本当にさけが産卵に来るのだと
信じていたし、枯れ葉の絨毯になる小道は、子供ながらに美しさに息をのみ
『さくさく』という、枯れ葉を踏む時の音が楽しくて、大切で、踏みしめながら
歩いた。妖精に聞かせようと本気で思って、リコーダーを吹いたり、
歌を歌ったりもした。皆の愛称は『まんなかのみち』。
赤毛のアンのように、もっとステキな名前を付ければ良かった・・。
今は残念ながら、なくなってしまいましたケド・・。
蓮花の季節には、近くの田んぼで皆で冠をつくったり、首飾りをつくったり。
蜜をすったり。シロツメクサでももちろん作りましたよ。
学校までの2キロを行きは、30分、帰りは楽に1時間はかけて帰っていました。
いくらだって思い出はあの景色と一緒に蘇ります。
野いちごを見つけてどんなに嬉しかったか、桑のみを食べて嬉しかったか。
用水路の横で腹這いになって、のばして触った水の冷たさや暖かさ。
タニシやどじょう。台風のあとに川にかかった丸木で川を渡って反対岸
に行って。見た事のない家を見て、全く違う世界に来てしまったんだと、
真剣に思ったあの日。

今、ないんですよねえ。一体子供達に残すべき物は本当はなんなのでしょうね。
かすかにこういう記憶がある私達大人が、必要性を訴えないと、
次の世代は、その意味すら分らなくなってしまうのかも知れません・・。

英語に関しては、『覚えさせるより、感じさせる事』が大切。
物語で英語をというのは、一番良いと思っていた。と、おっしゃっていましたね。
また、制作に関して、英語と日本語をただ翻訳するんじゃない。
どちらも、ひとつひとつの言葉を突き合わせて、言葉を探す。
こんなところは、他にはないのだそうです。

鈴木孝夫先生は、機械化、コンクリート化などの環境の中で
子供の根がなくなっている。
そして、人間が健全でなければ、外国語をやる意味がない!!
と、はっきりおっしゃいました。
まずは、子供を健全な人間にする事が大切。
日本語をもとにした外国語教育という事の意味は、
心の母港を与えるという事。兄弟、目上、目下などの
様々な人間関係、様々な人間がいる環境の中で日本語を
まなび、その上に英語を学ぶという事。
言葉は、心が安定している上に成り立つんだという事。
そこが、大切。
やっぱり、母語ができていないと・・。
人間の基本は母語なのです。ということでした。
だから、ラボの日本語も大切にしている英語教育は
英語だけでなく、人間を育てて行けるという事でしょう。

田島先生門脇先生は、日本にいながら母国語のように第二言語ができるのは
ラボだけと言われました。そして、ラボにいる間に、その良さを分かって
欲しいとも。
ラボッ子OG,OBアンケートより(回答者996名)得られた、
様々なデータの結果の中から、門脇先生は社会力という観点から
ラボッ子がどのように、その力を非ラボッ子よりもつけているかを、
説明して頂きました。
詳しくは、門脇厚司先生田島信元先生の書かれた、
『大人になったピーターパン』発行アートデイズ
に。書かれています。佐藤パーティラボママ(パパ)読みたい方は、
気軽に言って下さいね。

パネルディスカッションについては、また後ほど・・。
長くなってしまってすいません。
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