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フリーダムライターズ |
08月09日 (木) |
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学校でも自分たちと違う人種とは距離をおいている。白人、ラティーノ、黒人、アジア人。みんなが、ほかのグループに背を向けて、サークルを作り談笑。そして、一発触発で、暴動、けんか。
こんな、いたたまれない現状を、一人の先生が変えることができた。
高校生たちが、自らの持つ内面のナイーブな問題、気持ち、それをノートにつづりはじめることで、外見や、切れ切れの会話の言葉だけではわからない自分を、先生の前に出し始める。
そして、自分をとりまく、つらい現実。路上暮らし、父親の暴力、そんな家庭より、ここ、203教室が自分の唯一の心の休まる場所とかわっていく。
これは実話を映画化したものだけれど、一族から、はじめての大学進学者になった人たちもたくさんいたそう。
何より、素敵なのは、ミスG(先生)が、荒れる教室、子供の心にぴったりなものや話を、授業のカリキュラムにこだわることなく、すっと提示していけること。
ホロコースト博物館でのシーン、サイダーをシャンペンにみたてて乾杯するミスGの演出。
見失ってはならないものを、きちんと知っている大人って、こんな風に、自分のアイデアを打ち出してくることができるんだな~と感心する場面がたっくさん。
感動する場面がたくさんあったので、忘れないために本も買いました。
今、読みかけていますが、高校生たちの書いた生の文章にも、また感激。
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