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5年前の小学5年生のとき、タイムカプセルを埋めました。
お引越しをするHちゃんとの思い出にもなるという思いで埋めたのが、なんと、5ねんたってまた引越しして戻ってくることになりました。
そして、きょう、6人が集まって掘り起こすことに!(残念ながらHちゃんのお引越しは明日なので、そろわなかった・・・。)
本当に掘り起こせるのかな?とわくわく。はじめは、なかなか出てこなくて、あせる。
黒一点のY君が、大きなシャベルでがんがん掘ってくれる。
カチッとシャベルの当たった先に、銀色の箱が見えて、やっと引き出すことに成功!
中身は?新聞は、さびがしみていてものの、二重にした缶は完全保護されて無事。
幼かった自分の写真、文章、好きだった子?いろいろのっていて、
幼かった自分に出会えて、きゃーきゃーいっていました。
5年前は、どんな子だったかな?★印で思い出してみました。
みんなの感想~。
タイムカプセルが潰れてなかった事に何より感動した。(ちゅう)
★今は、本質的な何かをつかみとってこれる子。その当時は、
ふんわりふんわり、本能的、直感的、動物的感もある子だったけど、まだラボ活動と自分の焦点をあわせられないときもあったな~。
今は、合宿等でも信頼感があります。成長したなあ!!!シニアメイトもがんばろうね。
またみんなが集まる機会ができてよかった。(おちこ)
★最近は、どこへいっても「しっかりしてる」といわれてるらしい。
小5の頃は、しっかりしてた?!けど、まだまだ全体を見渡すことはできてなかった。今は、テューターのいうことより、彼女のいうことを小さい子たちが聞くくらい、声もとおるし、ひきつけるパワーがある。
前評判だけでなく、伝説のシニアになってほしいな。人間として、交流も英語もリーダー力も、底力をつけてね。それには、まだまだいろいろ経験してほしいな。
自分の字が幼くてびっくりした。(もも)
★小5のころは、ももちゃんが一人パーティにいれば助かる~という気が利く子でした。小さい子にも優しいのに、しっかりきっぱり。小さい子のお母さんから信頼度も抜群でした。
再び出会ってみると、気が利くのは変わらない。この間、お母さんから、「もっと大人しくて発言できない子だったのに、今は自分を出せるようになり、ラボのおかげ。」などとうれしいことをいってもらいました。バレー部、大変だと思うけど、中身のある子なので、きっと文武両道で成長していってね。また5年後が楽しみ。
五年間、いろんな面で成長してた★(とも)
★美的センス。きらきらしたもの、ラボグッズ、本など、素敵なものが好きな子でした。そして、わんぱくな小さい子にも、目線をひくくしてわかるように話しかけてあげてたな~。なんて思い出します。
高校受験を前にして、くれた手紙が、ほんと成長してて感動しました。5年後は?仕事は、何か美術館の受付~とか、画廊とか、そんなイメージもあります。自分のセンス、感覚を大事にして素敵な女性になってほしいな。
また五年後に皆で会って、今の事を話してみたい♪(あすか)
★マイパーティ内で、小さい子からファンの多い子でした。小1のころは、まだまだ気の弱いところ、キャンプにいっても泣いてしまって、ロッジのテューターが心配して、私のロッジまで連れてくるくらいだったのに、そういう意味では強くなったな~。
パーティの発表会の練習など、自主的に早く集まっていろいろ考えてくれたり。留学生とも仲良しになったり、受け入れもしたし。
今、目指しているものがしっかりある子なので、自分の中のタレント、才能を信じて、強くなってほしいな。ちなみに、私は自称ファン一号。
雑用でもけっこう楽しかった。またこういう会が開けたら、いいと思う
(優介)
★小5、6となかなか、男の子は難しい時期をすごしてました。そのころから比べると、今は、「優介君みたいな子に育ってほしい。」と思ってくれる親御さんもいるくらい。
ほんと、彼の成長の奇跡は語りつくせない。身長と同じくらい成長したと思います。
これからも、ラボ越智Pよろしくね~。シニアメイトもがんばろう!
そして、このメンバーで、スプリで覚えてきたバファローギャルをやりました!
若いのに、息切れしてるように見えたのは気のせいか?!
私は、これからも子供たちの個性をしっかり見つめて、必要な機会を与えて、成長するのを見守りつつ、いっぱい語りたいし語ってもらいたいと思います。
本も、英語も、交流も、なにより子供たちががんばって成長する姿を見るのがなにより好き。これがライフワークかな。楽しみつつがんばろう。
これからは、最強の越智パーティづくり、新高1の子達も大きな力を発揮してくれるでしょう。
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スプリにはじめて参加した、新小6、小4の姉妹。
大きい子が多いしどうなるかなと心配していたにもかかわらず、
もう、お土産話がとまらなくって、それもめちゃめちゃ楽しそうで、
話が終わりませんでした。
ロッジエールのこと、そりのこと、雪にうまったこと、エイプリルフールでうそをついたことなどなど。
そして、しっかり水曜メンバーに「バファローギャルズ」をてきぱきと
教え込んでくれました。
もう一つ感動したのはおみやげ。
お姉ちゃんのYちゃんは、「ブルーベリーあめ」妹のAちゃんは、
「みんなあめだから、クッキー」と違うものを買ってきてくれました。
雪の残る中、Aちゃんが、ひとりでパーティへのおみやげを買いに、あの売店まで歩いて行ってくれたかと思うと、なんだかジーンとしました。
小さかったAちゃんが、こんなことをしてくれるようになったんだと思うと感動。
キャンプにいくということは、いろいろな経験をしてくるということ。しっかりフォークソングも覚えるということ。
いろいろな人とたくさん関わって、その分、成長もしてきたのがとてもよく伝わってきました。
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明日は、第一世代の子供たちの中学の卒業式。
という本日、インターンのエリックがパーティに来てくれました。
ラボママからも、「いい子ですね~。」といわれたように、
さわやかで優しくて、その場にいるみんなを幸せにしてくれる感じでした。
一年、日本で過ごすというのは、どんなにか大変なこともあるだろうと思うのに、「大丈夫!」とすべてに笑顔。
その姿勢に気づかされました。自分が大丈夫って思えば、乗り越えていけるんだということ。
単純なことだけど、勇気をもらいました。
やっぱり出会いってすごい。
もうひとり、ラボっ子ですが、その子が卒業を間際にして、
やったことに、本当に勇気をもらいました。
恥ずかしいとか、だめかもしれないとか、かっこわるいとか、
その結果、自分がどんだけ消耗しちゃうだろうとか、
そんなこと考えたかもしれない。
でも、それを乗り越えて行動したこと。
すごい!私だって、何をも恐れず進まなきゃって、思えました。
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水曜日クラスでは、「まよなかのだいどころ」に取り組んでいる。
音楽や、セリフのテンポの良さに、この話をとても楽しんでる小学生たち。
子供たちが、この話に感じているものは何なのか、テーマ活動の動きやセリフは楽しんでいるものの、私には、いまひとつ伝わってこない。
コックさんが太っていて、なんだかやさしそう、遊んでくれそう。という印象でお話をとらえる子もいるし、絵本では、裸のシーンにとくに低学年の女の子が、きゃーと目をそむける。
そんな場面はあるものの、あなたたちは、何を感じているの?と私がとらえる手がかりにもなるかと、センダックの他の絵本を読んでいくことにしました。
きょうは、「まどのそとのそのまたむこう」。みんな、じっくり聞いてました。
なぜ、ひまわりが急に伸びるの?とか、この船は何?とか、読み終わったあとに、みんなでいろいろ絵本についておしゃべり。
そののりのまま、「まよなかのだいどころ」の絵本も開いて、おしゃべり。
すると、先週までは出てこなかった感想が、いろいろ出るようになりました。
子供たちには、三人のコックさんを、各ページで見分けようという根性があるのがすごいと思いました。
ひとりひとり、絵本以外のセリフもいってみることで、もっとこのお話に入り込み始めたきがします。
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なんだかんだいって、安定した点数がとれるのは「英語」らしい中三の娘。
どうして英語ができるのかなと問うと、前は、「私の英語は、
国語力。わかんない単語とか、推測してるだけだもん。」と答えていたのに、最近になって、「ラボじゃない?」とひとこと。
どうしてラボ?とたずねても、「わかんない。」
私がラボを始めたころ、事務局が「ラボの子って、自分がラボで英語ができるようになっているという実感がなくてねえ。実際には、ラボをやってるから、あんなこともこんなこともできているのに。」とぼやいていたのを思い出します。
最近、読んだ本に、英語を話せるようになるには、
使う場面がよくイメージできるようなセリフを、センテンスで使われている文脈の中の英語として、とらえるのがいいと書いてありました。
日常、耳にするものも、発表のために暗記するものも、センテンスどころか、物語をまるまる一つ、ということを、自然に小さいころからやってきたわけですから、能力も高まっていることでしょう。
受験に関しては、一環して自立した受験生である娘。
中2でのホームステイから帰ってきてから、親業が何事にも楽になっています。
塾に通いはじめたのも、中3の夏のカナダのノーラの受け入れ後。ラボっこ精神のあらわれなのか、スタートは遅くても、みんなと打ち解けるのには、全然時間はかからなかったようです。
受験にもホームステイは、お勧めといえます!
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「赤ちゃん、成長の不思議な道のり」というNHKスペシャルを、たまたまみて、内容に共感するところがありました。
英語を母国語とする親を持つ9ヶ月くらいの赤ちゃんに、ビデオで中国人のお姉さんが楽しくぬいぐるみと遊んだりしているのを何度も見せる。
見せたグループと、見せないグループとで、中国語の音声の聞き分けの脳の回路ができているか、調べるというような実験。
9ヶ月の子は、複雑な中国語の発音を聞き分ける能力があるにも関わらず、ビデオ(楽しそう内容)を繰り返し見せただけでは、音の聞き分けはできるようになりませんでした。
でも、次に、ビデオのお姉さんが、実際遊んでくれる体験をするという実験もすると、なんと、聞き分けできるように脳が発達していました。
つまり、言語、音声を聞き分ける能力は、ビデオでは育たず、実際の人とのかかわりの中で育つということ。
プレイルームに、一歳になったばかりのお子さんが入会なさったので、それについてお話をしました。
ラボでは、CDを流しながら、実際にお母さんと子供とがナーサリーライムやお話を口ずさみながら遊ぶから、これは人との関わりのなかで身つけているということで、とてもいいんですよ、と。
親が英語をばんばん話さなくても、CDが流れている中で一緒に遊んでいれば、PRの子供にとっては、英語を母語的習得していることになっているということは、数年前から気づいていましたが、こういう意味があるからなんだと、あらためて知りました。
「人の子の音を聞き分ける能力は、実際の人との関わりの中で育つ」
それが、大好きなお母さんが関わってくれるプレイルームであれば、
なおさら楽しく身につくわけです!理論的にも納得。
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シルベスターに取り組んでいる火曜日グループ。
みんなに、この小石はどこから来たのか、問いかけてみました。
Y君「隕石。赤いちり。魔法がこめられている赤い星。雨の冷たさに冷えて、破裂して、川におちて、破片が流れきた。奇跡」と話す。(たしかに、絵本では川のそばで見つけてますね)
小3で、こんなに理科に詳しいだと感心していると、「絵を見て思ったけれど、麦谷村は、平野と山。農作物 谷があるはず。」
子供って、よく絵をみているな。(そこまで、観察するんだから、絵本も、ちゃんと描いてくれてないとだめですね。)
みんなも「谷」という言葉が入っているし、いちご山は「山」っていってるから、地形はああだこうだという話になってくる。
なんで、「魔法」だって、シルベスターは、すぐ気づけたのかな?という質問にも、さくさく答える子供たち。
そんなときに、K君。「そうだ!流れ星にお願いすると、かなうっていうでしょ?赤い石も、もともと流れ星だったから、願いがかなうんじゃない?」と発言。幼稚園生、さえてるぞ!
Mちゃんも、負けてない。
私が、「どうして、持ってないと願いごとがかなわないの?」と聞くと、「石には、英語とか日本語とかっていう言葉はわからない。でも、触れていれば気持ちで、通じ合えるから言葉がなくても伝わるから。」という。
作者のスタイグさんが、そこまで考えていたのかどうかはわかりませんが、子供たちの解釈、謎解きの能力の高さに驚きます。
こうやって、子供たちは、大人たちに内緒で、いろんなところで、いろんなこと考えて、知恵を使って大きくなっているんでしょうね。
ラボやっていると、子供たちの秘密の?考え方を、聞き出すことができて楽しいです。
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インターンのレイチェルと日本のお正月を遊ぶ会をしました。
昨年から、アメリカやカナダの青少年と交流する機会に恵まれている子供たち。
インターンからも、アルバムを見せてもらったり、遊んでもらったり受け取るばかりなので、今回は、将来の国際交流も視野にいれて、
「自分たちも、何か紹介しよう!」ということをテーマに掲げてみました。
インターンの立場からすると、はじめて会って、二度は会わないだろう小さい子達と”Nice to meet you"のようなあいさつをする時間を延々と持ってもつまらないだろうなという私の推察もあり、何かもっとお互いに楽しいプログラムはないかなと企画しました。
日本のカルタ、福笑い、坊主めくり、この三種類をグループわけして、どのグループも全部を遊び、インターンにも全部の遊びをしてもらいつつ、どのグループとも交流を持ってもらうという企画。
もう一つは、事前に小さい子も含めて「自己紹介カード」をつくってくるもの。
言葉だけで、紹介しようとすると難しくても、自分の好きなものの写真等をはったカードを見せて、みんな少しずつインターンとお話する時間を持ちました。
お正月の遊びは、私の予想以上に、インターンが本気で遊んでくれたこともあり、どの子も楽しかった様子です。
インターンも、一緒に遊ぶと、子供側からの遠慮がなくなり、コミュニケーションがとりやすいといっていました。
紹介も、私がサポートしなくても、小学生は、自分でいろいろ伝えていた様子でした。
昨年の二度目の受け入れで、私自身も、親しくなるには、お互いに交流を楽しむには、どんなことが必要か、ポイントとコツをつかみ、子供たちも、自然体で、そして誠意をもって、関われる子達に育ってきています。
この子達が、キャンプ等で出会う、自分とは違う国の友達と、どんどん仲良くなれる基礎となる体験をさせているつもり。
自分の世界を、どの子も、どんどん広げてほしいと思います。
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三月にパーティで「おはなし広場」をやる。そのテーマは、新刊から選んでねということで、きょうは、まよなかのだいどころをやってみた。
ラボをはじめたころから、この話は、みんなに読み聞かせてきた大好きなはなし。
でも、やってみると、なんだか私にはわからないところも。
落ちてきたミッキーを、自然にこねてしまうシーン。なんで?!
子供たちの解説によると、
パンやさん「あれ、ミルクは?「ない?」「じゃあ、ミッキーでいいや。」という感じでしょ?とのこと。
ミッキーがねりこから飛び出したら、あわててまた最初どおりの
ミルクがほしくなったとの解説。理屈をこえて、すべてを自然に解釈してる様子。
小5の三人が、パンやさん。小3の二人が、ミッキー。
パンやさんたちは、音楽にあわせてエアロビのまねのような動きをしていて、ぴったり。
ミッキーは、ねりこを少し食べてるし。
おはなしひろばのテーマは、自分たちのグループは、これと「ピエールを選びたい」とのこと。
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新刊より、何がやりたい?と聞くと、幼児と低学年中心のこのクラスは、「シルベスター」を選ぶ。
役は、幼児二人が、シルベスター。この話は、実は、シルベスターが岩になっている時間が長い。
Kちゃんは、みんなが関心するほど、ずっと岩のまま。
途中、みんなが想像したいろいろなシチュエーションを付け加えて、
いろいろしゃべると、おかしそうに「くっくっ。」と笑う。
みんなで「岩を笑わせちゃだめ。」とかいいながら続ける。
最後は、Kちゃんは、背中にのったお皿をみごとにひっくり返して、シルベスターにもどる。
もうひとりの岩、K君は、なぜか岩の姿勢のまま。みんな「?」
なんと、眠ってしまっていました。
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