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いよいよ地区発表会! 02月06日 (木)
こんにちは!

徳島地区発表会が、いよいよ今週末に

迫ってきました。

今回発表するお話のテーマ活動(劇表現活動)は

昨年10月から取り組み始めました。


今年は『HARRY THE DIRTY DOG』(どろんこハリー)を

発表します。

今までに、他パーティ(教室のメンバー)が発表するのを

見る機会がなかったお話です。

過去に発表したお話は全て、他パーティの発表を見たことが

あるお話でした。


でも今回は、私自身も子どもたちも真っ白なところからの

スタートでした。

このお話の表現に対して、先入観や事前に抱いている

イメージがまったくないということです。


なので、思いもよらない表現が子どもたちの中から

出てきたときのワクワクと、0から生み出す苦しさと

その両方を体験しました。


今回、表現を創っていく過程で、最も印象に残っているのは、

お話の最後の場面です。

ハリーがお気に入りの場所でぐっすりと眠るところ

なのですが、多分、発表当日この場面を初めて観る方に

とっては、なんてことはない、さらっと観てしまうような

表現です。

でも、この表現にたどり着くまでに、子どもたちが

どれだけ動いて、どれだけ考えて、どれだけ悩んだかと

思うと、なんてことはない表現が、発表当日、おそらく

私の目と心には感慨深く映るのだろうなあと思います。


この場面だけがなかなか、みんながしっくりくる表現に

たどり着かず、みんなで頭を悩ませました。

最初は、ハリーが寝ているとき、お家の人は何を

してたのかな~と考えましたが、いろいろ考えてみるものの、

動いてみると変だったり、やりたくない気持ちの子が

出てきたりしたので、他の表現を考えてみました。


するとYちゃんが、じゃあ、寝ているハリーの後ろで

ハリーの夢のなかを、表現してみればいいのでは?と

提案してくれましたが、実際動こうとすると、

子どもたちはどうも体が動き出しません。

“どろんこになって楽しかった”って、確かに難しいなあ。

子どもたちも“う~~ん…”って感じになり

“ここ、どうするか考えてこような~”と声かけするものの

どうしたらいいかな~と、なかなか意見が出ないままに

なっていました。


そこで、昨年の発表会でのSパーティがしたテーマ活動の

ある場面を例に出して、ハリーの、“自分のうちって

なんていいんでしょう!”っていう、この気持ちを

みんなで表現するとしたら、どう動いたらいいと思う?と

問いかけてみました。

すると、みんな納得の表現が遂に決まったんです。

小さい子たちも、みんなにこにことやっています。

あ~長かった。でもみんな納得の表現になって本当に

良かった!!


どの発表も結果だけ見るのと、その過程を聞くのとでは

全然違います。

子どもたちが考えて考えて、話し合って話し合ってやっと

出来上がったものです。

どの発表にも、それまでの長い長い道のりがあります。

その道のりを心に留めながら、

もっともっとたくさんのことを拾えるように、

感じ取れるようになりたいなあと

今回より一層強く感じました。
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