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この春、中学生になったHちゃん。学校帰りに直接ラボに来たので、
ピカピカの制服姿。
似合っていて可愛くて感動・・・。昨年、初めてパーティに新中1が生まれたとき、自分の子の制服姿以上になぜか感動して、涙ぐみそうになったので、今回は覚悟していたので、平常心を保てました。
ラボで嬉しいのは、何年もお付き合いしてくださっているラボっ子のお母さん、何人もの方が、パーティの子の制服姿をみて、感動したといってくださること。その気持ちがあたたかくて嬉しい。
そんな風に思ってくれる自分の親以外の大人が側にいてくれることは、子どもが育つ環境に大事なんじゃないかと思います。目には見えないものが、子供を支えると思います。
Hちゃんは、にぎやかな子の多いわがパーティでは、めずらしく、穏やかに優しくみんなをまとめていくタイプ。
小学生からは、いまだに「我らのリーダー」と呼ばれています。ラボっ子というと、すごく活発に自己主張して、大声でリーダーシップをとるという印象もありますが、こういう彼女の個性を生かしたリーダーのありようで、ちゃんと下級生から慕われるというのも、ほんとに良い状態です。本物の人のありかた、思いやりというのは、ちゃんと伝わるものです。
中学生クラスになって、笑顔が絶えないHちゃん。セリフをいう声も大きくなってきてます。役者じゃなくっていい。自分なりに、ラボを楽しんでいってほしいと思います。
そう、テーマ活動で、自分は、その役でどう感じるかがわからなくても、まわりの中学生から、「私は、こう感じてると思うよ、この役は。」といわれたことを、自分で納得したら、それを取り入れてすすんで行けばいいんだからね。
共感して、自分の幅を広げていくのもラボでできる大切なことに一つです。
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昨年やって好評だった、七つのしまめぐり。このシートで、聞き込み量が
増えたことに味をしめ、今年も、幼児には配ってみました。
さっそく、聞き込んできた子も。嬉しい。

こちらは、同じものでは芸がないので、小学生用に、新しいお話聞き込みシートをつくりました。
こちらも、さっそく14回聞いてきた!とのこと。
聞いてくると、自分のお人形がテューターのうちの山を登れるので、みんなそれも励みになるようです。
特に、小学生に聞いてほしいお話を、こちらのしまめぐりには、いれました。
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日曜の発表会に、自信がなくなって、発表できなくなってしまった小4のTくん。
彼は、私が研修で報告するために、その成長を記録してレポートしているお子さん。
キャンプ参加、通常のパーティ、すべてで生き生きとしている子。
その子のお母さんから、当日の朝、「きょうは、発表せずに、いつものパーティでやりたいといってます。」との電話。
個人レッスンにも呼んでいなかったし、全然フォローしてなかったので、こういう展開もありと感じました。
「それで、かまわないよ。そのかわり、みんなの応援には来て、会を盛り上げてね。」といいました。
すると、会場では、人一倍、大声で、SBを盛り上げてました。
その後のパーティで、やりました!
はらぺこあおむしの素がたりでしたが、彼らしい発表でした。
棒読みではなく、すごく緊張しながらも、そこかしこに、声と顔の表情がついていました。
以外と、英語がはやいので、それが、自分なりに素語りするときに、逆にネックになってしまっていたのかもしれません。
そして、ペチューニア、ピノッキオ、最近ではピーターパンといろいろなお話に取り組む中で、練習過程からとてもいい感じで、英日のCDにあわせられるように成長しているので、その自分を知っているからこそ、
「うまく出来ない」という状態も意識してしまったのかもしれません。
でも、がんばりました。
もう1人、当日、参加できなかった小3のHちゃんも、一歳からのラボっ子。
かいじゅうたちのいるところを、特にかいじゅうとマックスのセリフは、完璧にできました。発音もいいです。本人も、おうちの方も、CDを聞くこと、覚えることに苦手意識があったようですが、充分な出来でした。
2人のがんばりに、私も充実した気持ちになりました。
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大好きになったお話をたっぷり聞き込んで、セリフも言えるまでになったから、自分1人でセリフがいいたい!という子たちの存在を生かす場、
ホームステイ用に覚えた素語りを披露する場所が他にもあればいいなというテューターの思い、
これから先の成長のために、幼児も発表度胸をつけたいからソングバードを1人で歌う場がほしいという考え、
そんな思いと子供たちの状態がちょうど重なり、お話と歌の個人発表をしました。
結果。「やってよかった~。」100の意味で、そう思います。
聞いている子供たちは、飽きてしまうのではないかとテューターは心配していましたが、びっくりするほど良く聞いていたのを発見できたのも良かった理由のひとつ。
もちろん、おうちの方のしつけが良くて、ああいう場でふざけたり騒いだりしないということもあるでしょう。でも、それだけでなく、お話の力もあるように思いました。
「がらがらどん」が語られるときには、そばで、一緒にセリフを口ずさんでいる幼児や、前に自分たちもその発表をしたことのある小学生がいました。ひとりの年中の男の子など、聞きながら、つのをつくったり、ひづめをつくったりしながら、口ずさんでいるのがよく見て取れました。
この子達がものすごく良い内面と感性を持っているお子さんというのはもちろんのこと、その子達にテーマ活動という遊びを与えて、一緒にやっていることは、いくつかのほかにはない良い効果が子供たちに現れていると感じました。
お話を楽しむこころの回路の十分な成長は、友達と役になりながら遊ぶことのできる体験と同時にあります。
聞きこむことや語ることで誉められることの達成感や充実感は、それを認めてくれる年上の子達や自分の親以外の大人と出会えるからこそ、ふくらみます。それらが育っているからこそ、今日のように、一人で語ることもできるのだと思います。
ホームステイで、ホストファミリーに語ることになっている子達の素語りには、自分はどこで語るか、なぜ語るかという思いがあって、充実したものになっているように思いました。中ニのYくんは、二日前には、仕上がっていなかった手書きの絵本をしっかり仕上げて、日本語も立派、英語も読めるようになってよんでいるのですが、発音はきれい。ここまで、彼がしあげることが出来たのも、これから会うホストファミリーという存在が、彼を勇気付けて励ましてくれていたように思います。
そして、ワフを全部、音楽CD等で語れた子達、素晴らしかったですね。その理由には、楽しんでみんなでやったテーマ活動という体験、そして、聞き込むことの楽しさと張り合いが、その根底にはあったと思います。ただの暗記では、あんなに長い英日の文章を覚えることや音楽CDまで覚えることは出来ません。
まだ、好きなお話も、テーマ活動の楽しい体験も、何かしら他の人から認められるという充実感、達成感のないお子さんに、このおはなしを一つ語らせるということをさせることは、気の毒なことでしょう。苦しい暗記以外のなにものでもないのですから。暗記だけでは、言葉は身につきません。日本語だって、暗記して覚えたわけではないのですから。そういう場合は、これからのラボ活動で、体験を積み重ね、人と物語に出会っていけば大丈夫です。あせることはありません。
逆に、ちょっとでも、楽しい気持ちをもって聞いていたCDならば、覚えたところは少しでも、先行きの伸びを感じさせます。「ありときりぎりす」を語ったHちゃんも、おうちで練習することは、あまりなかったとか。でも、CDにあわせて、ほぼ同時にイントネーションもよく、言えていたのは、お話が心の中に入っているからです。その場合は、量ではなく、状態と質で充分、誉めてあげたいものでした。なにより、取り組む本人に、悲壮感がないのが良いことです。「覚えられないから、いやだ。苦しい。つらい。」という気持ちにおいこんでは、本末転倒です。
中学生2名にコメント係りをして、頑張った子達に、とても暖かい手作りのコメントがおみやげに配られました。チラッとのぞいたら、なかなかいいこと書いてくれていました。
誉められるって、嬉しいものです。この体験を一歩目に、語りたい理由を何かしら手につかんで、また、すすんでいってほしいものです。
中学生がしめで、みんなに向かって「こんなにお話を楽しく言える子達と、また一緒にテーマ活動をするのが楽しみです。」というのを聞き、よくぞ、いってくれたな~と思いました。そのとおりですね。
きょうは、子供たちを暖かく見守ってくださるおうちの方の視線だけでなく、おいしい持ち寄りランチからも子供たちは愛情を感じたと思います。
がんばって、練習して、語って、縦長のグループで、わいわいと食事をしたきょう一日、お天気もよく、ほんとにいい一歩目が踏み出せたと思います。
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夏は私も参加しましたが、スプリングキャンプは、おみやげ話だけでした。
でも、キャンパーの個性が素敵に?!おかしくて、聞くだけで、すごく笑えました。
「便器を制する者は、ロッジを制する!」って、年上の人に、トイレ掃除のときに、言われた・・・・。
ギルピンの姉妹ロッジの発表で、ロバのヒーホーのところで、ガオーって誰かがいいだしたらとまらなくなった。
自由時間に、みんなで他ロッジを襲いにいった話などなど、子供の居場所づくりって、最近、良くいいますが、ホントに、こんな楽しい居場所があって良かったね~と思いました。
しっかり、Todayも、ひとしつかない地球の英語の歌詩も覚えてきてました。
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みんなで、Good Fridayに食べるというパンを作りました。2歳から13歳までが集まりました。
きょうの先生は、Mちゃんママ。パン作りの教え方がとっても上手で、みんな楽しく作れました。
出来上がったものを選ぶときも、けんかすることなく、小さい子から順番に選び、なんと、いつもは一個は食べられないCちゃんも、食べられたとママもびっくり。
それから、イースターに食べるというスカルッチェッラというイタリアのパンを、Hちゃんママが作ってきてくださって、いただきました。
大人は、ワインやクリームチーズと食べたいような、ハーブオイル入りのお味で、美味しかったです!
全員で、ぐるんぱの幼稚園を即興で遊びました。はじめは、合同グループに緊張ぎみだった幼稚園生も、テーマ活動がすすむにつれて、リラックスして遊んでいました。
課題も見つかりました。高学年が、事前準備をして、どう小さい子たちを引っ張っていくかということ。今年は、10周年もあるし、こんな合同パーティを繰り返す中で、力を発揮していってほしいと思いました。
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スプリングラボで、ちょっと早いけれど、イースターのホットクロスバンズづくりを計画。
本の写真によると、丸いパンに十文字の切り込みが入っているようなパン
数年前も、お母さんたちに協力していただいて作成して、とっても楽しかった思い出があります。
今回は、パンづくりのできるお母さんがお手伝いしてくださるので頼もしいとはいうものの、あまり人任せもまずいと思い、こねるのは機械が壊れていたので買いかえました。
早速、食パンを作ったところ、とても美味しく出来ました。
来週のスプリングラボが楽しみ。
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ラボは、日本語も大切にして、育っていると良くいいますが、今日は、その典型的な例だったかも。
子供ってこんな言葉をまだ知らないんだなと、面白く思いました。
まず、4話の歌で「恐れを知らぬ」と「恐れいったぜ」という歌詩が出てきます。
はじめの 恐れを知らぬ=You\'re not afraid.のときに、「恐れって何?」と聞いてくるので、怖がるってことなどと説明すると、次の「恐れいったぜ」でも、同じ意味だと勘違い。
妙な意味に受け取ってしまいました。
その恐れとは意味が違うことを説明すると、「ふーん。そうなの。」
他にも、「ほまれ」って何?
泥棒を転ばせるために、「かまやなべをとってこい」というところがありますが、一年生が「亀や鍋って何?」と聞くのです。
この子は、亀に関連するものがこの場面にあらわれると思っていたのか!とおもしろく思いました。
英語では何かみんなでテーマの友を見てみると、pots and pansになっていて、違いが歴然としました。
でも、今、深い鍋のことを「かま」っていうお母さんはいないだろうなと思うと、子供たちがわからないのも仕方がないかなと思いました。
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パーティ開設時に入会してくれた3人が、パーティからは初、今年、中2で国際交流に参加することになりました。10年という年月は、子育てと同じだけの時間がかかっていて、長いなあとしみじみ。我が子も、初参加です。
結団式では4-Hからいらした方の英語のスピーチを聞き、また、国際交流の今までの映像を見ながら、こども達は、国を越えてたくさんの方に支えられ、育てられていると強く感じ、胸が熱くなりました。
こどもって、たくさんの人に関わってもらわないと育たないように出来てる生き物なんじゃないかと最近の子育ての実感から強く思います。
中ニで国際交流にいくような志を持つこどもは、自分だけでは育てられないなあという思いも、胸をよぎりました。
難しい年ごろ、親の意見を素直に聞き入れる年齢ではありません。そしてまた?万が一、親が120パーセントいい親で正しいことをいっていたとしても、(不可能ですが)
我が子だからって、親である自分一人の考え、判断だけで育てられるわけではないのです。
親が家で見ている我が子がすべてではない。親という存在は、常に誰よりも強い光を子供にあてるつづけるけれども、子供という存在のほんの一部分を照らしているにすぎない。
たくさんの人から、いろいろな角度から光をあててもらって、声をかけてもらい、見守ってもらって、やっと良く育っていくものではないかと思います。
それも、学校の先生と親だけでは足りない気がします。高学年になってくれば、大学生、高校生たち、そして、たくさんのテューターという大人。国際交流にいく子たちは、加えて、コーディネーターの方やホストファミリー。そんな複数の年上の人たちと関わって、言葉をかけてもらい、何かしらを得ているのを見るにつけ、ラボをやっていて良かったな、我が子もこんな環境で、今、育てることができて良かったと思っています。
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今年、活動を引っ張ってきて、次に高校三年になる子たちが、メンバーみんなに気持ちを伝える場面には、いつも感動します。
今年は、卒業する大学生のメッセージも代読されました。
とてもいいメッセージだったのですが、国際交流の事前活動に参加していた娘達は間に合わず、聞くことが出来ませんでした。
娘が、夜になって、メールで高校生に頼むと、なんと、数十分後には、1500字ほどの全文を、メールで打って送信してくれました。
「パーティも年も違うのにあったかく楽しく活動できるところって他にはない…、これからもみんなで楽しいJR(高学年活動)をつくっていってね、楽しいJRに来るんじゃなくてみんなが来るから楽しいJRになるんだよ、だからみんなで続けていって・・・・いろんなことが出来ちゃうラボだから、いろんなことを吸い取ってぐんぐん大きくなって…」
そんな暖かく、小さい子にも伝わるメッセージでした。(許可なく、のせてごめんなさい。連絡先を知らない…。)
担当テューターの言葉も素敵でした。
子供たちは、何回かJRをやると卒業だけど、テューターは、何十回でもできるからいいなと思いましたというようなお話。
そのとおり!
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