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明日、みんなの前でスピーチする原稿を見せてもらいました。親として、
よくここまで書けるように成長したな・・と感慨深いです。
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私がはじめてラボに出会ったのは3歳の時です。もう10年も前のことなのでほとんど記憶にはなく、気が付けばいつもそばにラボがあったという感じでした。
私はときどき、ラボをやっていなかったら私はどんな中2の女の子になっていたのだろうと考えてみることがあります。
小さい頃の私は引っ込み思案でした。ラボのキャンプに行っても母から離れられず、ずっと母の足にしがみついてばかりで、今の私のような学級委員をやったり、行事の実行委員長をやったりするような子になるとは、両親も予想外だったと思います。
私がこんなにも積極的で、人前に出て話をすることや、人と関わることが大好きな性格になれたのはラボのおかげです。
私はこの10年の間に、黒姫サマーキャンプ6回、ウィンターキャンプ2回、スプリングキャンプ1回、ファミリーキャンプとへいぐんキャンプにも1回ずつ参加しました。そして毎回毎回、全国各地で友達を作り、特別な思い出とたくさんの名刺を手に入れてきました。そのキャンプ一回一回で私は成長し、引っ込み思案な子から今の私へと少しずつ成長してきたのです。
キャンプだけではありません。パーティでも、ラボ屋の私は常に最年長で、私には妹や弟がいないので、パーティのみんなのことは本当の妹や弟のように思っています。小さい頃から知っている子が、もっと小さい子の面倒をみてあげているところを見たりすると、「ああ大きくなったんだなあ」と思い、すごく嬉しくなります。そんな、年下の子たちとの関わりも、私を成長させてくれました。
今年の夏、ホームステイに行ったことで気付いたことが2つあります。
1つ目は英語の事です。ラボは長く続けていても、「すごく英語がしゃべれるようになったなあ」と実感することは少ないです。私も、ホームステイに行く前は「アメリカに行ってやっていけるかなあ。英語しゃべれるかなあ」とすごく不安でした。けれど、いざアメリカに行ってみると聞いたことのある英語がたくさんでてきます。英語の自然なニュアンスが知らない間に身に付いていることにも気が付きました。CDをたくさん聴いたり、発表会のセリフを覚えたりするのは大変だしめんどうだけど、そういうことの積み重ねが必ず将来に繋がるんだなと思いました。
2つ目は、私はたくさんの人に感謝しなければいけないということです。私は今回のホームステイでホームシックにかかりました。けれど、だからと言って悪いホームステイだったわけではありません。私はホームシックにかかったおかげで、家族や友達への感謝の気持ちを持つことができました。それまで反抗ばかりで感謝なんか少しもしていなかった私も、今では反抗しつつも実は心の中には感謝の気持ちがあります。そして、最高のホストファミリーとの1ヶ月に関わってくれた全ての人に、今まで私に関わってくれた全ての人に、感謝したいです。
ホームステイは、今の自分を2倍3倍に成長させてくれます。行こうか迷っている人は絶対に行ってください。普通の人は、中学生や高校生でこんな経験はできないから、この機会を絶対に逃さないでください。
私は、アメリカのホストファミリー、今までキャンプや合宿で出会ったラボっ子やテューター、ここにいるみなさんとも、ラボで繋がっています。ラボはたくさんの出会いをくれます。そして、なにより自分を成長させてくれます。
今ここにいる私はラボが作ってくれました。だから私は恩返しとして、これからのラボを創っていきたいです。
これからも越智パーティは続きます。あと20年後、このメンバーとあと70人くらいで30周年発表会を迎えられたらいいななんて思っています。
これからもラボ越智パーティをよろしくお願いします。
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事前に聞いておいてよかった。本番だったら、なけてたかも。
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そういう男性と、偶然出会ってびっくりしました。
自分の十周年の司会のことばのチェックを、時々お願いしているところに電話してみたところ、なんと、その担当のアメリカ人の男性が、自分はその間、ラボで働いてたよ!と懐かしそうにいうので、びっくり。
司会の文章に、Bwana Tanuki On Safariと入っていたものの、なぜか、一話、二話のタイトルもその担当の方の口からどんどん語ってきて、あれ?と思う間に、Thunder boy!だのブレーメンだの、英語で電話を聞き取る私の頭の中では、とにかく、彼が、大昔?渋谷にあった(のかな)、ラボで働き、次に水戸で働き、すごくfamiliarであったこと、でも、そのLabo ladiesの名前は忘れてしまったこと、すごく懐かしがってくれていることが響いていました。
「なつかしいな~。続いてるの、ラボ。」
「2時間で、三つのお話をパフォーマンスするのは大変だね。幸運を祈るよ」というようなことで、40年近く前にラボと関わっていて、その働いていたころのことを楽しく思っていてくれる人と偶然、出会えたのも、何かのきざしでしょうか。
そう思うことにしよう。
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夢のなかで、娘が山で遭難していました。
二日も捜索隊がでて探してくれているのに、発見できない。
「もう、二度とあの子に会えないのだろうか。」という寂寥感におそわれ、
夢の中で、発表会直前の練習があるというのに、全部キャンセルして
自分で助けにいく準備をしていました。
夢だと気づいて、ほっ。
朝、起きてきた娘に、
「ママの目覚まし、けさ、ずーーっとなりっぱなしで、全然
止めなかったね。」といわれ、
夢の中で、捜索にいっていて止められなかったと、必死の思いを伝えたところ、「ふっ。」と笑ってすまされました。
12月10日 9じ30ふん、
いよいよ、幼児のてぶくろを音楽CDで、たぬきを全員で、ロミジュリを
中学生でやります。
子供たちと私と、関わってくださるみんなに、ありがとうの
気持ちでいっぱいです。
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秋の研修でテューター同士で集まっておこなったテーマ活動、ダルシンの2話。終わってみて感じるのは、大人になっても、なんて多くのことをこの研修で気づかせてもらえるたのだろうということ。
そのうちの一つ。
はじめ、私はダルシンは、常に洞窟にいるような気がしていて、動き出したときは、洞窟の中をイメージしていた。
でも、ダルシンがハープを弾くシーンで、自然から語りかけられたものがあるというナレーションにはっとしました。動きながら、私は全然自然から語りかけられていなかったなと。
もっと、2話の中の動きそのもので、語りかけてくる自然を表現しないと、この部分のナレーションがよくわからないものになってしまう。
でも、語りかけてくる自然って何????と大クエスチョンマーク。
他の場所でだったら、大人でそんなこともわからないの?と思われそうで言えないけれど、ごまかしでないテーマ活動をしたいと思ったらここは聞かねばならないと、メンバーの皆さんの胸を借りて、教えていただく。
ご自分の子供の頃の体験を話してくださったNテューターのお話を聞いて、私は今は体感できないけれど、自分も自然の一部と気づける感性を持ちたいと思った。
そして、動いてみることの繰り返し。ラストの場面では、ふっと、今までに自分が経験したなかで一番、自然に近い場所に素直な気持ちでいたと思えたときのシーンが記憶のアルバムからよみがえってきた。
テーマ活動は、集中力が高まり、自分ひとりで出来ることの限界を超えていける感じがする。
他のグループのテーマ活動をしっかり見た後、帰宅して、家で聞くライブラリーも、いつもよりビビッドに印象が立ち上がってきたのが不思議。
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若い俳優、R.Sさんは、もと東京支部のラボっ子だったことは、よく知られていますが、テレビに出て自分のことを語っていたそうです。
私は見ていませんが、娘によるとSさんは、仕事でいった場所で、スタッフ以外の現地の人と仲良くなってしまえるし、いろいろな人に興味を持ち、話し掛けて交友の輪がひろがるタイプの人間だと話していたそうです。
娘いわく、「私と同じだよ。ラボっ子だったからだね。」
でも、それがキャンプ等のラボ活動で培われた能力かもと認識できるのは、わが娘がいわゆる「ラボ屋」で、日頃から、こういう活動をするとね、こういうことができるようになるよね等、活動の意味をフィードバックして、いろいろな活動に参加しているからではないかと思いました。
ラボをはじめたころ、ラボっ子は、自分に身についているその能力がラボの活動のたまものであるということに気づいていない。英語ができることですら、ラボのおかげとは気づかないというのを聞き、何のことだろう?と
思ったものですが、最近、わかってきました。
テューターは、英語以外でも、日頃から、高学年になった供達に、
いろいろ語る必要があると感じています。
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国際交流の親子オリ。今年は、パーティから1名参加。兄弟が、幼稚園生なので、長いオリエンテーション中、退屈してはいけないと思い、「おはなしのろうそく」を持っていく。
前日に、娘に、「あした、〇〇君に、おはなしのろうそくを読もうとおもうんだけれど、何がいいかな?」と相談すると、即、「エパミナンダスとろうそくを吹き消せない話!」と答えが返ってきたので、それを含めて準備。
ひとりで読むより、子どもと読むほうが断然楽しい「おはなしのろうそく」。
おもしろい登場人物名には、表情豊かに反応してくれるし、展開がはらはらしてくると、思わず本を閉じさせられそうになったり、
ヤカちゃんのセリフは、そんなに大きい声でいってないのに、耳を両手でふさいでいたり。
そして、1度読み終わったのに、「もう1度!」といわれるのも嬉しいものです。
お話に出てくることばの楽しさや場面のおもしろさ、気持ちを共有できるのは嬉しい時間。
他にお話のセリフあてクイズもして遊びました。
英語や日本語で、ラボのライブラリーのセリフを私がいい、それが何の話からなのかをあてるゲーム。これも、けっこう盛り上がりました。
(この遊びは、娘とお風呂に入っていた時代、よくやりました。)
大人と子どもでも、ラボという共通のものがあると、結構遊べるものだなと再認識。ラボっ子のベビーシッターは楽しい!
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明日は、ラボも仕事もお休みなので、夜更かしをしてDVDを見ました。
この夏に旅行でいってきたウェールズが舞台ということで借りてみましたが、
出てきました。ウェールズの空、丘(山)がたっぷり。
イングランドとウェールズのお互いの関係を垣間見ることのできるセリフもたくさん入っていました。
風景は、DVDでニコルさんがその前に座っていらした暖炉のあるホテルから、眺めた絶景と良く似ていました。
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なぜ、ことばを直接教えてないのに、こんなに伸びるんだろう?
ここのところ、数人の子について、嬉しいことにそんな感想をしばしば持ちます。
10月半ばに10周年記念合宿をやりました。
これで、合同練習のかわりにしようとか、一気にセリフを覚えさせようとか
そんなことは何も考えず、とにかくみんなでTanukiワールドを感受性豊かに楽しめればいいなという思いと、グループを超えて仲良くなれるといいという思いでやった合宿です。
成長する子が続出。
子どもって成長するには、前段階があり、ひとつ以上の要素がからみあっているとつくづく思います。
まず、Y君。くろひめは、ちょっと抵抗があっていかなかったのを、夏休み後半の地区合宿に誘い参加、そして、今回のパーティ合宿。地区のときは、次に何をするのか、何時に帰るのかなど、すごく気にしていて、まだ安心して自分を出せるまでにはなっていないんだなと思っていましたが、帰ってきてから、たぬきのお話は、合宿で大学生から小学生までで、わかりやすく時間をかけて楽しんだので、親しめた様子。
10月にはパーティ合宿に参加して、ここではすっかり自分を解放して、すごく楽しそうでした。
そして、パーティ。
なんと、どんどん、自分の思いを伝えられるようになっていました。
「ハンターは、こっち向きで打ったらお客さんに鉄砲の弾が届くような感じがして、ドキドキしていいんじゃない?」とか、お話の細部にいたるまで自分でイメージができていて、伝えることが出来ます。そして、3話と4話のフラッシュの音のキラキラ感が違うと、よくよく聞いていて伝えてくれます。
そのうえ、「僕、ミスターパーカーもやる。みんなに伝えといてね。」といって立候補し、CDの後に続いて、セリフもとても上手にいえるのです。夜ねるときに聞いているとのことで、頭の中にCDの音が響いているのがよくわかりました。
つっかえても、「今、耳の中には音が聞こえてるんだよね。」というと、嬉しそうに、うなづいていました。
放っておいても、CDを聞くだけでお話好きになり、ライブラリーの英語をぺらぺらと真似し始める?!いえいえ、そんな個人学習のようなことでは、なかなか「こころ」が動かないので、そうならない。
大きい子や仲間で、その話を楽しんでいる子から、お話を楽しむエッセンスを伝授されて、自分のなかのお話を楽しむスイッチも入っていく。
すると、わくわくして聞いたものを、表現するのが楽しくなり、セリフのシャドーイングだって練習しなくても自然とできるようになる。
彼の場合、今回、そんな流れが出来ていました。
これって、決して、聞き取りレッスンなどを早々とやって、ことばを教えたわけではありませんし、リピートアフターミーでもないのです。
他にも、「ナレーション、覚えてきた。」と、今までおうちで覚えるという作業はあまりしなかったHちゃん。ちょっと前は、「ダルシンやりたい!」という、もちろん嬉しい声が聞こえていて、きょうは、「たぬきやりたい!」にかわっていました。
子供達の中で、「たぬきやりたい。」という気持ちの根底にあるのは何のなのか。
子どもにとっての楽しさと充実感。それが、たぬきを動くという過程のなかに、つまっているのが良くわかります。
5年のKくん。2年連続くろひめ参加せず。だったのに、今年は、くろひめで勢いがつき、地区合宿、パーティ合宿と、次々参加。
そして、二番手リーダーとしての位置を獲得。小さい子にも慕われて、いい感じ。
すると、合宿後のたぬきのテーマ活動での表現力が、うわぁ~。Kくんが、こんなにジェスチャーしていると嬉しく驚きました。セリフを言う声にもちからが入っていました。
いずれの子にも、私は直接、ことばの指導など何もしていないのに、
表現力とことばがいきいきと出始めているというのは、
子どもがことばを覚える過程というのが、紙やテキスト、CDやビデオ、または、教師との一対一対応のなかででてくるものではないということを、物語っています。
どれだけの人が、「子どもが生き生きとことばを話し始める瞬間」に立ち会えているのかなと思うと、この仕事をしていて良かったなとおもいます。
年齢や立場を越えて人とつながること、一緒に何かをして楽しめること、それが実現できている場は、なんともいえない幸福感と充実感に満ち溢れる。
人間のなかに、その幸福と充実感を求める気持ちがあるから、英語も学びたいと思うのかもしれません。
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ホストファザーから、ホストシスターのアビが二日前に漢字を書いた、
そして、昨晩は箸で食べたよとメールがありました。
寂しい気持ちが、そんな行動になっているらしいということで、
こちらも彼女の気持ちを思いしんみり。
その漢字は、娘が送ったバースデーカードに書いた言葉を、一生懸命うつしたものでした。
まだ5歳で、アルファベットも書かないアビに、ひらがなを教えて遊んだらしいのですが、5歳の子にとって、娘は、「漢字」や「はし」という日本文化をの香りとともに、懐かしい思い出になっているのでしょう。
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中学生5人のうち、4人が中2。1人が中1。
中2のうち、3人が国際交流にこの夏、参加。
参加していない1人も、今年は、くろひめと地区の合宿、二つにしっかりと参加。
その成果が、すごくよく現れたパーティを、きょうはすることが出来て、
朝からPRから、幼児、小学生、中学生と気力の限界に挑戦するような日でしたが、ほんと癒されました。
昨年は、初中学生クラスがはじまったものの、中1、7人では、進むものも進まないという側面がありました。
でも、この夏、それぞれが、自分のやるべきことは何かを、つかんできて、進むこと進むこと!
待ったかいがありました。
きょうは、ロミジュリをやってみてどうだったか、お互いについての意見のいいあい、今週末の夏活動報告会の司会進行の手順、来週のトピックス決め、来週はテーマ活動までにやること等、短い時間でテキパキとすすめていました。
テーマ活動は、どうやるのか。自分がやるべきことは何か。それを、ホームステイで、そしてキャンプ、合宿で、しっかりとつかみ花ひらかせてくれました。
今までも、高学年活動やウィンター、スプリングキャンプでも、シニアに感動しテーマ活動をみんなで作り上げることに充実感を得ていました。
そして、憧れる気持ち、がんばろうという気持ちを使う場所が、この夏にあったと思います。
ラボの夏活動は、小学生だけでなく、中学生も成長すると実感しました。
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