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プレイルームの子と絵本 |
02月06日 (火) |
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もし図書館で、絵本をすすめるなら、プレイルーム年代には「うさこちゃん」など、1,2歳児が出会う本でしょう。
ところが、その常識をくつがえすことが、このごろのプレイルームでは起きています。
うみのがくたいも、ジプタも、2歳児のプレイルームでラストまで通せるし、最近、すごくプレイでのテーマ活動が充実しているなあと思っていたら、
お母さんからこんな話を聞きました。
2歳のFちゃん。「がちょうのペテュ-ニア」が気になって聞いているとのこと。えっ?けっこう長い話なのに、どうやって?と思ったら、
「自分よりも、おばかさんのペチューニアの行動が気になるらしいんです。」とのこと。本の臭いをかぐというところにも、どうしてそんなことをするんだろうと思うらしい。
そこまで聞いただけで、すごい!と思いました。2歳の子が、この絵本をそんな風に読めるんだ!
もっとよくよく聞くと、「普通の絵本と、ラボのCDの音声付の絵本は違うようです。」とのこと。お母さんが読んでくれる絵本も、もちろん暖かくていいのでしょうけれど、音楽もついているし、長い話でも飽きずにそれなりに、聞きとおし興味も持続するという感じらしいです。もちろん、全部を理解しているというわけではなく、自分の興味のあるところを、集中的に聞いているのでしょうけれど・・・。
ラボライブラリーって、2歳児にこんなお話理解の可能性を与えているんだ~、これって、絶対すごいことだと思いました。
いつだったか、ベビーサインがあれば、おしゃべりできない子も、サインでコミュニケ-ションできるというのを聞きかじったことがありますが、ラボライブラリーがあれば、単純な内容でない物語も、小さい子と楽しむことができるというわけですね。
だから、プレイでも、こんなに一話通して、動けちゃうんだと納得。
同じ二歳でも、ラボに入ってない子は、こんな体験はできないと思います。
プレイのお母さんたちと、絵本について話すのも楽しいです。
きょう取り組んだ「うみのがくたい」について、ラストは鎮魂歌なのかということで、話しました。結論は出ませんでしたが、自分のこころが感じたことを素直に話し合えるのって楽しいです。
おすすめ絵本
「リベックじいさんのなしの木」岩波書店 テオドール・フォンターネ文 ナニ-・ホグロギアン 絵 藤本朝巳訳
幼児クラスで、読みました。私が、内容と色調を気に入ってしまってよんだのですが、いあわせてくださったママも気に入ってくれて、「いい絵本ですね。」「いいでしょ~。」と話して喜びは二倍でした。
中学生クラスも、熱かった!
「私たちは、動きから入るテーマ活動ではなくて、気持ちから、伝えたいことを考えてから、それを伝えるために、どう動くかというテーマ活動をやりたいの!!!!!」と力説されました。
そのためには、あしたラボだから、動きを考えようっとというのでは、考えつかない、一週間全部使って考えなきゃだめなんだからね!!!と力説してました。
ほんとに、私がいいたかったこと、いってくれてありがとうという感じでした。そこまで求めたかったけれど、求めすぎてもなあと思っていたのに、子供ってほんと一歩確実に成長してます。
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