幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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つばめ号の日記
つばめ号の日記 [全313件] 231件~240件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
帰国した子供を迎える態度?!ホストファザーの名言 2 08月23日 (水)
娘がお世話になっていたホストファザーから、「けさ、教会の駐車場で別れてきました。」というメール。その文のなかで、これから娘を迎える私にとって、とても大切な言葉を見つけました。

She has more experience now which is very valuable.

You can not read this experience. You need to See, to Taste, to Hear, and to Feel.

 帰ってきて、話を聞けばわかるくらいに考えていた私を知っているかのように、簡単にわかるもんじゃないよ、じっくり時間をかけてつきあいなよと教えてくれているように思いました。
 
 今回のめぐりあわせは、本当に良いものだったようで、コーディネーターの方にも感謝しています。
 ホストファザーが、She is GOD sent.とおっしゃってくださっているような、ご家族にとって、運命的というものを越えためぐりあわせだった様子。(年の離れた二人姉妹のところに、長女に良く似た感じをもつ一人っ子の娘が入ったのが、良かったらしい。)
 秋からホストが通う学校の説明会にまで、連れて行ってもらったようで、本当にValuable experienceでしょう。

 まだ、帰ってきませんが、子供の体験を、to See,to Taste,to Hear,to Feelを親として必要とされていることを、忘れないようにしようと思います。
帰国報告「空が狭い・・・」 08月21日 (月)
 きのう、ニュージーランドから帰国したAちゃんが、朝いちで電話をくれました。
 空が狭いといってました。逆ホームシックで、ニュージーランドが恋しいといってました。

 他にも手紙の内容だけでは、わからなかったこともいろいろ話を聞けました。
 ホストファミリーは、とにかくよく笑う家族だったとか。明るい方達に支えられて、楽しいステイだっただろうと思います。
 毎晩、一緒にお茶を飲み、なんと日本茶にはちみつをいれたとか。彼女は、もともと紅茶が飲めなかったのに、いる間に飲めるようになったそうです。
 授業も、全然大丈夫だったとのこと。英語での授業だったのに、大丈夫とはほんと大物です。

 子牛のことも、ふたごが生まれたのに、一匹しか名前をつけてなかったので、変だなと思ったら、一匹は死産。
 手紙に、牛をゆでたとあったのは、死んだほうを、食べるためだったらしい。「Aちゃんも、食べたの?」とショックだったのではと思い、おもわずたずねると、「食べたよ。食べなかったら、生まれてきたことが無駄になる。」ときっぱりいっていました。
 スーパーで肉の切り身をかってくる生活では、得られない体験。

 ホストも、Aちゃんと同じ趣味で「アート」が好きと聞いていたので、
何か見せてもらったか聞いたら、なんと、ホストは売り物になるほどのアートを作っていて、そのやり方を教えてもらって、自分を作ってみたとのこと。
 今度のパーティで、見せてもらう約束をしました。
まだまだ、いろいろありそうで、これから、みんなのおみやげ話を聞くのが楽しみ。
 来年、ニュージーランド交流希望の子が、パーティにいるので、その子のためにもなることでしょう。

 きのう、カンザスにいっているHちゃんも帰国してるはずだから、電話をかけてみたら?ということで、もっといろいろ話したかったけれど、受話器を置きました。
ホストファザーよりのメールに感激。 08月20日 ()
 ホストファザーが、娘達の世話に忙しいホストマザーのかわりに、
いつも、いったところのHPアドレスと簡単な行き先の情報、写真をくれていたのですが、今回はいよいよお別れが近づいたということで、こんな嬉しいメールをくださいました。
 このご家族は、日本語を学ぼうとしてくださっていて、日本語を使ってくれているのもまた感激。



Ohayoo gozai-masu.

I told ****(娘の名) -

Anata wa watashi-tachi no kazoku no hitori desu.

Anata no koto wa itsu-made mo wasure-masen.

 アメリカに家族を作りに行くという思いで旅立った娘を、文字通り、家族のように思い、それを娘につたえてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
 こんな経験ができて、うらやましいと思いました。
オハイオで、お世話してくださったコーディネーターのかた、テューター、事務局、そして、カレッジメイトに、感謝!
 一家族単位で、させてあげられる体験ではないな~と、ほんとに、たくさんの人たちが関わってくれたからこそ、中学生でこんなにいい体験をできたのだと思います。
続々とエアメールが。 08月14日 (月)
 黒姫、イギリス、あいまに図書館の仕事というスケジュールのせいか、
今ごろになって、猛烈な眠気が・・・。
 でも、これを読んで一発で覚めました。

 ニュージーランドにいった、Aちゃんから手紙。
こちらは、授業を英語で受けるので心配していたのだけれど、違和感なく
とけこんでいる様子。
 犬と遊んだり、生まれた子牛に名前をつけたり、動物好きの彼女らしい報告。「こっちは何かもう色々とすごい。」という言葉に、実感がこもっていました。
 
 出発前に発表した、オーストラリアのドリームタイムのことも思い出している様子。
マオリの文化が大切にされていることを、あの市長のセリフと引き比べて
実感していることを、手紙に書いてくれました。
(よかった。出発前の発表をドリームタイムにして。)

 ニュージーランドの友達も、日本人の友達も両方出来た様子。そのうえ、自然も味わい、日本との違いもあれこれ観察してる様子に、ほんと、ニュージーランド交流をお勧めしてよかったと思いました。

 我が娘からも、同時に手紙がきていました。
彼女のほうは、ホストファザーから、写真やメールをたびたびいただいているので、様子がわかっていましたが、また意外な内容の手紙に、こちらも、ほんと中ニの夏に「ひとりだちへの旅」を体験することができて良かったと思いました。 詳しくは、きっと、本人が語ると思うので、書きません。

 この二通を読んで、しゃきっと目が覚めました。
ウェールズから帰ると、エアメールが。 08月12日 ()
 イギリスの空港では、前日から、機内持込が非常に厳しくなり、
ビニール袋に、パスポートと財布のみ。ハンカチも”No!"といわれ、
なぜかOKだったティッシュも、中をあけて調べられる始末。
 ホームステイ中の子供達は、帰国のときどうなるのかと心配になる。

 無事、帰宅すると、カンザスにステイ中のHちゃんからエアメールが
届いていて、とても嬉しかった。
 「アメリカはすごくびっくりすることが多いです。毎日が発見ですな。」と
ある。
 私は、ロンドンの地下鉄で、きれいな女性が、バックにじかに入れてあったりんごを出して、雑誌を読みながらかじりはじめたのには、驚いたけれど、
毎日が発見という風にはいかなかったので、やはり、柔らかな感性のうちに、
いっとくのは大事と思う。
 その上、「いつかシャペロンとして行ってみたら?」と背中をおして
くれる発言。

 他の子達は、どうしてるかな?
 
 
グウィンは、め牛に何をしてやればよかったの? 07月20日 (木)
キャンプ直前、この話をどうとらえてるのかなと、動いたり、話したりしてみました。はじめて、取り組むお話しを、子供が、どこまでどうとらえているのか、それを少しずつ紐解いていくのは、最大の楽しみです。

 小1のMちゃんは、「どんな話?」と聞くと、
「知ってるよ!お財布を忘れてしまったの。」そこが印象に残ったらしい。

 小2のAちゃんは、お話日記に、好きなセリフとして”We can't let her go.”「おいだすなんてできないよ。」を書いていました。その子の優しさがあらわれています。
 心情は理解しているものの、お話の筋には、いろいろと?なことがある様子。(事前に、聞いてきて、きにいったセリフをノートに書いてねという宿題を出しておくと、動くときにも、「Aちゃんの好きなセリフだね。」などといいながらできたり、より楽しい感じでした。

さすがと思ったのは、小5のKくん。
「グウィンは、エドウィンが死んで乳を出さなくなっためうしに何をすればよかったのかな?」と聞くと、みんな口々に「元気をとりもどさせる。」などというので、「具体的には?」とたずねると、「エドウィンが歌っていたのと同じ歌をうたって聞かせる。」といいました。
なるほど~。同じ歌を歌ってもらって、大切に世話をしてもらえば、元気が出て、また乳を出したかもしれません。

 他にも、エドウィンは、いい加減な性格だから、スプーンを女の人に渡してふられていたにちがいない。どうして、エドウィンは、ひとつのスプーンをいろんな女の人に使いまわさないで、次々に作ったのだろう?というみんなの疑問には、「あんたなんかいやよと、文句いって、壊すから。」という2年生の答え。

 ハンサムなエドウィンだから、喜んでスプーンも、もらわれていたのか?
でも、小4くらいまでの子には、ハンサムというのもピンとこないらしい。
 かっこいい人といっても、つきつめると、やっと出てくるハンサム像は、
自分のお母さんがかっこいいと言ってる人。
 たとえば、サッカーの川口ですって!親の影響やすり込みって、女の子のハンサム像に大きな影響を与えそうだ~と思いました。

 他にも、湖とエドウィンの家は、近かったのか?なぜ、納屋にいこうとして、湖から出てきた緑の男と会うのか?
 グウィンは、帰されたおのと、さじを今までに見たことがあったのか?
 
 牛たちは、緑の男が湖に向かっているとわかってついていったのか?
この疑問は、緑の男役の子が、牛役の子の思っている湖とは違う場所に向かってしまっていたときに、出てきた疑問でした。

 ほんとに、動いてみると、深く気づくことがいくつもあるものです。
1人では気づかないことも、みんなの疑問の持ち寄りで、いろいろ考えるのがおもしろいです。

 なぜ、エドウィンは、ようせいのめ牛を手に入れた後、一生懸命に働くように変わったのか?の答えは、5年生が「妖精のめ牛だから、まじめに世話をすると特別なことが起きるかもしれないと思った。」といいました。
 ほんとに、よく考えるなと思います。 
 私は、どんな人でも、何か大いなるものから期待されると、嬉しくなってまじめに取り組むようになるということかなと、大人なりの発想をしました。

 やってみての感想としては、
1年生は、めうし役は、楽しかったけれど、モーとしかいわないところは、つまらない。
泉に入るときに、気分がかわる。(これを、2年生のめうし役の子がいうのですから、感心しました。)
 「どんな風に気分がかわるの?」と聞くと、いろいろ考えて「ドキドキした感じ。」「安心・・・・。」とこころのなかを、答えてくれました。
 きちんとした言葉にはならなくても、何かしらを心で感じ取っているのが、伝わってきました。
 一回やって、まだまだ、わかってない言葉、理解してない場面があるなと思う反面、私の気づかないこともよく感じてるなと感心するところも、いつものようにたくさんありました。

 ラストは、グリーングリンをジャンプのときに「おへそが見える!」など大笑いしてやって、また来週ということになりました。
 キャンプも楽しみです。

 
海のむこうに、この子達を待っていてくれる人がいる。 2 07月19日 (水)
ホームステイに旅立つ直前のラボ終了。
 参加する3人は、それぞれに、意欲も期待も充分に高まっている。

 ここのところ、娘は、ホストファミリーにかくメールも、はじめは私にいろいろ聞いて書いていたのに、さっさと1人で書くようになってきた。
 お風呂に入っている間も、英語で、これは何ていうのかな?など、自然と表現を考えているらしい。

 きょうのパーティで、ロミオとジュリエットをやっていたときのこと、
私がいろいろ微妙な質問をしていると、娘が
”I don’t think I could guess that.”と笑いながら答えた。「そんなこと、わからないよってセリフ、どんなにきみがにでてきたよね。」といった。
 すかさず、ラボライブラリーのセリフが、ステイ中に出てくるって、参加した人がいってたのって、このことだよ!自信を持って!と伝えた。

 国際交流にいくと決め事前活動をはじめてから、子供達は、ひとまわりもふたまわりも成長した。
 「英語、話せないし。わかんないし。」という時期も、10年間のなかには、あったと思う。
それが、今では、英語を話そうという意欲だけでなく、観光旅行ではなく、自分がホストファミリーに何をしてあげられるかという視点から物を考えられるように成長してきた。

 子供達に、英語を楽しむ環境と、お話を楽しむ環境を、その子の個性に応じて与えつづけてきた、テューターという仕事。
 ここのところ、子供達から、身長だけでなく、「大きくなったな。」という感慨をプレゼントしてもらうことが多い。
 きょうだから聞いてもらえる、辛口のメッセージもいれて、激励の気持ちを、言葉にしたけれど、素直に聞いてもらえた。ウィークポイントも、克服するようがんばる!と素直に思っている様子。握手で送り出した。


 子供達を大事に思う家族や親戚。
海をこえたむこうに、日本語を話さない方達で、まるで自分の家族のように、この子達を、暖かい気持ちで待ってくれている人がいることが、メールや手紙のやりとりのなかで、すごく伝わってくる。
 そのことと、良い交流をしてこようとはりきっている子供達の思い、その二つをしみじみと肌で感じることで、テューターという仕事の醍醐味も感じています。

 
妖精のめ牛 「何の用があったの?!」 06月23日 (金)
 中学生クラスで、キャンプテーマということで、妖精のめ牛を動いてみました。みんな、この場ではじめで聞く話。

 ざっと導入すると、みどりの男訳希望のAちゃんのほかは、あみだくじで決めました。
 先日、ドリームタイムの発表を終えて、成果も反省もあった中学生たち。
成果は、保護者の方から、「表現力があり、英語も出てるので、お話しに引き込まれた。」子供達からは、「一話の続きが知りたい!」というもの。反省は、計画的に取り組めなかったことで、英語と日本語のセリフを覚えて言うことそのものがラストですごく苦しかったこと。
 その反省から、「きょうの妖精のめ牛をするときは、英語も集中して聞き取って、とにかくセリフをシャドーイングして口ずさもう」ということでした。
 見ていると、やはり、練習の過程で覚えの良かった子は、シャドーイングもうまい。これは、言語習得の過程でのひとつのポイントでしょう。

 そして、め牛やくもやったMちゃんには、「なんで、こんなエドウィンにひかれるんだろうね?その気持ちわかる?」と投げかけてみました。「?」という感じでした。私も、わかりません。
 
 受けた場面は、I fooled a fairy!妖精をだしぬいた!とさけぶ場面。音楽といい、その設定の意外性といい、中学生、12~14歳の子の心さえ、印象深く捉えた様子。
 でも、考えてみると、妖精をだしぬいたなんていってるわりに、その後は、生まれてはじめてけんめいに働いたんですから、不思議です。

 設定が、日本昔話とは違って、なんだか感覚的に???というものがおおいのがまたおもしろいです。
 この絵本の写真と絵を組み合わせた感じのおもしろさも、中学生の興味をひいたようです

 絵本のモグの顔をうけて、真似をして遊んでました。そして、みどりの男が、エドウィンから受け取ったオノとさじを帰すところで、
Take these back,they are of no use to us.
「おかえししよう。もう、わたしたちには用のないものだ。」という
セリフが流れた瞬間、Yが「なんの用があったの?」とびっくりして言いました。
 確かに、そんなぼろのものを妖精が何に使っていたのか?

 その場で、みんなに投げかけましたが、みんな???
後で、帰るときに、先天的に物語をとらえる素質のある自然児Aちゃんに、
「Aちゃんに、聞いても答えてくれなかったから、がっかり。」といってみると、
「あれはさ、ほんとに使ってたというより、約束、契約のしるしとして、大事にしてたという、証拠のようなものなんじゃない?よくあるじゃない、世の中には、そういうもの。」と言われました。
 そうかもしれませんね。さすが。

 キャンプテーマのこの話、中学生メンバーはホームステイやらコンクールやらで、キャンプでできるのはMちゃんのみ。みんなの思いも一緒にもって、楽しんできてほしいです。

 それにしても、ウェールズの昔話の再話、場所が違うと、昔話を聞いても、心の中の別の引き出しをあけられてるような、不思議な感覚になります。




 
ホストと親しくなる前に、インターンと楽しく話せるか。 05月14日 ()
 今年の夏、ホームステイする中学生に、ホストと親しく笑いあえるようになるには、まず、日本で、パーティに来てくれたインターンと楽しく過ごせなければと思い、韓国インターンのニックネーム「はるちゃん」に来てもらいました。
kannkokuintern2

 中学生、小学生、PR,そして、お母さまと、20名近くが集まりました。
中学生が部活で遅いので、その間は、お迎えから、小学生が担当。
 迎えにいくときから、子ども達は、わくわく。外国の方にお会いする、そして遊ぶということに対する期待感がこんなにも持てる子に育っていて良かったな~と思いました。
 なぜか、道々、大きな声で歌を歌いながら、お迎えに。そして、ためらうことなく、「せーの。」で、「アンニョンハセヨ。」とごあいさつ。

 その後、もし緊張していたら、一緒にゲームをしてなごもうと思っていたのですが、すぐ親しくなって、普通に話しかけていました。
 はるちゃんが、また、素敵な子で、さすが韓国で大学生コーチをやっていただけあるという、子ども達へのあたたかい対応ぶりでした。
 小学生、中学生、お母さん達と、みんなが楽しく過ごすことができたのは、インターンのはるちゃんが、本当にいい雰囲気の子だったからということも大きいです。
 言ってることは、一生懸命聞いてくれるし、ゲームをすれば、楽しそうにのってやってくれる、言葉の使い方もおだやかで、笑顔もたやさない。小さい子が話し掛けると、笑顔で接してくれる。自分も、この場を楽しんでるよという雰囲気が出ているので、誰もが話し掛けやすい、そんな感じでした。
 今年ステイする子達にも、ぜひ、忘れないでほしい姿勢です。

 食事の時間には、キャンプのロッジさながら、もちよりのご馳走を、みんなで協力して配膳して、お母さんたちからも、子ども達からも、いろいろな質問がでて、楽しかったです。(お母さん達、おご馳走様でした!)
 それにしても、2年間習ったという日本語が上手でびっくり。そして、英語のほうが、日本語より上手だというのですから、韓国ラボは成果をきちんと出してるなと思いました。

 中学生だけとの交流タイムも、本当に優しいお姉さんという感じで、話を聞いてくれて、韓国SBのCDを一曲踊りました。
 帰り道も、中学生は自分から、いろいろな話題を投げかけて、短い時間を惜しむようにすごしていました。
 お別れしたあと、中学生に、今のかかわり方で、とっても良かったよ。それを、ホームステイでは、単語でいいから、今度は英語でやればいいんだからね、きっといいホームステイができるよと、言ってあげることができる交流姿勢でした。

 もうひとつ、いいな~と思ったのは、小学2年のHちゃん。
彼女は、昨年のくろひめキャンプでロッジにいた、中国の女の子と遊んで親しくした経験があります。
 今回は、しきりに、その時のことを思い出すらしく、「〇〇ちゃんも、そうだったね。」とか、遊びやゲームにしても、おくすることなく、どんどん提案してきて、話し掛けて、いい関わりができました。
 彼女にとって、中国、韓国と、それぞれ違う国の方とも、こんな風に親しくなれるという経験を、この年齢で体験できたことは、財産だと思います。
 そして、どの国の人も英語を勉強していることが、よくわかったのではないでしょうか。

 最後にもうひとつ、嬉しかったのは、プレイルームの子が到着したときに、
小学生が、「Fちゃん!Cちゃん!」と大歓声をあげて、お世話係りに乗り出してくれたこと。
 自分は末っ子でも、パーティではお姉さんになることができるし、彼女達の成長は、見ていてこころ温まる場面でした。
 プレイルームのFちゃん、Cちゃんも、自分たちが「お姉さん」の立場になる日は、あっという間にくるのだろうなと、ラボの時間の流れを思い出しました。
 
中学生の意欲を引き出すのは? 04月14日 (金)
 ここのところいい感じで、お話に取り組んでいる中学生。
去年の今ごろは、新しい環境で疲れていたせいもあるけれど、意欲、どうだったかなあ。やる気はあるんだけれど、「ねえ~、動こう・・・・。」というなんだかけだるい感じがなくも無かった。

 一人一人が、いくつかのことを通り抜けて成長してきたのが見える。
まず、4人中3人は、国際交流への事前活動が、きっかけになっている。
 
 4人中1人は、おうちの方もおっしゃるように、「ノアの箱舟」を高学年活動で発表するという体験、みんなで作り上げていく過程を体験したことが、影響を与えたと思う。

 そして、また、4人中3人は、スプリングキャンプに参加。
そこで、交流ひろばで、「すごい」テーマ活動を見たことが、影響していると見える。
 その前に、人がいう言葉の威力を体験する、ちっちゃなワークショップのようなものをやり、「ただ、セリフいってるんじゃないんだよ。その言葉は自分に向けられてるんだよ。みんな、あんまり意識してないようにみえるけど、実は、すごい威力は言葉にあるんだよ。」と伝えたことも、効果があったように見えた。

 そんなことが、すべて絡まって、中学生達の自然な意欲を引き出し、発想してテーマ活動を作っていくことは充実感を得られることなんだという気持ちをもって、ここのところ取り組めている。
 英語をならっているようでいて、文法のような英語そのものを教えることでは、あくびが出がちで意欲や集中力は育てられないけれど、(超まじめな子は、育つと思います…)英語の周辺にあるものをいろいろ体験することで、逆に、言葉に取り組む意欲を引き出せるというのが、目に見えているこのごろ。
 
 物語への発想では、頭の固くなっている私より、まだ、いい意味で子供で、柔らかいこの時期、いい活動ができそうな予感がしています。
 
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