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【続】ネイティブ・アメリカンのとりこ 08月23日 ()
少し前から民話がおもしろいなぁと思っていて
日本の民話(昔話)のことを調べたりしていました。
むかしから口伝えに語られたお話は、
ただおもしろいだけじゃなく、
心の芯に染みてくるものがあって魅力を感じていました。

そんな時期に発刊されたのが『太陽へとぶ矢』でした。
「文化の背景が違う民話がはたして日本人の心に染みてくるかな?」
などと思っていましたが・・・
予想以上に染みてきたのです。
とくにネイティブ・アメリカンを扱った3つのお話は
心を強く惹きつけるものがありました。

もっと知りたい!
素直にそう思い、図書館で本を借りてきました。

「アメリカ・インディアン―奪われた大地」
(「知の再発見」双書 (20))
フィリップ・ジャカン (著), 森 夏樹 (訳)

これを読んでから、ライブラリーの
『聖なる大地とともに歩こう シアトルのことば』
を聞くと涙が止まらなくなりました。
わたしが持っているインディアンの知識が
いかに貧困だったか思い知らされました。

「写真でみるアメリカ・インディアンの世界」
(「知」のビジュアル百科)
デヴィッド マードック (著)
吉枝 彰久 (訳), スタンリー・A. フソード, 富田 虎男

壷とか弓矢とか、とうもろこしとか・・・
プエブロ文化のことも書いてありました。
ライブラリーのお話をイメージしやすくなりました。

絵本もいろいろありました!

「おれは歌だ おれはここを歩く
―アメリカ・インディアンの詩 」
秋野 亥左牟 (絵), 金関 寿夫 (訳)

ことばの力強さを感じます。絵もすてきです。

「インディアンの男の子 リトル・ムーン」
ヴィンフリード ヴォルフ (著), ナタリー ドロシー (絵),
ながの ゆうこ (訳)

ちょっと悲しいお話だけど・・・。

「「イグルー」をつくる 」
ウーリ ステルツァー (著, 写真)
千葉 茂樹 (訳)

ティピーといい、イグルーといい、
インディアンの生活の知恵はすばらしい。

「おこった月 」
ウィリアム スリーター (著), ブレア レント (絵),
はるみ こうへい (訳)

日本人がとらえる月のイメージとは正反対です。

「チャマコとみつあみのうま―メキシコ・ミステカ族のお話」
(こどものとも世界昔ばなしの旅)
清水 たま子 (著), 竹田 鎮三郎 (絵)

絵がとってもいいです。メキシコインディアンのお話し。

「ハイワサのちいさかったころ」
(ほるぷ海外秀作絵本)
ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー (著),
エロール・ル・カイン (絵), 白石 かずこ (訳)

リトル・ムーンもそうでしたが、老人の存在が
いかに大きいかということを思い知らされます。


以上はネイティブ・アメリカンに関するお話しですが
アフリカの民話もおもしろかったのでご紹介します。

「アナンシと6ぴきのむすこ―アフリカ民話より」
(ほるぷ海外秀作絵本)
ジェラルド マクダーモット (著), しろた のぼる (訳)

お気づきですか?「太陽へとぶ矢」の作者です。
すっごくいい!たのしい!ほっこりします。

「たいようとつきはなぜそらにあるの?―アフリカ民話より」
(ほるぷ海外秀作絵本)
エルフィンストーン ディレル (著), ブレア レント (絵),
きしの じゅんこ (訳)

最初からストーリーが見えているのだけど・・・
これもやっぱりほっこりするお話し。

もうひとつ、のんちゃんが大好きなネパールの民話から。

「プンクマインチャ」
(こどものとも絵本)
大塚 勇三(著), 秋野 亥左牟(絵)

一度読んだら、忘れられません。

民話もとってもおもしろいので
ぜひぜひ読んでみてくださいね^^
おもしろい民話を見つけたら、教えてくださいませ!

最後に、これは姫路駅構内の本屋さんで
乗り継ぎ待ちのときに偶然出会って購入した本です。

虹の戦士

虹の戦士
Warriors of the Rainbow
翻案 北山耕平
太田出版

原作者不明という珍しい本ですが
ネイティブアメリカンの間で
語り伝えられているお話だそうです。

「あとがきにかえて」をよんで
ネイティブアメリカンに
惹き付けられる日本人が意外と多いことに
納得がいきました。

Be a good Indian.

すぐ読める本です、ぜひご一読を。



さて、ここまでひっぱってきたんですが・・・
主人のTシャツに書かれていた文字。




Tシャツ


これは、すごく着にくいし
これを着ている主人を見るのも、心が痛みます。

これをデザインなさった方は
いったいどういう気持ちで
この文字を入れられたのでしょうか・・・。

買う前にちゃんと広げて見なかった
わたしたちもいけないんでしょうが。
 
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