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幼児クラスの「自分にもどっちゃいけないんだよ。」 |
09月26日 (水) |
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年間計画にいれても、去年は見送ってしまったような話に、今年は、次々ととてもいい感じで取り組めます。
みにくいあひるの子やトムティットトット。
みにくいあひるの子は、数年前は、たまごにはなんとか興味をひきつけたものの、そのあとは、「柵になってるの。」といったまま、怖いのか、ほかのあひるも雁も全部、テューターの独演だった。
話には興味をもってくれているから、まあよしとしようと思ったものです。(ちなみに、柵をやっていた子も、今では、トムティットトット役を大熱演するようになっています。)
アンデルセンの力?と、不思議なパワーを感じてしまうほど、この話は、幼児の心にさくっと入った様子。
細かい場面で、ひとつひとつ、CDにぴったりの動きをして反応している。
たまごの殻に入っていて、割れてでてくるのも楽しいし、
おかあさんあひるの後ろについて歩きつつ、ぶついかるのも楽しい。
猟師になって雁を打ち落とすところに魅力を感じる子もいれば、
百姓屋で、すみっこのほうに、あひるの子役たちが、かたまっている姿も臨場感がある。
何よりすきなのは、白鳥になって飛ぶ場面。やりたい役も、いつも「白鳥」といいながら、あひるの子をやっているし。
ライブラリーひとつあれば、こんな風に幼児だって取り組めるんだなとライブラリーの威力とそれぞれのご家庭がおうちで聞かせてくださっていることの底力を再認識。
CDにこころの動きをそわせながら、ときどき「自分にもどっちゃいけないんだよ!!!」と、友達にもいいながら、ひとつの世界を共有していける、この子達がすごいなと思います。
テーマ活動の約束というのが、わがパーティには、小学生クラスから発生し、それが合同練習のときに幼児にも伝わってきました。
中のひとつが「自分にもどらない」これは、お話に集中したいときにとてもわかりやすい、効果のある約束ごとになっているようで、子供たち同士で「「○○、自分に戻ってる~」など指摘し合っています。
(ちなみに私も、大事な場面で、注意するためにテューターにもどると、いわれてしまいます。テューター、自分にもどってるよ!と。)
夏前は、役選びを悩むタイプだった子も、お泊り会をこした影響もあるのか、さくさく、「はくちょう」「おうさま」それから、テューターがほしいなあといったら「窓じきい」にも、なってくれている姿にも成長を感じます。
テューターがお話たどりでトムティットトットが名前を「メシュセラ?」とあてる場面で、ふざけて、その子の名前をいうと、なぜかいきなり幼児たちから「欧米かあ!」といって殴られました。
テューター業、面白すぎます。
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