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おやすみみみずくの動きがぐんぐん進化 |
11月22日 (火) |
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小学生クラスの発表テーマ「おやすみみみずく」。ここのところ、子供たちの聞き込みと意見で、毎週、目に見えて進化していく。
先々週 音楽で動きたいという小2小3男子と英語で動きたいという小4女子が、激論状態。「そこで、まだ動かないで。」「なーんで!音がしてるから、動くんだよ。」
私には、それぞれの主張の理由がとても良くわかる。主観的に音で動こうとする低学年と、全体の動きを考えて、めりはりを考えて動こうとする4年生。リーダーとしての役割を果たそうと、4年生は、背景作りにも気を配って、声かけをしているんだよということを、みんなに伝える。言われないと、自分の役までの間、ちょろちょろしてしまいがちな1,2年生は、納得気味。
結局、さすがラボっ子。動いてみてきめようということになる。
先週 音楽で動くと・・・・次の鳥との間があいまいになり、全体にめりはりがなく、一人3,4役やっているので、誰が何をやっているのかよくわからないということに自分たちで気づく。
英語で動くと・・・・・次の鳥との間が、あきすぎて、間が持たないので、何かしなきゃいけないということに、気づく。
そして、この週は、英語で動いて、間があいてしまう時間は、木にもどるということになる。木になって、みんなで声をそろえてナレーションも言うと決めてやってみると、「よくなった。」「まとまった。」との意見が、3年生からも出る。
今週 音楽CDで動く。大体みんなセリフが入っている。前回の白雪姫に比べて、短いし、男の子にも「動物」ということで、素直に入っていけるせいもありかもしれない。
そして、全部の鳥の動きが似てるねとテューターがいうと、
鳥の鳴き声図鑑も借りて、本格的な2年のTくんが、「でも、鳥は、みんな羽があり飛ぶってところは、同じなんだよな。」と一言。
私が、「でも、CDの鳴き声は、相当違うよね。」というと、「わかった。お客さんが見てっていうことネ。」と大人びた意見。
そこへ3年のTくんが、「CD,音楽になったんだから、その音の違いでジェスチャーをしたら?」と提案。彼は、鳴き声何回で、セリフがはじまるなども、もうしっかり聞き込んできているので、そういう発言も出てくる。
それをやってみると、最高にいい感じ。音にあわせて、みんなが、自分で選んだそれぞれの鳥や動物を楽しんでいる感じが伝わってくる。
3週間、毎回毎回、意見を出し合い、進歩していけるこの子達はすごい。
このクラスは、一年生も、中学一年生じゃない?とふざけて聞きたくなるほど、真摯な意見を出してくれる。ほんと、この子達の力は、すごい。
テューターから、CDをどういう風に聞いてねといわれなくても、どんどん意見が出て、こういう風にCDを聞いてくればいいんじゃないなどと、言い出すんだから・・・。
こちらが、誘導しなくても、期待以上の意見がどんどん出てくる、こんな状態で中学生までいけるといいなあ。
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