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地区発表会終了!(^^)! 01月14日 (月)
こんにちは!

1月13日は、地区発表会でした。

ソングやテーマ活動(劇表現活動)の発表会です。

金澤パーティは、『It's a Funny Funny Day!』

(だるまちゃんとかみなりちゃん)の発表をしました。

今年は、子どもたちだけの発表に挑戦しました。

と言っても最初からそのつもりではなくて、まだ

入会して間もない子と、元々のメンバーのうち、一番

おチビさんのお母さんには、舞台に上がってもらおうと

思っていました。でも合同練習のとき、お母さんに

入っていただいたところ、普段のパーティは子どもたちだけで

しているので、小学生は調子が狂うみたいで、やりにくそうだったので

やはり止めることにしました。そして、お母さん方にもそのことを

伝えたところ、同じように感じて下さっていたので、思い切って

止めることにしました。


それ以前にも、かみなりちゃんのお父さん役をしたい子がどうしても

いなくて、どなたかお母さんにお願いしようと考えていましたが、

安易にそうしてしまったら、また次回、同じ状況になったとき、

“じゃあ、お母さんに頼めばいい。”と、小学生が考えることに

なってしまうと思い、幼稚園児の中からも立候補してくれる子を

募って、セリフは小学生がフォローすることにしました。

お母さんに頼ってしまいそうになるところを、勇気を持って、

子どもたちだけでやらせてみたところ、小学生にすごく責任感が

出てきて、幼稚園児のフォローをしながら、自分たちのセリフや

ナレーションもこなして、動くことが出来ていて、本当に

びっくりしました。よく小学生がみんなをリードしていました。


このおはなしには、昨年9月から取り組み始めました。

プールの場面や、遊ぶ場面、最後の場面などは、みんなのイメージが

ふくらみ易く、生き生きと表現を楽しんでいましたが、前半は

登場人物も少なくて、それ以外の子の表現がどうも生き生きと

しないな~と、発表会の日が迫るにつれて、どうしたものかと

考え込むことが多くなってきました。

お母さん方とテーマ活動の見せっこをしたり、私自身もいろいろと

投げかけてみたり、実際に表現してみたり…でも

みんなの体が動き出さないので、おもしろくないのかなあ~、

どう導いてやればいいのかな~と思っていましたが、

1週間前が来て、突然みんな揃って雨の表現をやり始めました。

言ってすぐに動かないからって、何も考えていないわけじゃないし、

おもしろくないと思ってるのでは無かったのです。

子どもたちは、見たり聞いたりしながら、その子なりに色々と

考えていたのです。今まで、投げかけてきたこと、試してみたことが

みんなの中で熟成される時間が必要だったのかもしれません。


また、こんなこともありました。

だるまちゃん役の子が、傘をどうしても表現したくて、私も

“誰か傘になってくれる子?”といつも、みんなに訊いていましたが、

やりたい子が現れず、あきらめかけていました。“もう傘は無しで

やろう。”と何度も言いそうになりましたが、我慢をしてきました。

そして、本番1週間前、突然、幼稚園児の男の子が“僕、傘する~”と

にこにこしながら言うのを聞いたときはびっくりしました。そして、

本当に楽しそうに傘になりきっていました。なりきったその様子を

見て、“良かったよ~!本番も頼むね!”と声をかけました。

そして、本番の昨日、見事に傘役、果たしていました。

子どもを信じて待つのは、なかなか根気がいります。不安にも

なります。大人が決めてしまう方が楽ちんです。でも子どもに

任せて挑戦させると、子どもってほんとにとんでもない力を

発揮します。


パパかみなりのセリフのフォローにしても、最初小学生はみんな

“無理~”と言っていました。自分のナレーションやセリフだって

大変だし、その時は本当に無理だと思ったのかもしれません。

でも、これまで9月からずっとCDを聴いてきた子どもたちです。

最終的にはみんな揃って言えるようになっていました。覚えようと

意識していなくても、この4ヶ月の間にいつの間にか入っていたの

でしょうね。

新入会の子は、幼稚園児の女の子2人が、よくお世話をして

くれました。おかげで一人で舞台に上がることが出来ました。

年代別パフォーマンスのソング発表のときも2人が連れて行って

くれて、すっかりお姉ちゃんになっていました。


同年代では、このような力は得難いものですが、異年齢だからこそ

子どもたち同士で育ちあいます。また、パーティ(一人の先生が

指導しているグループ)の枠を超えて、子どもたちをみんなの目で

見守るところも、ラボのいい部分だと思います。

発表の舞台に上がった、小学生のお母さんが“○〇は見ず知らずの

人が誉めてくれて、大きな自信になったようです。”とメールを

下さいました。

誉めてくれたのは、他のパーティの先生かもしれないし、保護者かも

しれないし、誰かは分かりません。子どもは、親や自分の先生から

誉められるのももちろん嬉しいものですが、それ以外の人から

誉められるのはまた格別嬉しいし、自信が持てるし、またそれが

次への意欲になっていきます。

パーティ以外の多くの人たちの支えもいただきながら

伸び伸びと成長を遂げる子どもたち、幸せな子どもたちだ~!
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