幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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早期教育が育てる力、奪うもの 03月01日 ()
私の初めての子育ては知らない土地から始まりました。
まだ寝返りもうてず、虫のようにベットの上で動いている我が子をみつめながら、この真っ白いキャンパスに私が色づけしていくのか・・と責任感のようなものを背中に感じ(大げさ)、実家が遠く身近に子育ての良きアドバイザーが居ないという不安などから、数々の育児書を一人読んだりしていました。それを実際に実践したか・・というとしていない(というか出来なかった!?あまりに早いうちから読み始めて、実際、実践する年齢になった時にはすっかり忘れていた)のですが、それなりに自分の育児はこんな感じでいきたいなぁ~というぼんやりとした道筋は出来ていました。
そんな時にラボと出会い、様々なラボ活動を知っていくと、霧で視界が悪かった道がパァ~っと晴れ渡りスッキリした感じがしました(しています)。
我が子はラボと共に育てていこうっ!と思ってからも、ほとんど趣味と化した育児書研究(?)。
一人一人それぞれ違うのだから、すべての子どもが同じようなやり方で育てる事は出来ないんだよ~と思っていながら、なんだかちょっぴり気になる本などは、ア○ゾンの中古品で安く手に入れ読んだりしている私。
でも、ラボと出会ってからは、分からない事を育児書に頼る・・というより、ラボ流子育てに賛同している様な本、ラボ流子育ての良さを裏打ちしてくれる様な本を読んだりしています。ラボ歴が浅いのでもっとラボを知りたい!との気持ちから、ラボ関係の出版物も色々読んだりしています。

最近読んだ「早期教育が育てる力、奪うもの」という本。(ネット中古で安く買うので)そんなに新しい本ではありませんが、届いてパラパラと見るつもりが、手を離すことが出来ずに一気に半分くらいまで読んでしまいました(子どもの横やりが入ってようやく下ろすことができた)。
本書は、公文式をはじめ、井深式、鈴木式、七田式などといった知的早期教育に対し疑問(あるいは批判)を投げかける内容と、幼児期に育てたい人間らしさの“芯”とはどのようにして育てるべきか・・といった内容になっています。
世間で言われている良い大学や大企業に入れたからといって、必ずしも成功した人生と言えるとも幸せな人生が送れるとも思っていない私は、我が家では小学校や中学校のお受験などは無縁と思っていますが、それに向けて頑張っている家庭ってホントにこんななの~?とまずはビックリ。
そして、幼児に対してまさに詰め込み式というような教育法に「・・・」。昔、長男が生まれてすぐに義父から頂いた井深大氏の育児書、読んだけど内容もすっかり忘れていましたが、この本で「悪い例」として沢山紹介されていました(苦笑)。
井深氏は、幼児の頭をコンピューターとして例えて説明し、感情と意思をもった人間の部分は議論の外に置き、子ども達をあくまでも「受動的存在」として描こうとしていると。とにかく反論も出来ない時期に、訳も分からないまま知識を詰め込んでいけば子どもはどんどん吸収していくから良いのだそうで・・・。基本的には「子ども達の豊かな心を育てる教育」として活動していた方だったと思うので、この本で取り上げられているのは、井深氏の教育方針の一部だけだと思いますが・・・。
公文式はもう知られている事だと思うのであえてここでは書きません。
この本の最後の方で著者は、子どもには大人と違う世界があり、大人には一見、非効率的で有効性に欠けるような遊びの時間が子ども達にとっていかに大切な時間であるか、時間を無駄にせずに、「ためになること」「役に立つこと」などの有効性、効率性を重視する大人の価値観を幼児にも押し付けることに対しての危険性を述べています。
「回り道」とでもいえる過程をうんとたいせつにし、「近道」を寄せ集めればその結果、とりこぼしない発達が保障できるという安易な考え方を考え直しましょう・・と。
『一見したところなんでもやすやすと学べるということは、子どもにとって破滅の原因となる。そういうふうにやすやすと学べるということこそ、子どもがなに一つ学んでいない証拠であることが人にはわからない。なめらかに磨かれたかれらの頭脳は、ちょうど鏡のまえにある物体を映しだす。しかし、なに一つあとに残らず、内部にはいっていかない。子どもはことばを覚え、観念は反射されるだけだ。子どもの言うことを聞いているものにはその意味がわかるが、子どもにだけはその意味がわからない。』
著者はルソーの書「エミール」のことばを所々で引用しています。
「将来役に立つ」とか「ためになる」とかの利益を考えず、ごっこ遊びや同年齢の幼児と交わって没頭してたくさん回り道をして遊ぶことが人間らしい芯の部分を育てるのだとおっしゃっています。
ラボも世の中では(多分)上記の幼児教室と同じ「子どもの習い事」という早期教育の中にひとくくりにされて捉えられている(?)ことで、ラボにおける早期教育の意味をどう上手に伝えていけるか、少し考えていた時でもありましたので、私にとってお勉強的な早期教育について改めて考えることが出来た時間となりました。
ラボでは、回り道をし、時には引き返したりしながら、成長していきますよね。
テューターは、時にその子が自らの足で一歩前に踏み出すのをじっと待ちます。
子どもが自分の意思で進むからこそ本当の力がつくことを知っているから。
この本を読んでいると、人間の気持ちを無視したかのように勉強勉強で育てられている子ども達でも、なんとか将来、なんとかぁぁぁぁ~人としての心からの幸せを感じられる人生を送れますように!!!と、藁をもすがる気持ちで願ってやまない気持ちになります。 
でも、きっと、世の中の早期教育に走る保護者達もここまで徹底して育てている人は少なく、人間的に豊かな子どもになってほしいと願う気持ちも持ちながら、世の中の風潮としての早期教育から逃れる事も出来ず、揺れ動いている人が多いのではないかと思います。
世の中には様々な育児書が売られ、ネットを開けば気軽に情報が入手できる一見便利な世の中ですが、その中で揺れ動かされる保護者は(私も含)大変であります。
自分の可愛い子どもをわざわざ不幸にさせようと思って早期教育へ走る親はいません。
人それぞれの価値観も違うし、考え方も違うけど、周りの情報に振り回されずに、本当に自分の子どもにとって幸せなことってなんだろう?と親としてしっかり考えながら子育てしようと思います!

余談ですが、先日アカデミー賞を受賞されたモッくん。
小学生の頃、シブがき隊の大ファンだった私(ヤッくん派でした)。
ご家庭の会話はすべて「英語」なのだそうです。生粋の日本人両親の家庭なのに英語なんだぁ~・・・。せっかく日本語で素敵な演技をする俳優一家なのに、日本語から離れた生活を送る子ども達・・・。う~ん、どうなのでしょうか?(私はもちろんハッキリ言って反対ですが)。
芸能人の子どもってアメリカンスクールに通ってる子ども、多いですよね~。なんで?
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Re:早期教育が育てる力、奪うもの(03月01日) >>返事を書く
マーシャ嬢さん (2009年03月04日 13時57分)

こんにちは!仙台のマーシャ嬢です^^早期教育のお話でふんふん、そ
うだそうだ、と思い、思わず書き込みしちゃいました。
私もラボに出会ってから子育ての不安があまりなくなった気がします。
もちろん日々自分がテューターとしてやっていけるかは悩みながらやっ
ていますが。
ナーサリーのお話も面白かったです。文化の違いって面白いですねえ。
Re:Re:早期教育が育てる力、奪うもの(03月01日) >>返事を書く
はだのみ(みぃぼう)さん (2009年03月05日 09時33分)

マーシャ嬢さん

ご訪問ありがとうございますm(_ _)m

>こんにちは!仙台のマーシャ嬢です^^早期教育のお話でふんふん、そ
うだそうだ、と思い、思わず書き込みしちゃいました。
→私のつたない&ダラダラと まとまりのない文章を読んでいただきありがと
うございますm(_ _)m

私もラボに出会ってから子育ての不安があまりなくなった気がします。
→ラボって英語だけでなく、それ以上に子育てで本当に助けられる事が多いで
すよね。子ども達が1人のテューターだけでなく、沢山の(年代の)テュータ
ーに見守られながら育っているというだけでも、母としてとても安心感をもら
えます。

もちろん日々自分がテューターとしてやっていけるかは悩みながらやっ
ていますが。
→全く同感です!!。先輩方の築きあげてきた大切なものを、私の口からどう
伝えるか・・・地区研などで修行修行です。

ナーサリーのお話も面白かったです。文化の違いって面白いですねえ。
→同じ英語を話す国でも(当たり前ですが)地域によって本当に様々で。子ど
も達にも「英語を話す=皆同じ人種」とひとくくりにするのではなく、その裏
の文化にも興味を持ってもらえると良いですね。
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Re:早期教育が育てる力、奪うもの(03月01日) >>返事を書く
やぎっちさん (2009年03月05日 09時54分)

私も人それぞれ、性格は違うし、育児書なんて読んでも・・・・という
人だったのでほとんど読んだことはなかったのですが、
うちの旦那はものすごい本好きなので、当然、たくさんの育児書を読み
あさっていました。
(かといって、私にどうしろ、こうしろ、とそれを実践させてりしない
ところがいいのですが・・・)
でも、みぃぼうさんの読んだ育児書にはとても興味をひかれました。
ぜひ、私も読んでみたいです。
ちなみに、うちではその数々のほんの中から、旦那セレクトということ
で、玄関に、ラボママ用貸出本を置いています。
玄関まで迎えにきたラボママが待っている間に興味がある本を持ってい
くこともありますよ。
せっかくの読んだ本、みぃぼうさんもどうですか?
Re:Re:早期教育が育てる力、奪うもの(03月01日) >>返事を書く
はだのみ(みぃぼう)さん (2009年03月06日 07時03分)

やぎっちさんへ

うちの旦那はものすごい本好きなので、当然、たくさんの育児書を読み
あさっていました。
(かといって、私にどうしろ、こうしろ、とそれを実践させてりしない
ところがいいのですが・・・)
→やぎっち家は、ご主人が育児に積極的なご家庭で良いですねぇ~。
しかも妻へあーだこーだ言わないところが良いですね!

ちなみに、うちではその数々のほんの中から、旦那セレクトということ
で、玄関に、ラボママ用貸出本を置いています。
玄関まで迎えにきたラボママが待っている間に興味がある本を持ってい
くこともありますよ。
せっかくの読んだ本、みぃぼうさんもどうですか?
→そうですね!興味のあるお母さんもいるかも知れませんしねっ!
(うちのラボママは小さい妹弟がいる家族が多いので、皆が読書する余裕があ
るか・・・が問題ですが^^;)

先日は、イースターのお誘いありがとうございましたm(_ _)m 
予定が合わず、残念でしたが、すっかりイースターの事を忘れていたので
思い出すきっかけとなりました☆ 
春休み前に、うちも近所の公園でやることにしました♪
また是非やぎしたパーティと一緒にイベントできたら嬉しいデス^^

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