幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧英語・語学ランダム新規登録戻る 0170368
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ ラボやじまパーティ16周年記念発表会&祝賀会
現在ページはありません。
・ 2007コロラド報告!!!
現在ページはありません。
・ 2005年スペシャルオリンピックスin長野
現在ページはありません。
・ 2005年黒姫サマーキャンプ5班
現在ページはありません。
・ 2005年黒姫サマーキャンプ3班
現在ページはありません。
・ ゴスペルをうたおう!木島タロー氏WS
現在ページはありません。
Welcome!
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
ラボの国際交流受け入れ報告ヽ(´ー`)ノ 09月19日 (木)
山にかかる夕焼けが美しく、風の冷たさと虫の声に、しみじみ秋を感じ
る今日この頃。
今年の夏は、濃かったなぁ。
うーちゃんオーストラリア交流参加、ようすけのケビン受け入れ、私の
蔵王キャンプ2班、黒姫キャンプ5班参加、合間に素語りのフォローと短
い帰省。
中でも今年の受け入れ交流は、ようすけの家族はもちろん、パーティの
ラボっ子&ご父母、私にとっても大きな大きな宝物となりました。

カリフォルニアから来日したケビンは、16歳の男の子。
長野に到着してすぐに、パーティ歓迎会&うーちゃんの壮行会(7/13)
に参加。
素直、誠実さが伝わってくるような笑顔に、みんなはあっという間に
うちとけてしまいました。
そして驚いたのが、日本語運用能力の高さ!
もちろんゆっくりめではあるものの、日本語の会話ができる。
自己紹介アルバムは英日で書かれ、英日で説明してくれる。

ケビン「これは僕のソウソフです。」みんな「。。。。???」
中高生「じーちゃんのとーさんだよ!」みんな「おー!」ってな具合。
聞けば、ひらがな、カタカナはパーフェクト。
漢字も「僕の友達」のしんにょうもバランスよくとても美しく書かれて
いる。
質問タイムに小学生が「アメリカに親子丼はありますか?」
親子丼は知らなかったけど「チキンとエッグを煮てご飯にのせたもの」
と説明したら、「チキン&エッグ、、、オヤコ!?OH!!!」と
あまりに感激したので、「じゃついでにおしえてあげるね。豚肉とエッ
グだと他人丼。」「ブタニク&エッグ、タニンドン。OH!MY!!!」
としばし言葉を失うくらい感動していました。

そんなケビンにみんな、「どうやって日本語を勉強したんですか?」と
たずねたら、意外な答え。
「インターネットのサイトで勉強しました。」「ええ~~~~~!」
2年前アニメをきっかけに日本に興味を持って、勉強を始めたとのこと。
「でも日本人の知り合いはいるんでしょう?」と食い下がったけど、
「小学校の時にクラスに一人いたけど、すぐに帰国したから。。。」
教室にも通わず、知り合いもなく、こんなに語学堪能になれるもの?と
そのサイトやらを見せてもらったが、「あ」の書き方とか、「こんにち
は」「さようなら」のスキットで、特に素晴らしい!ってほどのもので
もまったくない。
ただそのサイトの数は多く、無料のものもたくさんある。
ためしに英語学習のサイトを検索してみると、「ギャルのための英会話」(若者言葉満載)、「主婦向け」(料理家事)と多岐にわたっていくらでもある。

パーティの父母も私も、痛感しました。
要は、意欲、やる気。
これからの子どもたちに必要なのは、好奇心と夢中になる力。
それと、礼儀直さ。
ケビンは、いつも笑顔なだけでなく、誰に対しても気持ちよく挨拶し、
敬意をもって相手に接し、真剣に耳を傾けて話を聞いていました。
プレイルームのママが「ケビンを一言で言うと、『奥ゆかしい』」と
いったほどです。

私のキャンプ参加班が決まってからの受け入れ決定だったり、地区で他
に3名の受け入れが合ったりで、他のパーティ行事にもいろいろ参加させ
ていただきました。
ケビンは、湯田中温泉、祭り、旅館宿泊、流しそうめん、盆踊り、甚平
姿でどこでも、何にでもトライし楽しんでいたそうです。
ホストの中学へ行っては、絵が上手で人気者になったり、高校へ行って
は邦楽の授業を受けて篠笛をもらってきたり、善光寺へ参拝の際は、「奉納金」や「御朱印」を読もうとして「日本語むずかしい!」といっ
ていたり、ラボママから茶道の手ほどきをいただき「心が落ち着きま
す」といっていたケビン。
ホストもファミリーもケビンをとても大切に思い、忙しいはずのママも仕事返上で寄り添い、様々な経験(戸隠、渋谷、浅草、吉野家、回転寿
司、カラオケ、カップラーメンの食べ方、日本人らしい返事の仕方「へ
ー、そうなんだ」他)ができるようベストを尽くしてくれました。

「ああ、こんなふうだとみんなが『この子のために何かしてあげたい』
という気持ちになるんだなぁ」と実感した受け入れ経験でした。
そして、言葉が伝え合える、気持ちが伝え合えることの大きさを、再認
識しました。
ケビンほどではなくても、ラボっ子が国際交流に参加する際に、言葉の
運用能力が少しでも高ければ、交流はさらに濃く、喜びが増すものだと
確信します。
「また必ず日本に戻ってくる」というケビンのことばを受けて、それま
でにみんなの成長の手助けをしなければと気合が入る今日この頃です。
>>感想を掲示板へ
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.