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受け入れした子が、日本に詳しい そんな時に伝えられるのは? |
07月01日 (日) |
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箸も使える、カラオケも慣れていて一人でもいける、そばが好き、J-popにもやたら詳しい
そんなカナダの16歳に、日本を伝えるには?
カナダのトロントから来た16歳のノーラ。
いわゆる日本らしさのような、カナダらしさなんてないと話す。
自分は、カナダやアメリカの音楽より、J-POPが好きだし、という。
それでも、いろいろ聞き出すと「多文化」が特徴とのこと。
だから、自分は日本の文化にも触れることができて、こうして将来日本のバンドのマネージャーがやりたいと思うまでに、日本に興味を持てるような環境だったということらしい。
でも、彼女のいう日本は、かなり限られている。
完全菜食主義なので、カナダの日本食レストランの、そば、てんぷらは食べなれているということで、「自分は、日本で食べるのに困らない。」という。羊羹、大福も好きで、食後でも2個はいける。
でも、???わたしたちって、つゆなしそばや、野菜のみのてんぷら、羊羹を毎日食べて暮らしているわけではないなあ。
音楽でも、私も娘も知らないような、バンドの大ファン。
それを、職場で話したら、上司が「それが日本ってわけじゃあないし。」とひとこと。
そのとおり。でも、村上春樹を英文で読んでいて、七夕だってもちろん知ってる子に、何を日本として伝えられるんだろう?
生まれも育ちも東京の新興住宅地、現在もそんな環境に住む私には、
「日本人として暮らしている」なんていう意識が、まったくなかった気がする。
茶道、華道、書道、着付け、いづれも少々たしなみましたが、人を感化できるほど、それに熱中しているわけではない。
前回の受け入れとは、また違った意味で、いろいろと自分を見直す必要にせまられています。
でも、受け入れは楽しい!きょうは、卵もバターも拒否して暮らす彼女のために、一緒にケーキをつくりました。写真は、パイナップルカップケーキのレシピ。卵アレルギーの子にもおすすめできます。
なかなか、おいしかったです。
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