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育てグローバル人 ~ で、テストって必要? 02月27日 (木)
2014年も2ヵ月が過ぎてしまいました~。
なかなか日記が更新できませんが、羽田野パーティ、元気に活動中でーす^^/♪

少し前の新聞で、横浜市の欄に「育てグローバル人」という記事がありました。

内容は、
『横浜市は新年度、私立の小・中・高校での英語教育の強化にのり出す。英検やTOEFLなどのテストを導入したり、英語指導助手(AET)を増やしたりする。市立高校では海外の大学を目指す生徒を支援するプログラムも準備する。市教委によると、新年度は全日制の市立高校8校で2年生全員を対象にTOEFLを実施する。中学校では3年生に英検3級程度を受験させる方針で、新年度はまず30校で実施。また、小学校16校で6年生に児童英検を受験させる。
また、私立中学校ではイントラネットを使ったリスニング教材を導入。教科書に載っていない言い回しや、多様な表現の仕方を学べるようにする。AETを増やして全147中学に常駐で配置する。高校ではAETが2人いる学校を2校から7校に増やす。
 市教委指導企画課の平久・調整担当課長は「学校や大学で英語を学んでも、なかなか英語を話せない。小さい頃から外国人と直接コミュニケーションを図ることで、物おじせず、英語を使って自分の意見を話せるようにしたい」と話す。
 さらに、市立高校では2015年度に海外の大学を目指す生徒のためのプログラムを創設する。授業時間外に、英語での討論や論文執筆のための力を身につける講座を開くことを計画している。14年度はその準備を進める。
 文部科学省は昨年、中学校の英語の授業を英語で教えたり、小学生の「外国語活動」を小3、4年に前倒ししたりすることなどを盛り込んだ「教育改革計画」を公表した。目標として中学校で英検準2級程度、高校では準1級程度をめざすことも盛り込まれた。』

教育委員会も文部科学省も色んな対策に頑張っているのだと思いますが、私が個人的に引っかかった点をいくつか書いてみます。

まず、英検などテストを受けさせるということですが、これじゃあ結局英語=お勉強になってしまうのでは?と思うのです。。。
テストは必ず〇か×かという結果があります。Sがつくとかつかないとか、isなのかareなのか、相手とコミュニケーションを取るときにそんなの必要? 間違ってたっていいから、とにかく知ってる単語を絞り出してどんどん話して相手に伝える、その姿勢が大切なのではないでしょうか。テストで×がついたって、実際相手と話したら通じるはず。でも、間違っていたら・・・と気にするあまり、喋れなくなっちゃうっていうのが今までのスタイルで、これじゃあ結局これからもそういう子どもを育てることにはならないか?と思うのは私だけ?

うちの2歳の息子の日本語だって〇か×かだったら×だらけの日本語ですが、ちゃんと伝わるし、まわりも別に「違うでしょ!」なんて言わずに温かく見守り、その間違った日本語から何が言いたいか、、を推測して理解してくれます。英語だってそうやって覚えていけばいいんじゃないのかなーって。ある程度そうやって固めていけば、ある時にキチンと自分がやりたいと思ったら、勉強して文法や単語などやればいいし、小学校から国語を勉強するみたいに。。。
教科となると、成果を目に見える形にしないといけないので、やっぱりテストになってしまうのでしょうが・・・
以前、多国籍な中で英語を勉強したときに、スペイン人、イタリア人、フランス人、ブラジル人、アラビア人、みーんなよく喋る喋る、でも文法的にはどうだったかな?でも、だーれも気にしない!とにかくまずは伝えること!という感じでした。

「学校や大学で英語を学んでも、なかなか英語を話せない。小さい頃から外国人と直接コミュニケーションを図ることで、物おじせず、英語を使って自分の意見を話せるようにしたい」も、小さい頃から外国人と触れ合ってコミュニケーションを取る場を設ければ、物おじせず、英語を使って自分の意見を話せるようになるのか??そうかなー?もしかしたら、分からない言葉の中で、ますます分からない→英語嫌いになる子も出てくるのでは?数人の外国人と接するよりも、ラボのキャンプや合宿のように初めて出会う友達ばかりの中に入って、新しい仲間づくりをする小さな異文化交流経験を積んでおけば、どんな人と出会っても物おじせず意見交換できる人になるのではないのかなと思います。外国人にこだわる必要全くナシ!ですよね?

なんだか、上の記事を読んでいると、「英語を話すこと(英語習得)」を目標としているように感じるのですが、言葉は話せても中身はからっぽじゃ困ります。自分の意見を持てない子がいくら英語が喋れても、意見は言えません。

・・・と、上記の記事のような指導方法に不安を感じるのは私だけでしょうか?
まぁ不安を感じても、ラボっ子は大丈夫だー☆という安心感も感じますが。
だって、普段のパーティ活動でテストではかられることもないし、英語を習得することを最終目標としておらず、英語をツールとして使いながらテーマ活動をやっているのだからね!

そして、昨日の新聞にもこんな記事が

『いま、教育の世界でも「グローバル人材」がテーマです。どんな人材なのか。また、その育成のために教育に何が求められるのか。
 国際展開を進める日産自動車の志賀俊之副会長は昨年11月、大学生と対象とした朝日新聞社共催のフォーラムで、グローバル人材についてこう説明しました。「自分の考えを持ったうえで、世界中の異なる考え方を受け入れて共感し、違いを明確にしたうえで、ディベートしてまとめられる人」。そして、自分の意見を持つためには知識が、議論するためには語学力やコミュニケーション能力が、それぞれ必要だとしています。』

まさにまさに、まさにテーマ活動やってれば育つ力だ!と思ったのでした。

ということで、やっぱりラボ活動っていいなーすごいなーっていうことが言いたかったのです。

まだ少し悶々としてますが、書いてちょっとスッキリした~っ^O^!
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