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<60周年記念コラム>ラボ・パーティって なんでできてる?Labo Party 60th Anniversary Special Colum

第4部 「いまの教育、なにが課題?」

第2回 子どもの可能性を「狭める」教育とは?

子どもたちの持つ「可能性」とは、学力だけでなく、思考力、自己肯定感、協調性といった「非認知能力」を含む多面的な力です。これらを阻害する教育には、主に4つの特徴があります。


  • 画一的な指導と個性の抑圧:一人ひとりの多様な興味を考慮せず、全員に同じ内容・方法を強いるアプローチです。「みんなと同じ」であることを尊ぶ風潮は、子どもが自ら問いを立て、探求する機会を制限してしまいます。結果として、学習意欲の低下や創造性の欠如を招く危険性があります。

  • 子どもの主体性を奪う関わり:子どもを未熟な存在として管理・統制し、大人の指示や意向に依存させる関わり方です。大人が先回りして問題を解決してしまう過干渉も、子どもが自ら考え、意思決定し、責任を持つ機会を奪います。

  • 挑戦意欲を削ぐ環境と経験不足:失敗をすると怒ったり、危険や汚れを避けるために子どもの活動を制限することなどです。失敗から学び、試行錯誤する機会が失われると、レジリエンス(精神的な回復力)が育ちません。成功が保証された課題ばかりでは、問題解決能力が培われません。

  • 自己肯定感を低下させる評価と知識偏重:テストの点数や特定の技能といった知識・結果のみで子どもを評価する姿勢です。そうすると子どもは失敗を極度に恐れるようになったり、自己肯定感が低くなったりします。知識以外の、思考力、判断力、創造性、協調性といった数値化できない力、つまり「生きる力」が育まれる機会を失う可能性があるのです。

知識の習得は基盤として重要ですが、それが目的化し個性を押し殺してしまえば、子どもは未来への翼を失います。大人の役割は、子どもを型にはめることではなく、失敗を恐れず試行錯誤できる環境を整え、その無限の可能性を引き出すことにあるのではないでしょうか。

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