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かみなりこぞう |
09月09日 (木) |
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9月は、このお話このライブラリーは、音もこわいらしく、今まで、たくさんの子供達が
怖がってきました。怖がりすぎると、このお話をとりあげることができなくなるので、数年前、もう少しかみなりこぞうに親しみを持ってもらおうと思って作ったのは、てぶくろ人形のかみなりこぞう。
この子がいるおかげで、どんなに助かっていることか。
プレイルームなら、まず、ハローのときから、登場させておいて、「きょうは、この子のお誕生日ね。」といって、ハッピーバースデーを歌って、友人のようにお祝いをしてあげて、十分親しませておいてから、悪さをはじめてもらいます。
今までフレンドリーだった、かみなりこぞうの豹変ぶりに、子ども達はあせるものの、その時には、紙製のおへそを洋服の上からはっておくので大丈夫。とられるのは、紙のおへそだから、痛くないよと説明。ここまでしないと、こわくてできません。
それでも、「きょうは、かみなりこぞうのお話をするよ。」とひとこといったとたん、「ぼく、ライオン。」といって、変身し、うなりつづける子もいます。プレイルームのお子さんの中には、お餅を食べるのがはじめてという子もありました。でも、みんなで食べて、美味しかったようです。
こんな時期をぬけて、幼児になると、おもち食べたさに、かみなりこぞうになることができるようになります。きょうの、幼児さんたちも、ソングバードもそこそこに、「かみなり、やろう!」と催促。
そして、いつもだったら、槍にひっかかるような嫌な場面は、別の役にかわってしまうのですが、「あとで、テューターのたこにのって、雲の上でみんなでおもちがたべられるよ!」の誘惑にのって、最後までかみなりこぞうの役をやりとげることができました。途中、村人がいないので、持ちつきは、手伝ってねといっておきました。
台風のあとの、とんでいく雲を、ガラス窓越しに眺めて、「あの雲の上に、いるんだよ。みんなで、いおう.」
”Please,eat these heso-mochi!”セリフも気持ちをこめて、空にむかっていえました。
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