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A「ピーター・パン 1話」、B「ふしぎの国のアリス 3話」、土「はるかぜとぷう」、それぞれのグループで、テーマ活動の発表にむかって役割分担をしました。あれ、気がつけばあと1ヶ月だ!みんな大丈夫かな~?
できたてほやほやのキディさんも、Songbirdsの発表してみたいなあとお母さんたちがけっこう乗り気。始めてまもなくなのにやる気があるっていいね!
みんなしっかりCDを聴かないと、初心者マークのキディさんにも見せるんだぞ~!
がんばらなきゃ。
これからイベントいろいろの夏ですが、今週末Bグループのなっちゃんが引っ越してしまうので、こんどの活動でお別れです。
お姉ちゃんのあかりちゃんが春から県外の高校に行き、なっちゃんも夏休みにということで7月のつどいが最後の発表になるんだなぁ・・と思っていたら、学校行事の関係で今月に早まりました。
プリザーブドフラワーアレンジメントのお仕事をされているお母さんは去年の春、避難でいわきに来ている小学生のためにハンドメイド作家さんに呼びかけて体操着袋や上靴袋などの作成協力に奔走されていました。私の子供が通っていた小学校にもご協力をいただきました。
また、震災チャリティーのバザーを行うなど精力的に活動されているなか、パーティのお母さんたちに志賀パーティの10周年タペストリー作成をしようという話をしてくださっていたのです。
本当に頭が下がる思いです。
お別れはとってもつらい。
でも、きっと新しい土地でご家族のみなさんがまたすてきな出会いをたくさんされることと思います。遠くから応援しています。
それから、この前の日曜日は地区の事前活動の最終回でした。
月一だけど半年間このラボっ子たちと一緒にやってきたので、
これで終わりと思うと、ちょっと哀しいような。
でも、国際交流に限らずこどもたちを「ひとりだちへの旅」に送り出すことがラボ活動の大きな意味であるから、
やっぱり目出度いし、嬉しいことです。
帰ってきてからのみんなの報告が楽しみ。
10年もラボをしていると、出会いも増え、そして別れも増える。
これからは長年ラボっ子でいてくれた子の、巣立ちもある。
見送る日を思うと、せつない。
見守られて、見送られて。そうやってこどもは育ってゆくのだと、最近気づいた。
と、その前に今年は私がパーティのみんなやお母様方、テューターやラボのスタッフのみなさんに見送られるんだった。
国際交流引率は、7/21出国、ミシガン州に行ってきます。
ラボっ子たちのアメリカでの一ヶ月を、しっかり見守ってきます!
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7/14に「夏のつどい」を行うことにしました。
先週からそれに向けてTAがはじまり、週末は事前合宿があり、
月曜日からは久しぶりの幼児グループが新設、水曜日は保護者会など、
忙しいbut嬉しいし、やりがいのあるこの1週間です。
土曜グループは
「はるかぜとぷう」。土曜日が事前合宿のためできなかったので
水曜日に活動しました。曜日が違うので、どうしても欠席の子が多くなってしまいちょっと小人数でしたが、みんなこのお話を楽しんで動いていました。「ぼく、とぷうがやりたいけど、ライオンの『うるさいぞ-』が言いたいからライオンもやりたいんだよね。どうしよう」と真剣に悩む男の子、ほほえましかった! 久しぶりにとぷうを動くと、私もかげろうになったり、お花になったり、ちょうちょになったり。春のものって呑気で私にぴったりでした。ラボっ子たちにユサユサと起こしてもらって気持ちよかった~。
金曜Aグループは
「ピーター・パン1話」。このグループは歌の場面の表現づくりが大好き。でもこの日は物語のいちばん最初の場面、とぶ」と言っても not jump but fry.どうしても私たちはふつうの世界の人間なので、ほんとうには飛べない、そこでみんなひたすら走る走る、しかもいい顔で。
小4の男の子一人、小3の女の子一人、そして小2の男の子三人のこのグループ。さいしょに役はどうするかと話したときに、やっぱり自分はピーターを、ウェンディをしようかな、と言っていた大きい子ふたり。自分が「しなきゃいけないかな」、と思っているようにも見えた。がんばって考えてくれているんだな、とちょっといたいけに思えたので、まだ配役は決めないでおいた。もっと動いてから「やってみようかな」と思ってくれるといいな。
金曜Bグループ
「ふしぎの国のアリス3話」。
ハートの女王役がはまりそうな高校生が、小学生3人に「ハートの女王やりなよ」とふると、あすかちゃんが引き受けました。女王タイプではない小学生の子に任せ、『あの首、この首~』のうたの場面をみんなで考えて表現をつくる。
どうだった?と聞くとあすかちゃんは「女王、たのし~!」とキラキラ目が輝いていた。5人だけのグループだから小学生だってなんだって、がんばらなきゃない。大変だけど、それは新しい自分の能力開発の機会!くびを切られる表現のほうも大分たのしそうだった。
月曜kiddyグループ
男の子ふたりと、女の子ふたりのグループ。
久しぶりのKiddy、とにかくかわいいです。
HelloやHi、How are you my friend?、「はらぺこあおむし」で楽しむとあっという間に時間が来てしまいました。
この日ずっと「ざぶーん、ざぶーん」と言っていた男の子。
おかあさんと「なんだろう?」と言っていたら、おわりのころに
「あめ」と言いました。この日は昼過ぎから大雨。それでだったんだ。
幼い子は、自然界のなかで生きているんだなあ。
そして昨日は保護者会。
ラボっ子みんなのおうちでの様子を聞かせていただきました。
忙しくでCDを聞けないなか、それぞれの方法でCDを聴かせてくださっている様子や、自分のことだけでなく周囲のためにもCDをきいて発表に向かっている様子など、それぞれにがんばってくださっています。。。
しかしながら、子どもはなかなか自分でCDをかけられないので、大人の介助で毎日かけてあげてほしい、と伝えるべきことを、みなさんの忙しさが目に浮かび、言いそびれてしまった。
なぜCDは毎日聞いた方がいいのか、せっかくの機会だったので
ラボらしく、ともに考えていただく時間をつくればよかっただろうか、と反省。
ホント、まだまだです。
でも、人生とかくTry and error.
めげずにいこう。
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きょうの金曜Aグループのとりくみは「ピーター・パン 1話」でした。数年前に4話の発表をして以来ひさびさ。そのときパーティにいなった子のほうが多いからほぼ初めてかな? 物語のクライマックスである4話は、テーマ活動もダイナミックでどもたちも動くことが楽しそうだったけれど1話なんとなく動きもどうしていいかみんなでもてあまし気味だった。少し早めに動きを切り上げて、みんなで絵本を見ることにした。
すると! 抽象画ってすごい、こどもたちはお話と絵をリンクさせようと一生懸命「絵」を読もうとする。ことばと絵のマッチングを読もうと想像力を駆使して意見を出し合い、次々にページをめくっていきました。とっても生き生きしています。もっともっと絵を見たかったけれど、きがつけばもう活動のおわりの時間。
想像力をはたらかせているときのこどもたちって、キラキラ輝いていて、いいな。
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GWも後半、天気が崩れるみたいだけど、東北の被災地にはたくさんのボランティアさんが来てくださっているようです。ありがとうございます。
前半の連休は、国際交流事前活動の一環である、一泊相互ホームステイで娘と福島市のラボっ子・つゆちゃんのエクスチェンジ。こちらはほんとうにふつうの暮らし状態での受け入れでした。夕方おそくにこちらに着き、出発の時間が朝早かったので、あっという間でした。地元の博物館などどこか連れて行きたくても時間がないなあ、でも・・・と、楽しくはないのは十分承知だったけれど一緒に海岸に行きました。 やるせない光景が広がる場所でした。これから未来を生きるなかで、つゆちゃんが暮らす福島市の放射線による苦しみと、いわきの津波の悲劇を忘れないでくれればと思います。
いっぽう娘は向こうで妹さんと遊んで楽しく過ごしてきたようです。小さい子がいなかった我が家はなんだか申し訳なかった。国際交流でもホストの弟妹が交流の助けになることは多分にあるみたい。また次回があったらこんどはハワイアンズに行くなど楽しみたいけど、でも相互ホームステイはあくまでもホームステイ。よその家の暮らしのなかに入るだけでも十分に異文化体験。ほんとに何もしてあげられなかったけど、我が家でのステイが国際交流のなかでちょっとでも役立てたらいいな。
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「わんぱく大将 トム・ソーヤ へいぬりあそび」を取り組んだ土曜グループで、「へいぬりをさせてもらうために、みんながトムにあげるみつぎものをするとしたら何だろうね」と問いかけると、小1のぬいちゃん女の子は「ビーズのアクセサリー」と女の子らしいものを言ったあと「あと…スマホ。」と一言!小4のかのんくん「この時代はないだろっ」とつっこまれるも、その後みんなからハイテク貢ぎ物がいろいろ出ました。
物語の中で遊べば、夢みたいなモノも出せるんだろうね。
愉快な貢ぎ物アイデアでした。
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ちかくの土手の桜が満開、美しいです。
一年のほとんどは花がついていない桜の木。
暑さ寒さに耐えじっとそこに立ち、どんなときでも毎春必花を咲かせてくれて、また散る花びらを見送ってゆく桜の木に、思いを馳せる今日この頃です。
さて、各グループと先週の取り組みテーマ活動は、先月末の春のつどいで他のグループが発表したものにしました。
そのようなものを取り上げることによって、こどもたちが見たことはあるけれど体験していない物語に対してどんなふうなのかも興味がありました。
金曜Aグループ、この日はonly男の子の「どろんこハリー」は、最初はみんなおはなしに惹かれない様子だったけど『犬になりきっておにごっこ』をやったら大興奮。テンションが上がりました。
そのあと、ひととおり物語を動くと、いつもは主要andやりがいのある役をやる子たちは「ハリーじゃない役がいい」、小さい子ふたりがハリー役。 動いた後では、脇を固めた子たちは何か物足りない様子だったけれど、おもいっきりハリーになって遊んだ子たちは「楽しかった~」と笑顔。お互いに新境地だったかな、いい経験ができたのでは。
金曜Bの大きい子たちは、「全力でクマがりをやろう」と決めていたので、「全力ってどんなことなのかな?」と思いきや
声は大きくて、クマがりにでかけながらおもいっきりジャンプしたり、くさ・川・ぬかるみの泥…その他すべてををどう表現するか真剣に考えて全身で表現したり…全力で動いていました。はじける、ってこういうことなんだな。
真剣に元気いっぱい、見ている方もスカッとする「クマがり」でした。
土曜グループのみんなも「どろんこハリー」。ここには先お兄ちゃんが別のグループでハリーを発表した、という弟妹がいて、もうしっかりCDがしみこんでいました。テューターが読み聞かせで日本語をまちがえると、しっかり訂正してくれたり、頼もしい一面も。ハリーって室内犬なのか外で飼われているのか? そんなことも疑問に思い絵本をめくってみると「あ、犬小屋が外にあるから外だ」「でも家の中で眠ってる」「つながれていないよ」「勝手に外に遊びに行く」「両方勝手に行き来できるのかな」というハリーのライフスタイルを検証。このグループも、いちばん動くハリー役の子たちがいちばん楽しそうでした。
「見たことのあるお話」を動いてみるテーマ活動は、
どんなふうだったかというと、おうちでCDはよく聴いてくれたようです。発表が記憶に新しい、っていうのはいいみたい。動くことは初めてだから、動き出せば新鮮なようでした。
発表を見たことがある・ないに関わらず、CDを聴いて気に入ったか、パーティでお話で遊んだか、など。。。 楽しんで、心がグググっと動いて、それからことばを言いたくなる。
これが基本、いつも基本を忘れないようにしよう。
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3/24の春のつどいのあと、帰宅して横になったら、起きあがれない!。数年ぶりにインフルエンザに罹患してしまいました。しかも治りがおそかった。やっと今週から人並みに生活できるように(笑)なりました。もう今週から学校も新学期。ラボもはじまります。あした・あさってのために、パーティのラボっ子たちの笑顔を思い浮かべて今日はいろいろがんばらなくちゃ。
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きょうのいわきは、色々なところで追悼式などが行われました。
わたしも、市の芸術交流館での復興祈念に参加した娘の演奏を見に行ってきたのと、海岸の追悼式で献花をさせていただきました。海岸での追悼式とキャンドルナイトには倉本聡さんと率いるスタッフ、富良野の方々、地元の信用金庫の社員の方々がボランティアとして、暖かい飲み物や食べ物をふるまってくださったりと、心温まるご支援をくださいました。 すっかり片付いたかに見える家々の跡地には、ストーブの灯油缶やハンガー、メモ帳など、まだ生活の跡が残っていました。1年たっても、まだまだの被災地です。土台だけになった家の跡にもボランティアの方がキャンドルを灯しておられました。ご自分の家の跡だと思います、そこで灯りをともされる方もおられました。地元の小学生がつくって手作り灯籠には、津波の被害に遭い天国へ行った友達や家族、身近人々などへのメッセージがたくさんありました。
市の芸術会館の灯籠のほうは、原発問題のこと、戻りたくても戻れないふるさとの町のこと、そして「福島が一番すき」など、美しいふるさと・ふくしまを想うメッセージが多くありました。
ここ福島だけでなく、東北に比べてあまり報道されない茨城県、いわきのじき隣の大津港、私の故郷である仙台、親戚のいた名取、たいせつな仲間を失った東松島と石巻、宮城の沿岸部、故郷の隣県の岩手県の三陸海岸、その隣の青森の八戸海岸、液状化に苦しんだ浦安、被害にあったすべての所を想う気持ちを忘れないでいよう。
被災地ではない人々もまだ忘れないでいてくれると思います。そう思うのは、この一年、人の心のあたたかさを、日本国内だけでなく世界中から、強く感じだからです。
世の中、まだまだ捨てたもんじゃない。
この1年を振り返り、あらためてそう思いました。
被災地を応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
また、東北・全国のラボパーティから小パーティにご支援の物資、お菓子、折り鶴、お手紙などさまざまなもののご送付をいただきましたことを、あらためてお礼申し上げます。国際交流のパートナー、ペンシルベニアメノナイト協会からの物資、その他海外からのメッセージなど、たくさんのお心遣いがありました。本当にありがたいことです。
でも、震災はまだ終わっていません。
津波の問題、除染の問題。
何もかも、これからです。
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もうすぐ震災から1年が経ちます。
あの日は3月第2金曜日だったので、なんとなく明日の金曜日があれから1年という気がします。
あれから金曜日になると、午前中のうちに食料を買い込んでおかなきゃ、とか、午後2時台、ラボの準備をしている時間は、お風呂にお水を張っておいたか、家族は今どこにいるか、などのことが頭の中を駆けめぐります。
私だけではなく、そんな人がいっぱいいると思います。
夕方、何事もなく、ラボっ子たちが元気に集まってくると、
「ああ、今日も無事にこの時間を迎えられた」とほっとして、
それまでの心配はなくなり、活動に入っています。
今月24日には「春のつどい」を行います。
いまは各グループそこでの発表のためにテーマ活動をとりくんでいます。
幼児の女の子3人は英語のうた、ほか土曜グループが「きょうはみんなでクマがりだ」、金曜Bグループが「どろんこハリー」、そして小1~3の金曜Aグループが「国生み」。
これは私も初チャレンジの物語で、まさにみんなで体当たりです。
とても面白く、とてつもなく神秘的。そして難しい。
こどもも私も、いままでで一番の難解に挑んでいると思います。
でも、それもあたらしい経験。いっしょに困難を乗り越えて、またこどもたちが
一歩成長できたら、と思います。
それから、2月に正式にシャペロンの委嘱状が来ました。
夏には、わたしも初の国際交流です。
どんな困難な時代でも、こどもたちはいろんな経験をして成長してゆく。頼もしいです。とくに国際交流後の成長は大きいと感じます。
私も、こどもたちほど伸びしろはないにせよ、あたらしい経験に挑戦してちょびっとでも成長してゆきたいです。
さて、今週末のラボの準備をしなくちゃ。
あしたも無事で、穏やかな日でありますように。
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謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
みなさま、どんな年末年始をお過ごしになりましたか?
わたしは初日の出を見に、主人の実家に行ってきました。
そこから防波堤のある道路まで、家がぎっしりあったのですが、
津波の被害を受け、ほとんどの家が解体され、
がれきなどもすっかり撤去されて
すっかりがらんとしています。
海岸からはちょっと遠いので最初は堤防のほうで日の出待ち。
でも寒い! 日の出まであと10分もないというのに実家に撤収。
ここから見えるかなあ、と思いつつ寒さに負けて修繕中の母屋に入っていたら…見えました、大きな初日の出。
太陽はぐんぐん、空に昇っていきます。
外に出て、太陽に向かって手を合わせました。
震災で亡くなられた方々のご冥福と、これから生きていく人々に希望があることを祈りました。
まもなく、水平線の少し上に横に伸びていた雲に隠れてしまいました。
海は、とても静かでした。
さて、その後はお義母さんのお雑煮を呼ばれました。
餅も家でついたもの、あんこも自家製、いつも通りおせち料理を作っておりました。手料理をごちそうになれたこと、一緒にお正月を迎えられたことを、今年は一段と嬉しく思いました。
震災の復興は、まだまだ先が見えないことが多いけれど、
去年よりも、少しでも良くなることを祈っています。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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