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なんだか胸があつくなりました。
ラボっ子家庭と、我が家にそれぞれ、日本語研修でホームステイする子が決まりました。
二人とも、日本の家庭を体験して、親しくなろう、なれようという気持ちがとても強い子でした。
その熱い思い、文章を読んでいると、ふっと、「そんな遠くから、16歳のこどもが、日本への思い、ホストファミリーへの思い、自分を信じてトライする気持ちをもって、勇気と一緒に飛んで来るというのはすごいことだなあ。」と感情が私の中にわきおこってきました。
当たり前のように、ラボでは毎年、繰り返されていることですが、
全然当たり前じゃないよ、来る子もいく子もすごい。(受け入れてくださるラボっ子家庭もすごい。)
その思いを受け止めて送り出したいし、暖かい気持ちで受け入れたいと
再確認しました。
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今年の春から、新小5の子達を、JRにつれていっています。
吉祥寺という場所がら、井の頭公園でのピクニック経由で参加。
いけば、一番、小さいので、パーティの中では、大きいほうの、この子達も甘えられます。
最初は、中高生のSBやフォークソングのキャンプなみの激しさにのまれていた女の子達も、帰り際に、姿勢を低くして「来月も、来てね。」と話し掛けてくれる高校生の女の子の魅力もあってか、毎回参加。
お母さんによると、憧れの先輩もできてきている様子。
とりあえず、楽しく参加できていればいいと思っていたのですが、
成長の芽を見つけました。
きょう、パーティでJRでならった新SBをやろうとしたときのこと。
私が繰り返し説明しても、やったことのない2,3年生には、全員で輪になってやっているだけではちょっとわかりづらかったらしく、5年生から
「私達が、ひとりづつ教えればいいじゃん、わかれてさ。」と発案がありました。
わかれて、優しく教えてくれたら、即、出来るようになりました。
教えている姿に、また一歩、成長をみました。
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ワフ家に取り組むこのごろ。
一人の男の子が、テキストをみていて、likeの違いに気づきました。
最近、辞書をひいたりするようになっていたのですが、
自分の知っているorangeという単語が、みかんという意味と、オレンジ色という意味があることを理解していると同時に、
likeにも、日本語のセリフからして、もう一つ意味があるのではないかと
気づいて、辞書をひきました。
そして、自分で「好き」という意味以外に、「みたいに」という意味があることを、はっきり確認してました。
ラボライブラリー、良く出来ているなと思ったひとこまでした。
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黒姫キャンプの説明をしてねと、小6の男の子に投げかけてみた。
本人、小1で絶好調で参加、小2で不調?!その後、参加せず。
でも、小5で説得して参加。けっこう楽しそうだった。
そして、今年、まだ参加したことのない子に、説明してもらおうかなと
おもったとき、ぼそぼそっと一言この発言が。
えっ?つらくて?家が恋しくて?
身長も、私を追い越しかけていて、よくある高学年の男の子状態に突入している彼の真意をはかりかねて、顔をのぞきこむと、つづけて
「別れの日には、泣くね。」
「泣こうと思わなくても、泣けてくる。」の二言。
このセリフをきいて、私は感動して心の中で泣きました。
そして、中学生たちが次々とクラスにやってくると、「きいて、きいて!」と、この出来事を語りまくり、中学生もにこにこでした。
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発表会も終わり、ちょっと落ち着いて何かしようかと思っていたら
中学生クラスでは、本気か冗談かわからない提案がどんどん。
1 いろんな話のトラック1のみを集めたMDをつくり、どんどん、動く(?!)なんのためかな。
2 小さい子に、テーマ活動の楽しさを伝えられるような、キャラの濃い?
お話を選んで、パーティの小さい子の前で発表する!
とりあえず、発表後に気が抜けるということもないようで、夫からの差し入れのたこ焼きとお好み焼きを、礼儀正しくたいらげ、お皿もきちっとさげた中学生たちでした。
受験だけど、もうしばらくやるよ~、と子ども達。
ラボでいままでつちかってきたものは、受験も、英語のテストもきっと通じるよ!
それを気づけるようにサポートしていくつもり。
こんどの夜食は、先日の地区研でならったタコライスにでもしてあげようかなあ。
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15日の発表のあと、おはなし日記に感想文を書いてくれた子がいました。
あまりにかわいいので、本人の了解をとってのせます。ちなみに新小3の女の子です。
わたしは、「ナレーション」をでわすれました。でもおねちゃんが(原文のまま)声なしでおしえてくれたのでおきゃくさんにもきづかれなかったし
とばさないですみました。
わたしは「山おかだゆう」のやくをやりました。Mちゃんとやりました。
わたしはいっぱいれんしゅうして夜の10じくらいまでなきながらやりました。 するとほんばん、らくしょうでした。
こんどは、なにもまちがえないでやりたいです。
さい後のCとY(中3)がもうすごすぎてたまりませんでした。
わたしはCIちゃん(新年少)と手をつないでいました。そしたらCIちゃんがFちゃん(PR)をちゅういしていて、もうすごくびっくり!!わたしもちゅういされそうでした。
さい後、YとCがおちパーティにいてよかったと思いました。
「YとC,ありがとう」わたしはこんなにぶんがうまいし、えいごがすきです。それはラボをやっているからです。
わたしは、ラボのおかげで「むずかしいことでもれんしゅうすればできる」その気もちがたいせつなことをしっちゃいました。それは、Tがわたしのことをここまでひっぱってくれました。
ラボやってないこはそんだと思います。わたしはYにとってはあかちゃんです。なので、あかちゃんをぐんとせいちょうさせておとなにさせたいです。なので、これからよろしくおねがいします。
楽しかったです!!
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安寿と厨子王の発表が終わりました。
難しいテーマの発表に取り組むにいたる経緯、
動き、また聞いてきた小学生の声をひろい、それを中学生たちに伝えて、表現として生み出していく過程。
それを、じっくりと見てきたので、今回の発表は、うまく実ったなあと
感慨深く思っています。
何人かのおうちの方から、良かった、泣けたよ、という感想もいただきました。
こども達は、「次は、明るいのをやりたい。踊れるのもいいね。」と話し始めています。
発表会の場で感じたこと。
フラットな場だったので、待ちの休憩時間に、パーティの小さい子と、他のパーティのラボっ子が一緒に遊ぶ(大学生に、声をかけてもらって遊んでた様子)光景がみられました。
それを、小さい子のおうちの方が見て、初めてあった大きい子に気さくに遊んでもらえるのがいいですね~との感想。
また、キャンプソングを明るく舞台上でやって、みんなをのせた高校生のことを、プレイルームのラボパパが、とても気に入ってくれたとのこと。
どちらの子も、同じ地区なので、私は知っているのですが、
嬉しくなりました。
「そうなんです!あの子、いい子なんですよ~。」と伝えつつ、自分の知っている子に、他の人がであってくれて、それもとても良い印象を持ってくれたということ。
これが、ほんとに嬉しい。そして、人と人が出会うと、喜びが生まれるんだなとあらためて感じました。
それを、日本語だけでなく、英語でも出会いたいから、出会ってほしいから、自分はテューターをやっているのかもしれないなあ・・・・。
こども達にも、英語を使って出会って、うれしいな~、たのしいな~という体験をいっぱいしてほしいと思います。
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良かったことも、いっぱいあったな~、とけっこうのん気にかまえてます。
といいつつ、多くのテューターの方と同じで、眠れなかったりするんですよね。
1 中学生が、ほんと、ひっぱった!部活で、来れないときは、それを補うべく小学生クラスに参加したり、自分のナレーションやセリフは完璧にしてきたり。
2 今まで、ナレーションを覚えるための練習をしなかった子が、自分で書きうつして覚えてきた。
そのうえ、「言える」ことが嬉しそう。
3 自分の覚え方、英語を聞き取って発音するやり方を習得して、一人で出来るようになった子がいる。
4 小学校低学年で、次の場面への動きの転換など、びっくりするほど良くわかっている子がふえた。(私だって忘れてるのに。体で物語を覚えてるんだな。)
5 幼稚園の子も、「安寿と厨子王」というとっつきにくいテーマに興味をもって、気持ちのおもむくままに、日替わりで、いろいろな役になれた。
あんじゅ!って言ってても、波役の小学生たちが上手でおもしろそうだと、どんどん役をかわってしまうのも、みんなで良しとしました。
6 4月入会の小学生も、即このCDを購入して、仲間に入れた。そのうえ、木や壁、波になることに、抵抗もなくすんなりと入れている。すごい適応能力に、感心。
7 小学校高学年の子のテーマ活動の力がついてきてること。
トラックナンバーをいえば、即、音楽やセリフ、そして動きも出てくる。
表現をあらたに考え出すことも、感心するほど出来るようになってきた。
あと、心配なことは・・。
パーティでテーマへの興味がわくように投げかける、そして子供たちがどんどん答えていく時間。
この時間にいた子といない子では、お話への入り込み方が違う。
動いていて表現を思いつき、それをみんなに投げかけることの出来た子と出来ない子、ここにでも差が出る場合がある。
参加時間の問題でもあるけれど、これを解決するには、小学生クラスの時間配分の練り直しと、個別のノートの宿題の習慣化の徹底も必要かもしれない。
でも、なにより、今回、何人かがやる気をおこすきっかけになった、中学生からの、励まし?の電話。こんなことが動機づけや継続には大事。
仲間との関わりを楽しくしてあげること、楽しい、充実してると感じさせてあげること、これが原動力。
今回、セリフがうまく出ない子は、「調整が間に合わなかった。」という種類の問題で、この次は間に合うはず。
そして、声が小さい!この課題は、水曜クラスは、山岡太夫も、ちょっとしたゲームをやることで、練習の何倍も大きな声が出ていました。
これが、本番でも出ますように!!!!!
指先までの動きと、表情。これは、表現力のついてきた小学生たちに期待しましょう。
ここまで、取り組んできて、ほんと楽しかったし、こども達、すごい!!と
思う場面に出会えました。
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きょうのプログラム。イースターを意識して、ちょっと工夫をしました。
ネームシールの好きな色を選ぶのはいつものこと。
事前準備として、たまごをゆでて、まだ暖かいときに、白いクレヨンでその子のお名前をかいておきました。真っ白なたまごに、白いクレヨンなので当然、文字は見えません。
でも、食紅等でつくった液にいれると、英語でかいた名前が浮き出す仕組み。
赤、黄色、水色、好きな色の液を選んで、卵をつけ、持ち上げると、自分の名前がくっきり白く残ります。ネームシールと同じアルファベットが浮き上がる仕組み。
4歳児さんだったので、たぶん、自分の名前をすぐに読むことはできないと思いますが、とっても嬉しそうにしてくれていました。
帰りにおみやげにしてプレゼントすると、一人の男の子は、
卵の英字を嬉しそうにながめながら、ABCの歌を口ずさんでいました。
ちょっといつもとは違う文化の香りを感じてくれたのかな~とうれしくなりました。
もちろん、お話、Stop、Taro!も、はじめての家で緊張しながらも、
とけるアイスを気にしながら、英語のセリフもちょっといいながら、
無事、ゆきちゃんちにたどりつけました。
はじめての子でも、こんな風にお話のCDでごっこ遊びができるし、自然に英語を口ずさめる。
そんな風に、作られているライブラリーの存在をたのもしく感じた体験スクールでした。
参加してくれた二人も、とってもかわいかったです。
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今回の発表会前の練習のつめかた。
いつもと違うな~。分析して文章にするところまでいかないのですが、違うんです。違うことが不安。
でも、そういうときは、いい要素を集めます。
きょうも、火曜クラスの5年、T君が、危機を察して?水曜クラスにもきてくれました。
先週は、声には出さないけれど、彼の心の中の「違うんだよ~。」という叫びが私には聞こえてきました。
今週は火曜も水曜も、ちょっとすっきりした顔をしてるので、
「もういいの?思いと違うところはないの?」とたずねてみると、
「違うところも、それでいいって思えるようになったから。自分で、考えつかないところもあるし。」という返事。
一番、気持ち悪かったのは、CDが流れてるのに、みんなが集中してなくて
違う動きをしてるころだった様子。そうだよね、わかります。
今週は、みんな、すこし集中してきたね。
新小3のAちゃん。聞き取りレッスンをしてみると、自分でかいてきた
自分の担当の英日のナレーションのところから、大発見をする。
ひとつは、theが二回出てきているところは、同じ発音なのでは?と推測できたところ。
もうひとつは、私が、ザッと、お母さんに説明報告してほめると、
「ダッだよ。」と自分の耳で聞いた音にすかさず訂正したところ。
新小2のMちゃんも、先日の合同練習の動きを、すご~~~く良く覚えていて、音にあわせて、ぱっと向きをかえたりということができる上に、
「ここは、運命の分かれ道が、最後の場面になって、一つになって・・・・。」と私でも、ちゃんと理解できてなかった中学生のことばを、体で表現しようとしているとこがすごい。
男の子の厨子王パワーが炸裂している火曜とはまた違う、落ち着いた感動のもとを提供してくれます。
反省としては、聞き取りレッスンが、やっぱりすごく効力をはっきするのだから、先週の火曜、参加者ゼロは痛かったな~~、ということがあげられるかも。
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