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土曜日にラボでたこ焼きパーティをしました。
お母さん達が買出しをして、てきぱきとたこ焼きを作ってくれるなか、お父さんたちは、初対面の方も含めてすっかり親しくなり、握手をしていました。
子供たちは、中学生から3歳まで縦長で遊んでもらっているし、あっちも、こっちも仲良くて、いい感じのパーティでした。
私は、人が集まって楽しそうにしているのを見ると、幸せな気もちになります。だから、ラボテューターをやっているのかもしれません。英語で子供たちが4-Hの子供たちと仲良くしている姿を見たり、アジアの留学生と子供たちがお互いを知ろうと柔軟な心で触れ合っているのを見るのが好きです。とても、大切なことが、そこにはあると思うから。
ここにある大事なものは、ラボパーティ中にもいつもあるものであり、それは、ラボがなくては存在しないもの。そういう英語と触れる環境があるから、子供たちは、受動的な勉強としてではなく、主体的に多方面から自分を触発してくれる材料としてラボに接していると思います。そこで伸びていくもの、多文化への感性、英語日本語という言葉への敏感さは、まさしく人として伸びていくものと両輪なのです。だから、人として育っている姿があれば、そこには、ふたを開ければ、英語を使う力の根っこも育っています。そういうラボをしています。ふたは、いつ開くのか、子供の成長を見つめる人の目で見れば、いつも、そのふたは開けることが出来ます。
大事なもの。きのうは、あっちでもこっちでも親ししくなる光景が見られてて、子供たちの笑顔も光っていました。
中学生から3歳までの子供たちは、席順やたこ焼きの配分など、子供同士で面倒をみているし、遊びもなぜか、中学生を「先生」とよんで慕っている様子。
小4の男の子は、馬になって小1の女の子をのせてあげている。トランプも、まるで子供もお酒に酔ってるの?というくらいの大盛り上がり。
子供たちが日頃から縦長で仲がいいこと、お母さん達がすばらしくテキパキしていること、それを見守るお父さんたちの心が柔らかいこと、その条件がそろっての楽しい会でした。
残念だったのは、お父さん席とお母さん席のテーブルが離れていたこと。両方にうかがった私の印象からは、そこが合体して話せば、もっといろいろな話題が出たと思います。
ぜひ、次回ははじめから、ラボの子供たち流にいえば、「ごましお」でやりましょう!
キーワードは、「たこ焼き」、「ちゅう先生」、「野人」かと思いきや、夫が、「ラボがあるから人が集まる」だよと、満足そうにいってくれました。
今度は、秋に野川公園でバーベキューでもしませんか?もちろん、火おこしはお父さまたち、お願いしま~す?!今回参加できなかった方も、ぜひ、どうぞ。
(お母さまたち、お片づけをありがとうございました。同じ地域にすむということで、ゴミの分別も一緒。完璧にやっていただいて、助かりました。また、飲みましょう!)
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6月19日に行われる「留学生と遊ぼう」に参加してくださる留学生の方にお会いしてきました。きょうは、5名で、うち4人は韓国の女性、1人はミャンマーの男性でした。
学生さんたちが日本人ではないということを意識するよりもさきに、私の中に、日本語を一生懸命に勉強しようとする人の姿勢のすばらしさ、日本の小さい子供のいる家庭に一泊ホームステイをして親しくなろうという心のすがすがしさ、そんなものがぐーっと入ってきて、心あらわれる気持ちになりました。
一泊、そしてラボっ子全体での会は、一日という限られた時間なので、よりよい交流ができるように、好きなこと、好きな食べ物などうかがいましたが、みなさんにこにこと「何でも。」などとお話してくれました。
笑顔での会話の中で、学生さんたちが、さっと反応したのは、ホストの子供の名前を伝えたときです。みなさん、一様にペンをとり、漢字にひらがなでふり仮名をふっていました。
いい交流になりそうな予感が、ぐんぐんしてきて、嬉しくなりました。
それにしても、驚いたのは、こちらの話すことは何でもわかるうえに、漢字もかけるし、話すのも上手なこと。
話す内容には、「昨年は、料理をならっている方が、料理をしたいという希望があったのですが、何か特別な希望はありますか?もしあれば、おっしゃってください。」というような内容なのですが、全部、わかってくれるのです。
それが、日本に来て半年、その前に1年くらい勉強しただけというのですから、感心しました。
まかりまちがえば、「料理してくれますか?」という風に誤解されてしまうなと心配してたのですが、そんな心配は無用でした。
遊ぼうの会のときに、時間があれば、ぜひ、どんな風に学んだのかうかがってみたいものです。ラボっ子たちにも、良い刺激になると思います。大きい子には、ぜひ、おおいに語学学習という視点での刺激を受けてほしいものです。
そして、「日本語じょうずですね~。」と本当に感心していうと、とても恥ずかしがって、「いえいえ。」とちいさーくなってしまう姿が、人柄が表れてなんだか可愛らしかったです。
好きな食べ物は?の質問に、「日本に来て、自分のお母さんの作ってくれた料理、なべなどが自分は好きだったんだなと気づいた。」と話してくれたので、お母さんにそれを伝えた~?とちゃかして聞くと、恥ずかしくて伝えられないというような、国が違ってもそんな反応は一緒でした。
昨年、参加してくれた学生さんが、ステイなしで当日だけ、ぜひ参加したいということで、顔を見せてくれたのも嬉しかったのですが(この交流は双方に好評のようです。)、「一ヶ月くらい、ホームステイできるところはありませんか?」と、真剣に日本語がうまくなりたいらしく尋ねられました。とても良い子なので、ぜひ、願いがかない日本語がより上達するといいなと思いました。
あとは、別の団体の方と面談し、その様子を実行委員の子供たちに伝えて、
当日のプログラムを作る作業です。
こんな素敵な学生さんたちと出会える機会を持てるラボっ子たちは、幸せだと思います。
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イースターエッグハントや白雪姫にちなんだ「七つの丘をこえて」のスプリングラボが終わり、はじめての通常ラボ。
パーティ全体で大きい子から小さい子までを、グループわけして、ゲームからアスレチックまで、取り組んだ効果があったようです。みんな仲良くなりました。大きい子からは、誰々がかわいい!という声がきかれ、小さい子もなつきました。2歳の子でもママから離れて、グループにまざって活動していました。 
春休みにラボルームのキッチンでママ達が作ってくれたやきそばとたこ焼き。料理中は、ママの気配はあっても、子どもは子供同士で活動し、ママとずっと一緒ではなく過ごしました。
その成果があったのか、きょう初幼稚園ラボは、ママなしで出来ました!途中「やきそばおいしかったね。」とニコニコと思い出していうRyくん。一緒に遊んでくれた小学生、中学生も入ってきて、みんなでラボ。
いっけん、英語と関係のないように見える活動が、こんな形で実っているのを、今年も見つけることができて、嬉しかったです。
新中学一年生からは、「パーティだけで、合宿やりたい!」という意見もでてきました。とても面倒見のいいあなた達なら、きっと出来ると言えました。
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下の雪にうもれる写真をとってくださったラボママからいただいたメールで、子どもたちの行動へのコメントがとっても素敵なので掲載させていただきますね。
Hちゃんママのメールより~『スキーがどうこう言うより、今回子どもたちの様子で面白かったのが、どんどん森の中に入っていってしまうことです。
スキー板を外せば「冬ソナみた~い」と、手をつないで雪に倒れこむし、Kちゃんは深雪にはまりこんで、お父さんに救出されるし。
スキーをつければ、みんなスキー場のコース外にどんどん外れて滑るのです。もちろんその中に、Yちゃんも入っているのですが。それも、ちょっとブツブツ言いながら・・・。 (^^;)
とにかく、子どもたちは冒険家になっていました。(と言うより、雪まみれの遭難者)
「スキーは滑るものだ」という、大人の概念の狭さを感じ、雪で遊ぶ楽しさを、子どもたちから学んだような気がします。』
先日、ラボのお父さんが主催してくださったスキーツアーがありました。
私は、仕事で参加できなかったので、夫と娘の世話を、皆さんにお願いしてしまいました。
我が家のように父娘参加が2組、母娘参加が1組、家族が2組の参加でした。(スキーの好きな方はぜひ!)
きっかけは、パーティの飲み会。意気投合した素敵なお父さんたちが、スキーツアーを決行して三回目。
転居で長野にいかれたお父さんが、集合から宿の手配等のコーディネートをしっかりしてくださいます。
参加した方皆さん、お話がおもしろく(抱腹絶倒?!)、のりがよく(大人とは思えない)、リフレッシュになるという報告が夫にメールで即刻入っているのを、読ませてもらいました。
その中に、こんな楽しいのがあったので、お父さんの了解をえて掲載させていただきます。
> 今日さきほど、Kに無理矢理、スキーの時の日記を書かせました。
>
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> 3月9日(水) スキー K.H
>
> 3月5日6日に長野県でえいごのみんな5家族でスキーをしました。きょ年よ
> りうでがおちたけど新しい道ができました。六時間ぐらいすべりました。男の子
> はぼくしかいませんでいた。リフトとゴンドラにのってすべりました。スキー場
> は雪のない所なんて一つもなかったです。さむかったし、たのしかったし、もっ
> とじょうずになりたかったし、もっとすべりたかったし、来年もまたいきたいし、
> ココアがもっとのみたかったです。
> -------------------------------
>
> お父さんはスキーより作文がもっと上手になって欲しいです・・・(>_
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きょうは、プレイルームでThe mitten(てぶくろ)の三回目。
一回目は、てぶくろに見立てた布地に私も入ろうとすると、T君が「はいらないで!こないで!」と言いつづけた。テューターは、いつも、僕がこんなに必死にいえば、聞いてくれるのに、なんで聞いてくれないのかな?と考えたらしく、いきなり布地のなかで”Stop!"とさけぶ。それを、外で聞いていたお母さんたち、英語でないと通じないと思ったのかなと笑う。
先週は、キディブックの紙製のfrog,wolf等に気をとられて、子ども達がmittenの中にあまり、入りたがらなかった。
もう一度、基本に立ち返って、子ども達がこの話を楽しむポイントは何なのか、とらえなおしてみる。すると、先週まで、hot,coldを意識させて、寒いからmittenに入ろう等といっていたのが、子どもにはぴんとこなかったのかもと思い当たる。
寒さが行動基準になるのは、大人の発想かもしれない。
今回は、mittenが子ども達にとって、どんな楽しさのあるものかと考えてみれば、もちろん、その中に入りたいという気持ちが原動力だろうと思い当たる。
普段、自分の生活にない、ちょっと良いものに入って、そこで暮らす感覚。では、今日は、mittenになる布を子ども達が親しく、入り込みたいものと感じるように導入してみようと工夫する。
SBの一曲目アイスカップの再利用のフルーツのふたでOpen Shut them
はじめは、みんなプラスチックのフルーツのおもしろさに大喜び。同じ歌をバージョンをかえて、大きな布でやる。
大きな布を使い、お母さんたちに布地を動かしてもらうと、きっと子ども達は、その下や上で遊びたがるだろうと予測。それが大当たりで、Tくんが一番はじめに乗り始める。みんなも乗っていいよと誘いかけ、そのまま布をOpen,shut them.歌詞にあわせて、rollでは、子ども達を乗せたままぐるぐる布地をまわす。歌声は、あまりのおもしろさに?出てこないものの、みんなこの布の魅力にはまっている。
次は、そのまま、ミトン。予想があたり、みんな次々にお母さんがもってくれる大きな布のミトンに入りにくる。きょうは、大騒ぎでCDが聞こえないくらいに、まず、ミトンに入り、次に入ってこようとする動物が大きいとStopをかけ、きつい、せまいと大騒ぎ。でも、表情はミトンに入っている動物達になっている。そして、むぐむぐ動いて、雰囲気がでている。
そして、熊役にテューターがなり、ぱきぱき木の折れる音を立てながら歩き回り、一緒にれいくんも、stomping bear歩きをする。ここで、やってみたい役には、即変われるのが、とても大切なところ。
みんな狭い布地の上で、大はしゃぎ。お話に関することをこの年齢の子ども達は言うわけではなく、ただ表情と、ミトンの布の上にいるということだけが、私が確認できること。犬役を、突然志願してくれた2歳のIくんとテューターでやると、あっというまに、0歳のIRちゃんも含めて、みんなあちこちに散っていく。これを見て、ああ、お話を心と体でちゃんと感じてわかっているんだなと感動。これが、幼児だと、「じゃあ森へ逃げよう。」とか、いろいろ言葉が出てくるので確認できるのだけれど、3回目で、ちゃんとお話を楽しみきった、この子達に拍手。
幼児クラスでは、セリフもいえるお話なので、来年は、入る順番にあわせて、セリフをいいながら取り組めるようになると思います。
きょうの、新たな試みは、絵本を静かに聞けるように、はじめに子ども達に、静かに聞くことは良いことで、それが出来た子には、ごほうびをあげるねといっておいたこと。
そして、「英日でぐるんぱの幼稚園」の読み聞かせ。
とうとう、5人全員、最後まで聞くことが出来ました。まだ、2歳のIくんも、以前、ピータースピアのロンドン橋の絵本にひき込まれたときのように、じっと聞ける。(はじめは、絵本を見ると、走り回っていたのにね。その成長ぶりに感動。)
子どもには、中途半端に「お話ききなさい。」と言っても伝わらない。
大人側が、子どもに伝わりやすい方法で、静かに聞く姿勢を身につけることが大事だと、しっかり伝えると、本当はちゃんと聞けるようになっていたんだなと嬉しい。
これには、いつも、期待を裏切らない、おもしろい絵本を選ばなくてはならない。本物、良質のものでなくては、座らされて聞かされる子どもが悲劇。
子ども達が、お話を楽しめたことは、最後のページの絵のグルンパのつくったクッキーを、絵本からとってあげる真似をすると、「もっとちょうだい。」「おいしい。」という言葉が出て何回もおかわりしていたことから、伝わってくる。飴のご褒美を待って、お話を聞いていたはずなのに、終わってからしばらく、それも忘れて、絵本の絵で遊んでいた子ども達。
本当に良い想像力が育ってきていると、たのもしく感じました。
良質な物語から、子どものこころが受け取るもの、
物語が子どものことばのイメージする力に働きかけるものの大きさは、日常会話やパターンプラクティスのあいさつ英語の何倍もの威力を持っている。。受け取る力の焦点が大人の場合はぼやけてしまっているので、いくらそれを説明しても、わからない人にはわからないかもしれない。
でも、子どもとこうして、物語で遊ぶ経験を積み重ねると、物語だからこそ、この子はこんなにもしっかりと言葉の中味を受け取っているのだなということがくっきりと見える瞬間があります。(ついでに言えば、ナーサリーライムでも、それは起こってます。)
でも、2,3歳の誰もがすぐ物語を聞き、遊べるわけではないのです。
じっくり一年間通して、仲間と物語で遊ぶ体験をしているから、逆に聞けるようになってくるお子さんもいます。小さい子の場合は、そちらの方が多いかもしれません。この子達の大半は、4月から幼児クラス。これからも、子ども達の感じることを見失わないように丁寧に付き合っていきたいなと思います。
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はじめて、個人個人の発表の場を設けました。
冬休みの間に覚えるのは大変だったと思いますが、「覚えられた!」というトクイな顔の子、幼稚園生では、「みんなの前で発表するのはこわいよ~。」という反応の子、いろいろでした。
低学年グループが作った工作つきの発表に、幼稚園児がくぎ付けになったりする場面もあり、楽しい会になりました。
みんなの前で発表するのが怖い気持ちも、その子の状況によってはとてもよくわかります。そういうときは、楽しく遊んで、みんなのを見て、次回、チャレンジする気持ちをわかせればいいのです。

自己紹介プロジェクト、成功!と思います。インターンに吹き込んでもらった英語を、年中、年長の3人がそれぞれとても上手に、可愛く言えるようになっていました。あれなら、旅行で外国にいっても通じるはず。機会があったらぜひ、トライしてほしいです。
小6のポエムも、自分で訳せるようになっている子もあり、とっても良かったです。辞書をひいてみて、「何種類もの意味がのっていて、わからなかった!」と感想をいっていました。中学生になる前に、もう一度、一緒に辞書をのぞいてみようねと確認しました。
あらためて、詩をとりあげてみて、私自身もとても新鮮な気持ちで聞くことができました。6年生と詩って、いい組み合わせでした。
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最近、ラボライブラリーを聞かずに、流行の歌ばかり聞いていた我が家の小6のラボっ娘。
お正月休みに、久しぶりに偶然が重なり「太陽の東月の西」を、私と2人で聞きました。
聞きながら、北風が、強く吹いて、娘を王子のところに連れて行ってくれるシーンで、ひとこと「ニュースになったかな…?」
なんのことかと一瞬わからなかったのですが、きっと、今、インドネシアの津波で大きな被害が出て、ニュースになっていることから、自然の力による大災害ということで連想したのでしょう。
「ん、どうだろう?」と答えて聞きつづけると、「北風が大海原を吹き渡っていくと、何百せきもの舟が沈んでしまいました」というナレーション。
私も納得し、「これは、ニュースになったね。」と答えつつ、もしこのナレーションがなくても、この子は、そこまで連想してたんだなと感心。
「鼻長王女」という言葉に、多いに受け、「キリスト教徒」というセリフには、時代背景を探りたそうな顔をする娘に、やっぱり小さい頃から、ライブラリーを聞き、物語を読んで育ったというしるしがみられ、嬉しくなりました。
北風は、おすもうさん、東や西は、サッカー選手って感じかななど、2人でぼそぼそ話しながら聞きました。
お正月に帰省した、私の弟が、娘の図工の作品を見て、センスがいいと誉め、「ラボのおかげじゃない?」といってくれました。
娘は、「?関係ないでしょ???別に、うまくないし。」といってましたが、先日、「小さい頃から、ピーターパンの絵(抽象画)とか見てたからね、いろいろ思いつくよ。」なんてことをもらしていたので、影響ありと見ました。
私のような平凡な人間には、子どもをラボと出会わせていなかったら、親として与え足りない環境が随分あっただろうなと思います。私という親が一人で与えることのできかったものに、ラボに入っているおかげで、彼女は随分と触れることができていると感謝。新しい環境でも、すぐ話しかけて友だちを作ってしまうのも、その一つ。
ラボっ子からの年賀状にも、「いろいろ教えてください。よろしくおねがいします。」という文が多く、「英語を教えてください。」と書かないところが、子ども達、さすがわかってる!と一人嬉しくなっていました。
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さきほど、プレイルームで「ぐりとぐらのおきゃくさま」をやって、
まだ、家のなかには、ホットケーキの匂いがただよっています。
ぐりとぐらが、「ああ、いいにおい!」というのを、子ども達とも一緒にいいたいなーと思って、みんなが、洗面所などを探しているときに、
私は、こっそりとキッチンへ入って、ホットプレートで、ホットケーキを焼きはじめる。
でも、タイミングがあわず、ホットケーキがいい香りになる前に、子ども達は、お客様ではなく、「テューター!」と、私を探し始めてしまったのですが。
私にしてみれば、子ども達がハローといって、部屋に入ってきたときは、
まだ、ケーキのいい匂いがしてはまずいと思うので、途中で、焼き始めるのですが、お母さまたちは、
「あったかいのを食べさせてくれようとしているんだね。」と話し合っていたとのこと。
「えっ?あたたかさ?ではなくて、途中から、いいにおいがしなきゃだめでしょう?」なんの迷いもなく、お話のとちゅうからホットケーキを焼いていた私は、自分のこだわりにちょっと笑ってしまいました。
こんなこだわりを持った大人が、まわりに一人くらいいてもいいでしょう。
子ども達も、すごい笑顔で、大満足で帰っていきました。
ちなみに、ホットケーキは、小さいので、大きいケーキには、座布団を何枚も重ねて、それに、布をかけて、紙製のトッピングをのせたものも、ちゃんと蔭に隠しておきました。それも、子ども達は、食べるふりをして、喜んでいました。
いくつになっても、子ども達と、こんなごっこ遊びができる生活がうれしいこのごろです。
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今日は、わけあって2年ぶりのパーティ内グループ発表。
1 プレイルームの子達は、SBで舞台の上に上がるのが目標。
2 年少中心の幼児グループは、ガンピーさん。英日のCDを流したまま、いつもの姿を見ていただく。
3 年長、年中の幼児グループは、がらがらどん。音楽CDで、ナレーションも自分たちで担当。
4.5 小学生は、ペチューニア、ピーターパン。担当するセリフも長くなり、中に、きらっと光るものが出てくる。
高学年の子は、セリフ、ナレーションともに、私には、あんなにうまく
できないなーと思うほど、はまってくる子があらわれる。(でも、そんな
演技派の子だけを良しとするのが、私の目指すラボではないのですよ。)
10歳分の縦長で、こんな風に成長していくのかなと、見て取れる発表会でした。
そして、違いは、結論からいうと、合同練習もないので、練習回数不足で、ぶっつけ本番に近い発表という点と、ひとりひとりの発表する力のパーティ合計は、こっちが上かなという点。
動きという点では、パーティ合同発表の方が、まとまっている。
でも、一人一人の「発表する力」をテューターという計算用紙の上で、
足し算すると、今回は、グループ発表の方が計が大きかった!これが、大きな嬉しい違いでしょう。御覧になった、おうちの方にも、それが伝わったかなあ。
でも、その「発表する力」を伸ばすことができたのは、2年間分のパーティで一丸になって取り組んだ合同発表があったからこそ、ということが
私には実感できるので、両輪として、どちらも必要。
全体で、ひとくくりに感想をいうことなど出来ないほど、一人一人が、
いろいろなところを、ちょっとづつ伸ばしてきている。
それが、グループ発表で確実に育つ力。
○○ちゃんは、練習のときから、とてもいいアイデアを出す、みんなの意見をよく聞くという力がついた
○○ちゃんは、英語が聞き取れないって悩んでたのに、一週間前の巻き返しで、英語だけでなく、日本語や、司会のことばまで、すごく上手になっていた。あの涙は、無駄じゃなかったね。
幼稚園生が、「がらがらどん」で、どうどうデビューしたのが、素晴らしかった!。今まで、自分のナレーションや、短いセリフを、小学生と一緒に言うという経験をつんできた子達が、今回は、自分たちだけ、5人で、
一つのお話を、語りきりました。
これは、2年分のパーティ合同発表で、「見ること、そこにいることで育ってきた目に見えない力」が開花したのだと思います。
課題も、見つかりました。合同のときは、いつも、幼児が舞台の上で、ちょこちょこ動くので、そのお世話に忙しく、集中して役に入りきっていないことが目立たなかった小学生たち。
グループごとなので、幼児がいないのに、なんか、セリフのないときは、ぼーっとしてしまう。
みんなでの練習回数が足りない分、もっと、家で、一人一人が、お話の背景、イメージを膨らませることができるように、早いうちから、テューターとしてがんがんボールを投げるべきだった。どのボールを誰がキャッチしてくれるかは、わからないけれど、もっと多く投げなきゃ・・・。
次回の課題は、「その言葉をきいて、イメージできないものがあったら、
迷わず調べて、わかるようにしよう!」そのイメージの合計が、背景を膨らませてくれるはずだから。
今度は、来年の夏。またまた、課題を見つけてしまったので、はりきっていきます!(その前に、正月開けの個人発表会だった。パーティの皆さん、1月7日午前に決定しました)
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プレイルームは、Stop,Taro!お母さまたちに、たろうの持つアイスクリームバックとすみれの花を簡単なものでいいので作ってきてとお願いしておいたところ、力作。こんな風に遊び道具をつくってもらえる、子供たちは幸せだなあと、じーんとする。
みんな、たろうになりすぎ。バックとすみれもって、歓声(奇声?)あげて走り、見学の方もいらっしゃるので、お母さまたちも”Stop!"と声をかけてくれるのに、Stopせず。
とうとう、「みんながおまわりさんたちのStop!を聞かないので、アイスもとけちゃって、ゆきちゃんちにいけなくなりました。」というお話にかわってしまいました。今度は、ゆきちゃんちいこうねといって別れる。
都合で、同じ週に二回ラボをやることになったプレイの男の子Rくん。今回は、ゆきちゃんちにいけて、誕生パーティもできて、その後、再び「走りたいんだ!」といって、緑の布地のまわりをぐるぐる走りました。このときは、大人もにこにこして、ここは走っていい場面だねーと納得。
女の子Yちゃんは、おびえてました。Stop!っていわれる・・・・といって。でも、だからこそ、あの緑のはらっばのシーンがとても大切なんだと、おかげて気づきました。
ママと一緒に、彼女に「ここは、No carsっていってるから、大丈夫なんだよ。」と一つ一つのセリフを聞いて、言って、安心させました。
思いっきり気持ちよく走ることの出来る場を求めているたろうくんにも、Stop!っていわれて、怖がっているたろうちゃんにも、とても大事なシーンなんですね。
こどもたちと、極上のごっこ遊び。そんな中で、大人の私が気づかされること、何回も同じ話をやっているのに、まだまだあるんだなと思いました。
そして、嬉しいことに、見学のお友達も、入会になり、今度は一緒に、ゆきちゃんの家にいけることになりました。
(発表会近くなりました。他のグループのお子さんの様子は、
私設HPにupする予定です。パーティの皆様、ごらんくださいね。)
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