幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧こども・子育て・教育ランダム新規登録戻る 0362313
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ わたしから見たラボ・パーティ
 ラボ・テューターは先生じゃない
・ ラボみやぎパーティご案内
 ログハウスでやってるよ!
 はじめてのかたへ
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
通してやったら、よく話がわかったわ。 07月26日 ()
サマーキャンプの共通ライブラリー
『ロージーちゃんのひみつ』は
そのほとんどがこどもたちの会話です。
よくよく聞いてみると、
「これは使えそう!」「これ使ってみたい!」
という表現がたくさん!

教科書や参考書には、あまり載っていなさそうですが、
そういうところがまた魅力です。

これを劇表現するには、そうとう聞き込んでいないと
いつ自分の出番やセリフが出てくるかわかりません。

前々回チャプター1、前回チャプター2・3とやってみましたが
なかなかセリフに追いつけずでした。

今回、1~4まで通しでやったのですが、
前もって自分の役を決めておき、セリフを日本語だけでもいいから
書き出しておこうという宿題を出していました。

KちゃんとAちゃんはしっかりとやってきていました。
どんなセリフがあるか、わかっているだけでも
場面が変わったとか、今何をしているとか、
もうすぐわたしの出番だとか、
まわりもよく見えてくるようです。

2年生にはちょっとむずかしい宿題だったでしょうか。
でも、うさちゃん、はっちゃんもセリフがよく出ていました。

そろそろレニー(はっちゃん)がでてくる、という所になると
みんなはっちゃんのほうを見て「そろそろ来るで、レニー」
とくすくす笑っていました。

ロージーちゃん(Aちゃん)は、はまり役でした。
ちょっとおしゃまなところが、ロージーそのものでした。

キャシー(Kちゃん)は、しずしずと歩いて来て歌うところ、
ちょっと恥ずかしかったりするかな、と思いましたが
キャシーもほんとは少し恥ずかしがり屋さんなのかも?
これもぴったりでした。

ふたりは「ちゃんとセリフいいたい~」と言って
カンペを持ち歩いていました。
なんとか英語も言ってみよう!という気持ちがよく伝わりました。

ドリーのうさちゃん、のんちゃん。
ちょっとセリフは少なかったけれど、お話どおりに
すんなり動いていましたね。いい耳をしています。

レニーのはっちゃんは、今日は特にイキイキしていました。
好きなことを好きなときにやる。レニーとはっちゃんが重なります。
消防ごっこの続きをしに行ってしまったあと、
火消しごっこが部屋のはしっこのほうで進行中!
想像力ってこうやって育つんでしょうか。
急遽引き受けてくれたお母さん役もうまかったです。
言い方がわたしに似ていたのは気のせいでしょうか・・・

終わったあとに、はっちゃんが

「そうか、こういうはなしやったんやな。
全部とおしてやったらよ~くわかったわ。おもしろかった!」

と言っていました。みんなもウンウンとうなづいていました。

絵本を読むだけ、CDのお話を聞くだけでも
じゅうぶん楽しいものですが
こどもたちは、直接そのお話の中に入って
登場人物と同じような動きをし、
登場人物の気持ちに寄り添うことによって、
お話の筋がすっと入ってくるようです。
そうなると、ちりばめられたことばの一つ一つが
いきいきとして、いのちを持つんですね。

頭ではわかっていたことですが
そういうこどもたちを目の前にすると
「そうか、そういうことなんだな」と思います。

まさに毎回がラボ(laboratory=実験室、実習・演習)だなぁ!
 
>>感想を掲示板へ
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.