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グウィンは、め牛に何をしてやればよかったの? |
07月20日 (木) |
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キャンプ直前、この話をどうとらえてるのかなと、動いたり、話したりしてみました。はじめて、取り組むお話しを、子供が、どこまでどうとらえているのか、それを少しずつ紐解いていくのは、最大の楽しみです。
小1のMちゃんは、「どんな話?」と聞くと、
「知ってるよ!お財布を忘れてしまったの。」そこが印象に残ったらしい。
小2のAちゃんは、お話日記に、好きなセリフとして”We can't let her go.”「おいだすなんてできないよ。」を書いていました。その子の優しさがあらわれています。
心情は理解しているものの、お話の筋には、いろいろと?なことがある様子。(事前に、聞いてきて、きにいったセリフをノートに書いてねという宿題を出しておくと、動くときにも、「Aちゃんの好きなセリフだね。」などといいながらできたり、より楽しい感じでした。
さすがと思ったのは、小5のKくん。
「グウィンは、エドウィンが死んで乳を出さなくなっためうしに何をすればよかったのかな?」と聞くと、みんな口々に「元気をとりもどさせる。」などというので、「具体的には?」とたずねると、「エドウィンが歌っていたのと同じ歌をうたって聞かせる。」といいました。
なるほど~。同じ歌を歌ってもらって、大切に世話をしてもらえば、元気が出て、また乳を出したかもしれません。
他にも、エドウィンは、いい加減な性格だから、スプーンを女の人に渡してふられていたにちがいない。どうして、エドウィンは、ひとつのスプーンをいろんな女の人に使いまわさないで、次々に作ったのだろう?というみんなの疑問には、「あんたなんかいやよと、文句いって、壊すから。」という2年生の答え。
ハンサムなエドウィンだから、喜んでスプーンも、もらわれていたのか?
でも、小4くらいまでの子には、ハンサムというのもピンとこないらしい。
かっこいい人といっても、つきつめると、やっと出てくるハンサム像は、
自分のお母さんがかっこいいと言ってる人。
たとえば、サッカーの川口ですって!親の影響やすり込みって、女の子のハンサム像に大きな影響を与えそうだ~と思いました。
他にも、湖とエドウィンの家は、近かったのか?なぜ、納屋にいこうとして、湖から出てきた緑の男と会うのか?
グウィンは、帰されたおのと、さじを今までに見たことがあったのか?
牛たちは、緑の男が湖に向かっているとわかってついていったのか?
この疑問は、緑の男役の子が、牛役の子の思っている湖とは違う場所に向かってしまっていたときに、出てきた疑問でした。
ほんとに、動いてみると、深く気づくことがいくつもあるものです。
1人では気づかないことも、みんなの疑問の持ち寄りで、いろいろ考えるのがおもしろいです。
なぜ、エドウィンは、ようせいのめ牛を手に入れた後、一生懸命に働くように変わったのか?の答えは、5年生が「妖精のめ牛だから、まじめに世話をすると特別なことが起きるかもしれないと思った。」といいました。
ほんとに、よく考えるなと思います。
私は、どんな人でも、何か大いなるものから期待されると、嬉しくなってまじめに取り組むようになるということかなと、大人なりの発想をしました。
やってみての感想としては、
1年生は、めうし役は、楽しかったけれど、モーとしかいわないところは、つまらない。
泉に入るときに、気分がかわる。(これを、2年生のめうし役の子がいうのですから、感心しました。)
「どんな風に気分がかわるの?」と聞くと、いろいろ考えて「ドキドキした感じ。」「安心・・・・。」とこころのなかを、答えてくれました。
きちんとした言葉にはならなくても、何かしらを心で感じ取っているのが、伝わってきました。
一回やって、まだまだ、わかってない言葉、理解してない場面があるなと思う反面、私の気づかないこともよく感じてるなと感心するところも、いつものようにたくさんありました。
ラストは、グリーングリンをジャンプのときに「おへそが見える!」など大笑いしてやって、また来週ということになりました。
キャンプも楽しみです。
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