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ウガンダのマリーちゃん |
08月03日 (水) |
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娘がラボの高校一年留学から昨年帰国したとき、「私は恵まれているから、その分、恵まれてない子を自分のお小遣いから支援したい」と言い張るので、あるプログラムに登録して、ウガンダのマリーちゃんという子を支援してきて、ちょうど一年。(実際には、娘、私、私の母の3人で一ヶ月分のお金を出し合っています)
その子の成長を見ることが出来るし、お手紙もボランティアの方を通して、時々やりとりすることができます。9月がお誕生日なので、ささやかですが、誕生日カードに子供の喜びそうな動物のシールを娘と選んで入れたりすることもできました。
このプログラムが工夫されているなと思うのは、その子にお金を渡して援助するというのではなく、その団体が地域の人々とまずは信頼関係を築き、そこから貧困の中にいる人の意識や生活を変えていく全体を支援するという仕組みなのに、支援する私たちには、具体的に一人の子が成長していく過程が見えるところです。
こんな形でなければ、ラボのことに一生懸命で日々がすぎていく私には、支援する意識は芽生えなかったと思います。
大学生までラボをやっている子には、その子の志向によりますが、ぜひ留学や旅をとおして、世界を肌で感じてほしいと思います。
世界を知る旅をできる能力のある子にはみんな、育っていると思います。
絵本の日本語の部分に、クメール語など現地の言葉のシールをはって、送って読んでもらうというボランティアを、私などが簡単にできる仕組みを作っている団体もあったし・・・・。
何か強い思いがあれば、工夫をして、そこから人々の協賛を得ることはできるものだなと、自分が最近、二つの団体の考え方に賛同してほんの少しのボランティアをする機会を得たことから感じました。
私の力は、ラボっ子や図書館に本を求めにくる人、少しはラボママ、ファミリーのために使うことができます。
でも、正直、世界の苦しむ地域の人々のために使う能力は残念ながらないと思います。
ラボっ子を育てることが、間接的にその人たちの力になれるといいなという夢をこの夏あらたに意識し始めました。
(身につけたツールとしての英語、コミュニケーション能力を何に使うかは、その子の自由!)
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