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あっというまの受け入れ期間が終わり、ラボセンターでお別れをしました。
出かける前に、「私がいって、家族が帰ってきたら読んでね。」とおいていってくれた手紙。なんだか、帰ってくると、Ashleyちゃんの心に触れられるような気がして、家を出るときも、すこし寂しさがうすれました。
彼女がとっても、しっかりした子で、次のステイ先でもきっと可愛がられるだろうということが確信できていたので、私は感情的に泣かずにおわかれが
できました。
短かったけれど、本当にたくさんの思い出があります。
そして、思い出すのは笑顔、がんばっていたこと、一緒にやってくれた
お手伝いの一つ一つ。
短い期間の受入なので、悔いのないよう話そう、過ごそうとお互いに、毎日、思っていた気がします。昨日は、アメリカのボードゲームを教えてくれて、家族で久しぶりに、ゲームなど、夕食後にやりました。
お別れの時間が近づくと、ラボキャンプでのお別れ体験が重なり、二度と会えないかもしれない子に、いま、自分の思っている気持ちをすべて、彼女がわかっていると思っても伝えよう!と考えて、私の思い出メモをもとに、
あなたと過ごしたこんなことが楽しかった、いってくれたこんな言葉、やってくれたこんなことがとても嬉しかったと、話しました。
毎朝、タオルを一緒にたたんだこと、学校のことをいろいろ話してくれたこと、本当に良い思いでです。
彼女とのこんなことが思い出になるんだということに気づき、来年、アメリカにホームステイするうちの娘と私の関係も、またリフレッシュしました。
これからは、Ashleyちゃんが教えてくれたことを大切に、ラボっ子や我が子と楽しんでいきたいと気持ちを切り替えました。
そう、しあさっては、発表だ!がんばるぞ~。
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昨日の晩ご飯は、アシュレイちゃんが作ってくれました。スパゲティとチーズケーキ。美味しかった!
数日前に、お料理してもいい日はありますか?ときかれていたのです。
そう尋ねられたとき、言葉はききとれたのですが、私の中に彼女がひとりで料理をするという場面が想定されていなかったので、頭の中で翻訳できずに???
すると、娘の方が先にわかって、「料理したいっていってるよ。」
このごろ私が通訳すると、娘も「それくらい、訳さなくてもわかる。」と偉そうにいうようになりましたが、 来年のステイを前にいい感じ。
重い一リットルビンのようなとってもおいしいミートソースと、麺を持参しくれていました。トランクは重量オーバーなので、リュックにいれてきたとか。
初日にあったとき、広辞苑か百科事典が3冊は入っていそうなリュックをしょっていたのは、それだったのね、とまたまた感動。
その上、夫がいくら持ってあげようといっても、大丈夫といって、自分でしょってうちまでたどりついたんですから・・・。
娘達が来年、参加する国際交流。事前活動で、アルバム作りや調理実習などがあるようですが、その一つ一つの意味を、いま娘は実感しているのではないかと思います。
料理を作ってくれるというのは、メニューは、スパゲティとチーズケーキと、日本にもあるものですが、やはり日本のとは味が違って、特別な感じがしたし、なにより、彼女が、心配しながら、自分が作ったものが食べられるだろうか、おいしいだろうかと話しながら一生懸命作ってくれたことが、とても心にしみてうれしかったのです。
私もサポートしながら、一緒に作るのがとても楽しかったし、何より、土日の料理は、夫の担当なので、メニューも考えず作らずにすんで、一番喜んでいたのは、彼でした。
受入には大賛成だった彼ですが、そんなこんなで、ますますのってきて、「よし、今度の週末は、おれがまた〇〇に連れてってやろう!」と、私が仕事のため、私抜きでのプランをたてて盛り上がってます。
そうです。料理。来年、いったら娘にも作ってきてほしいものです。
アドバイスをもらったら、そば、いいんじゃない?ということでした。
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18日の発表会にむけて最後の合同練習。今回は、練習オンリーではなく、アシュレイちゃんとの楽しい交流、遊んだ思い出も作りたいと思い、二本立て。その分、発表への練習時間は、少なくなっています。でも、長い英語学習人生、アシュレイちゃんがとても優しくていい子なので、いまは交流が大切と判断しました。
といっても、練習の段階で、子供たち一人一人が白雪姫というお話に近づけたこと、楽しめたことは確認済み。心の中まで聞き込めたことは保証つき。
あとは、見る人にこころの目で成長を見て欲しいと願うばかりです。
そして、テューターなりの、「この子はここまでいけるだろう。」という予測を立てての練習。
●予想をはるかにこえて、伸びてる子。
おーっ!4年のKe君がナレーションをぐんぐんいってる。木曜のラボで、聞き取りレッスンをして帰っての日曜日。こんなにいえるようになっている!!!約束の、ソファの空き箱プレゼントするよ。(お母さんがいらないっていうかも。)それ以上に、年少さんの面倒を根気よく見てくれてるのがえらい!
3年のT君も自分のナレーションは全部覚えてきている。すごい!
4月入会のM ナレーションのほかに、プロンプターもやってくれています。(今年は、年長や小1同士のナレーションのプロンプターを中一にお願いするというアイデア)
Chu いえてるじゃない!うちは、言えなくてつらいみたいにいってたけど、中学生になって、英語も読めるようになってきて、ぐっと力ついてきて、ナレーションもやりやすくなったみたいだね。
年長のMちゃん。日本語のナレーションが上手で、思わずみんな拍手。やる気も伝わってきます。
Rちゃん、昨年入会で、発表会は3回目。積極的にとりくんでいる成果が出ています。
〇今年はいけそう。
K君。毎年、テーマ活動の練習そのものもアウトサイダーで、みんなの記録をとってくれたり、意見をいってくれたり。それが、今年は最初から最後まで参加はするし、グループでは大人っぽい意見はいうしで、成長してます。まずは、舞台にのるだけでもOKだ!
Hちゃん。リーダーとしても、優しく穏やかで細やかで最高。セリフも入ってる!
そして、年少さん、Tくん、Rくん。前回の練習では、私以外のみーんなが「どうなることか・・・。」と心配してお世話したけれど、おー、ライブラリーもそろって、パーティでも工作して、その結果、こんなに落ち着いてお話に参加できるようになってくるとは感動。本番は、あなた達が、舞台の上にいて、楽しいなって思ってることだけでいいんです。お客さんからは何に見えても見えなくても、そんなことはかまわない。だって、いっぱい、小人のセリフ練習して、言えるようになってるものね。
●安定した実力を見せている子
さすがT。最初と最後はまかせたよ!まだ、二週間あるのでまだ覚えていないところも間に合うよ。
Sちゃん 最近の発表会で他のパーティの方からも「あの子は何年生?」と注目をあびている彼女。誰よりもたくさんナレーションをかってでてくれてます。
A あなたは、白雪姫になれる!
●練習してること、ちゃんとわかってるよ。
Aちゃん。英日のCDと一緒に口を動かせてること、知ってるよ。
日本語だって、言えるよね。あなたには、楽しんでやっていれば花開くときがくると思うので、自分の心に素直にあせらずやってこうね。
Hちゃん。「あれ、きょう、ずっと練習してから来たのに、いえない・・・。」っていってたけれど、大丈夫。セリフの順番だけは忘れないで、日本語を大切にいえば、2年生のあなたは花丸です。
●あと、ひと押し。
予想通り伸びているけれど、「4年生の壁」というのが、SちゃんとYちゃんを襲っているように思います。同じ4年のKe君が乗り越えたこの壁、私もサポートして乗り越えさせたいと思っています。
NA。他の用事が終わってかけつけてくれてありがとう!
●おーい、K.Y!なんで来ないの!
確かに、中学女子6名に男子1名の構成は、つらいと思うけれど、来年の国際交流参加は、お母さんとテューターの願いだよ。お母さんからのきみの人生への大切なプレゼントを、無駄にしないでね。
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きょうは、うちにホームステイをしているアシュレイちゃんと昼食後、近くの郷土の森に、昔の家を見にいってきました。
ちょうど、七夕飾りもあり、短冊にお願いごとを書いたり、竹馬を私がのって見せたり、いろり、水車、古い市役所、薬局などを見てまわってきました。
あじさいがきれいにさいていて、写真もたくさん撮りました。
ちょっと、蒸し暑かったのですが、元気に歩いてまわり、帰るときには、つれてきてくれてありがとうっていってくれました。
夕方からは、テスト勉強に煮詰まった娘をつれて、新宿の高島屋へ。HMVでCDを選んでから、六本木ヒルズの夜景を見にいきました。
夜の六本木はアメリカ人が多く、アシュレイちゃんも、なんでこんなにアメリカ人が?と驚いている様子。私たちも、なんだか、異国にきたような旅行気分が味わえて楽しかったです。
おかしかったのは、森美術館に入るとき。夫と私組と、娘とアシュレイ組みにわかれてセキュリティの荷物チェックを受けたのですが、彼女達が持っていたペットボトルが何かいけなかったらしく、説明を受けていました。
アシュレイちゃんがとまどっていたので、合流後、娘に「係りの人の説明を、伝えてあげなきゃ。」というと「だって、私にまで英語でいうんだもん。わからなかったよ~。」とのこと。アシュレイちゃんが、英語で答えたのを先に聞いて、二人ともアメリカ人だと思われたんだねと笑いました。
夜景を見て、下に降りるとすぐに、彼女は、英語で「楽しかった。つれてきてくれてありがとう。」といってくれました。
来年は、わが娘も参加する国際交流。こんな風に、すぐに自分の気持ち、感謝の言葉を口にしてほしいなと思いました。
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うちにステイしているAshleyちゃん。どうも、お財布が小銭ですぐにパンパンになってしまうらしい。
時々、両替してほしいと頼まれるのですが、そのときには、テーブルに直接はお金を置かないのです。
私も子どものころ、親からお金は汚れがついてるから、さわったらきちんと手を洗うんだよと教わりましたが、最近では、なあなあになっていました。
それが、彼女が、10円や100円を10枚ごとに数えるとき、紙の上できちんとやるので、そういえば前は私もそうしていたなと思い出しました。
他にも、うちに来たときはすぐ靴をきちんとそろえて上がっていました。
が、うちの家族がみんなそろえないので(苦笑)、そのうちいい加減になってしまって・・・。今では、日本は靴をそろえるというと記憶してもらえるように、私が必死に全員分そろえています。
お手伝いも、いつも自分から言い出してくれて、とても頼みやすく、感心することが多いです。
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明日は、美女と野獣の歌を英語で暗記して歌うテストがあるということで、めずらしく中一の娘があせって、練習していました。
すると、ステイしているAshleyちゃんが、「自分が歌詞を見ててあげるから、歌ってみて」といって、レッスンしてくれました。
そればかりか、メロディを良く覚えていない娘にたいして、自分が歌ってみせてくれます。すごくきれいな歌声に、娘はびっくりしていました。
つっかえると歌って教えてくれる、そして、上手く進むと「nn!」とハミングのような「いいよー。」という促す声で、励ましてくれます。
娘は、直立して歌のレッスン。ほんと彼女が14歳のお姉さんで、娘が13歳の妹のように見えました。
その晩に彼女は何かメッセージを書いて、翌朝渡してねといって、たくされました。娘は、そのメッセージを持って登校。
帰宅後、なんと、ネイティヴの先生に発音がいいといわれたようで、その上、私が見ると、全部良いのところにチェックがついていました。
それをみて、2人はハイタッチしてました。本当に、国が違っても、こうして仲良くなれるんだなと嬉しく思いました。
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きょうは、私の弟が帰省したので、Ashleyちゃんと私の両親と弟と一緒に、両親のうちで天ぷらをして食べました。
母は、英語を話しませんが、でも自分の孫であるかのように、歓迎ムードいっぱいで、あれも食べろこれも食べろと勧めまくっていました。
すると、うちのおじいちゃんもそうなのと、国を越えても何か共通点がある様子。弟からの、幸運のお守りのローズクオーツと水晶のブレスレットと、健康、気のお守り、タイガーアイのブレスレット、扇子もとても喜んでくれました。
和やかに楽しく食事をして、終わりのころになると、彼女は、”Dinner is delicious.!って日本語で何ていうのかと聞きました。
教えてあげると、母に向かってきちんと日本語で「夕食、美味しかったです。」と感謝の言葉を伝えていました。その気持ちが母もとても嬉しかったようです。
彼女は、夕食後、スーツケースの中から、いい香りのルームキャンドルを出してきて、母に感謝の言葉とともにプレゼントしてくれました。
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うちにステイしてから毎回のように道に迷ってしまっていた留学生。
ラボ中に、親切な駅員さんや見ず知らずの方から、電話をいただいて助けてただくのもしょっちゅうでした。
でも、なんと、きょうは、迷わず帰って来れました。とっても、早い時間に帰宅。迷わなければ、こんなに早く帰ってこれるんだーと、いつもはそんなにも一人で道に迷ってしまってたのねと気持ちを思い、感激して、きょうは、2人で玄関でハグしてしまいました。
そして、疲れていても笑顔でラボの子と”Green light,Red
lightをして遊んでくれました。
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きょうは、娘の誕生日。ラボセンターからの帰りに、ステイしているAshleyちゃんと一緒に、娘のためのケーキを選びました。
2人でケーキを選ぶなどという日常の一こまがとても幸せに感じられます。
暑い一日でしたが、帰宅後すぐに、彼女が内緒話で「Yが部屋にこないようにしてね。プレゼントつつんでるから。」とのこと。
夕食後、最近は、照れてやらなくなってしまったケーキのろうそくを吹き消すという行事も、久々にやりました。
プレゼントは、すてきなHappy birthdayの袋にアメリカから買ってきてくれたTシャツなどなど、たくさんはいっていました。
あんなに暑い部屋で、疲れてるのにラッピングしてくれてたんだと思うと、本当に彼女の性格の良さがあらわれていて心にしみました。
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多くの国の方に集まっていただき、楽しい時間をすごすことができました。
各国の方から教えていただいたゲームも楽しく、また、文化の違いも興味深いお話でした。
皆さんそれぞれの国の方が準備してきてくださって、本当にもりだくさんな内容でした。
ミャンマーの方は、自分が提示したゲームよりも、防御するラインの子達が多いのにびっくりして、「これでは、通過できない!」と何度か訂正を求めていらっしゃいました。でも、遊んでもらった子供たちの目はキラキラしていました。
ラボっ子もその他の留学生の方も、他の国の方の教えてくださったゲームで、小さい子をかばいながら遊んでいる姿は、とてもほほえましく温かいものでした。
留学生に対して、高校生が司会をして質問をする、通訳を大学生がする、そして、食事の時間などフリータイムのすきまは、小さい子供たちの無邪気な笑顔と好奇心が大人の留学生の方を、楽しいコミュニケーションに誘い出す、会場の食事の準備、後片付け等は、テューター達がテキパキとしてくれる、
そんな場があちこちでみられました。本当に誰がかけても成り立たない会でした。
おまけは、私が担当のため、引率できなかったわがパーティ、アメリカからの日本語研修生と中一3人と小6、また珍道中だったようです。
昨日は、私にたよってしまって、あまり話す気持ちになれなかったようなのが、大人も通訳してくれる人もいないので、必死だったようです。
私が家に帰ってみると、随分と雰囲気が変わっていて、なんだか話が通じ始めたといういい感じになってました。
親一人だけでは体験させることのできない、様々ないい経験をしているなと感じています。
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