幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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発表会1日前 2005/11/05の日記 11月05日 ()
 明日は、地域の7パーティが集うテーマ活動の交流発表会。テーマは「はなのすきなうし」。今日が最後の合同パーティで、お家の方にも観ていただきました。なにせ、当日参加できない子もいるので、そのラボっ子にとっては、今日が発表なのです。みなさん、にこにこ見守っていてくださり、みんな照れながらも、いつもの優しさ漂う雰囲気で、お話を楽しめました。

 今回大切にしたのは、「何を伝えたい?」ということでした。
「牛があばれるところ」「フェルジナンドがはちにさされるところ」「フェルジナンドは闘牛場につれていかれても、花のにおいをかいでいたこと」「マタドールが怒ったところ」「もとのまきばに連れ戻されて、フェルジナンドはうれしかったこと」「フェルジナンドは他の牛とは違うということ」「フェルジナンドには、どんなことがあっても続けられるものがあるということ」「闘牛より花のほうが大切」などなど。

 そこから生まれたのが、『幸せ』と『平和』というイメージ。

 最後の語り「ふぇるじなんどは、いまでも だいすきな こるくの 木の したに すわって、あいかわらず、しずかに はなの においを かいで いる という ことです。 ふぇるじなんどは とても しあわせでした。」 ここを、とくに大切に語ろうねと話していました。

 すると、3歳からラボをしていて現在小学4年生のKちゃんが、「なぁ、フェルジナンドって今でも生きてんの?」と聞いてきました。一瞬「何故そんなこと考えるんだろう?」と不思議に思いましたが、確かに「いまでも」「あいかわらず」って言っていますものね。Kちゃんは「だってこれ、昔の話やろ。そんな昔に生きていたのが、今も生きてるわけないやん。」というのです。Kちゃんは茶化して言っているのではないのです。納得したいだけなのです。こういう風な言い回しは当たり前みたいにさらっと流していた私にとって、子どもがお話の世界を生きているからこそ湧き上がってくることばへの感覚に、ガーンと脳天を打ちのめされてような衝撃でした。

 真剣に考えました。そして、「フェルジナンドはみんなの心の中に、いつまでも生き続けているんだ」「わたしたちが、フェルジナンドのことを思うとき、いつも、こるくの木のしたにすわって、はなのにをいをかいでいてほしい」「フェルジナンドが二度と闘牛場に連れていかれることのないように」

 だから、最後のところは、「ぼく」「わたし」の中のフェルジナンドのことを語るようにしようということになりました。そして、「平和」と「幸せ」への想いをこめて、”He is very happy."「ふぇるじなんどは とても しあわせでした」をみんなで語れたら、きっと I am very happy,too. そう、過去形で語られていたお話が、ここへきて、現在形になっていたのですね。
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