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カンザスから17歳の女の子が我が家にやってきました。
2005年の日本語研修生は兄がホスト・ブラザー。
今回自分がホスト・シスターをやってみたいという
娘のたっての願い。今秋には4年の単身赴任を終えて
パパが帰ってきそうな気配。狭いマンション住まいの
我が家にとっては部屋を提供できるのは、今回限りかも。
すごく「いい子」です。名前はシャノン。
対面式では、いの一番に日本語の自己紹介を名乗り出て
かなり度肝をぬかれました。
オリンピックセンターから我が家まではずっと娘と手をつないで
帰ってきました。
日本語はほとんど話せないけれど、真摯に日本文化を吸収しようと
する姿に心がうたれます。私のつくる料理もとにかく一度は箸を
つけてくれるんです。心が届きます。
絵を描くことが好きな娘のために塗り絵のお土産をくれて
必ず1枚か2枚、二人で塗り絵をして過ごします。
おかげで“coloring"という単語を覚えました。
シャノンも娘から「いってきます」や「いただきます」という
日本語を習っています。いろはかるたでひらがなも特訓中。
最近「私、生まれ変わってもラボをやる!(テューターになる!
とは言いませんが・・・)」と言いだした娘。
ラボって、普通ではできないような素晴らしい経験をさせてもらえる
場だなと17歳のカンザス娘と9歳のさいたま娘の姿を見ながら
思います。
ラボをやっていて本当によかった。生まれ変わってもラボ・
テューターになりたい!!と思えるまであと一息でしょうか・・・。
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先週からどうしてもナレーションの音が取れない子を
家に呼んで、一緒にCDを聴いています。
パーティの時に語れていないと思った子も
ナチュラル・スピードに口がついていっていないだけで
結構正確に音がとれていることがあります。
前半はCD通りに言えるのに、後半がCDにおいていかれる
ので、自信がないだけなんですね。
脱落する音、つながる音、弱音と強音、ダーク・エルと
クリア・エル・・・。大学の音声学レベルのことをラボっ子は
小学生で身につけてしまうのですもの、すごいです。
「個人対応」という↑の音取り。原則小学生だけなのですが
昨日は妹にくっついて中学生のGがやってきました。
この夏、ホーム・ステイに行った子です。
驚いたことにホーム・ステイ参加前と比べて各段に発音が
よくなっていました。更に、リスニング力もアップ。
塊で音をとらえることが出来るし、それをキャッチする
スピードが速い!ひと夏の成果ですね。ひょうたんから駒。
いい時間が持てました。
さて、今日の合同練習の冒頭は「発声法」のワーク・ショップ。
講師は、いつも水曜日のラボで会場をお借りしている
アート・スペース芸術村のマスター。実は、本業は俳優さん。
うちのパーティの発表は、元気はあるのですが、声が小さいと
いうことが前々から気になっていました。今年こそ、「声」を
しっかりと客席に届けたいと思い、WSをお願いしました。
音の3要素。緊張を解く方法。複式呼吸のやり方。簡単な運動。
子ども達も私自身もとても楽しく、勉強になりました。
強力なサポーターができてうれしいな~。
セリフ、ナレーションがしっかりと入ればもっと大きな声が
でるんだけどな~~。本番1週間前にはどの子も仕上がって
余裕を持って舞台にあげてあげなくちゃ。
ということで、「へんし~ん」。
今日は「鬼ばば」になりました。ごめんなさい。
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この夏11回目の国際交流引率を果たした事務局の
Tさんを迎えて、「大人の目から見た」ラボっ子の
1ヶ月をたっぷりと語ってもらいました。
「参加者を2~3人に絞って、じっくりとお話ししましょう!」
ということだったのですが、声をかける人とかけない人が
いては不都合だと思い、全世帯にお声をかけました。
(だから秘密でもなんでもないのですが、なんとなく「行ってみたい」
気にさせるようなネーミングがいいかと思って・。)
結果、積み立て既加入4名と未加入2名のママが集まって
くださいました。
・他業者ののホーム・ステイ・プログラムとの違い
・中学生でホーム・ステイに参加することの意義は?
など、あらかじめ出していただいた質問を含め
Tさんの経験を聞いて、ラボの国際交流の
質の高さを実感していただける会になりました。
来年高1で参加予定のAは、高校でもっと安いホーム・ステイ
プログラムに参加した方がいいかなと、気持ちが揺れたようです。
覚悟の上だったとは言え、受験と事前活動をこなせるかという
不安もあいまっての心の揺れでした。
帰国報告会でパーティの子達が「楽しかった」としか言わない
ホーム・ステイにちょっぴり魅力を失っていたとも。
「楽しい」という言葉に、孤独感や自分の未熟さを乗り越えた
上で感じることの出来た「楽しさ」「充実感」であったこと、
ラボで育ったからこそラボの国際交流に参加してほしいことを
伝え、本人もまた前向きに来夏を目指して準備を進めています。
親も子もまだ国際交流を経験していないご家庭には今日のように
大人の目で見た、ラボっ子たちの成長の様子を伝えてもらうことは
帰国報告と同様に意義のあることだと思います。
Tさんの父母会は10月いっぱい、続くようです。
埼玉中央のみなさん、是非、同様の会をもたれることを
お勧めいたします。
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うっ、また胃が痛いです!
中学生が次々と「発表会、でられませ~ん!」っと
言ってきます。
中3二人は、当日北○テストで×
中2一名、部活で△
中1ひとりは家庭の事情で、1人は部活で×
今年は中高生中心にがんばろう!!の予定が結局、発表会に
出られるのは半分。小学生を牽引するどころか、小学生に
中学生の穴埋めを頼むはめに。
プログラムを配ると「今年もまた、1番なの~??」
仕方ないでしょう。一番若手なんだから(7年なんだけど、若手)
二番以降にして下さいとは、言えないし・・・。
しくしく・・・。
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地区発表会まであと1ヶ月になりました。
9月には合宿もして、ほぼ動きも決まりつつあります。
開設3年目までは、がむしゃらに子ども達をひっぱて
途中でセリフがでなくなったらどうしよう?
舞台で立ち尽くす子供たちの夢を見たこともあります。
でも、今年はあせりがないのはどうして?
去年の「西遊記」よりも英語が捉えやすいから?
私の好きな起伏のあるお話だから?
ちなみに「ペルセウス」です。
違うな~。今年は中高生がよく動いてくれるからでしょう。
自分達の発表という意識が強いです。
1日に合同練習をしました。
ソングバードを終え、「ペルセウス」のトラック2になるころ
高2のKの大きな声が聞こえてきました。
「やる気がないなら、来るな!もう帰れ!!」
優しい性格で誰かを怒るなどということが出来る子ではないので
親の私もびっくり!!
午前中にミニ・バスケットの練習を終え、ラボに駆けつけてきた
小5のMが疲れと眠気もあり、やる気もなくふらふらしていたのに
喝をいれたようでした。
その後は優しく「疲れているなら、別のところで休んでおけ」
涙ぐんでいたMは、やはり疲れていたのでしょう。
隣室の書棚にもたれて練習が終わるまで眠っていました。
その後のMが心配でしたが、昨日のラボではいつにも増して
テンション高くがんばっていました。
回りの子もどうしてMが叱られたのかを理解できていたようです。
テューターが怒るより余程効き目があるんだな~~。
今年は鬼婆に変身しなくてもいいかもしれません。
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な、なんと胃にポリープ発見!
意外や意外。喜んでいてはいけないのですが、私も人並みに
ストレスとやらを感じているのでしょうか。
まあ、何かと気遣いのあったここ1,2年ですから、
当然のことかもしれません。
それから肝機能にもすこし心配が。これも大量輸血を受けて
いるので仕方ないかな~。
でも、まだ、2つとも経過観察程度です。
そのほかは、乳がん、子宮がん、内臓脂肪などA評価で心配なし。
体重は毎年増え続けているんですがね、ただのおでぶちゃんなん
ですね。でも、運動不足なんですね。週に2回ラボでいい汗を
かいているだけではダメなんでしょうね。
みなさまも意外な病気が隠れているやもしれません。
まだ、人間ドックを受けていないあなた、
早く予約を入れてくださいね~~~。
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今日は3人の帰国報告会兼夏活動報告会を行いました。
帰国後初めてパーティにやってきた子もいたので
3人の話には制限時間を設けずにたっぷりと語らせて
あげることにしました。
1学年年下のホスト・ブラザーとの人間関係に苦しみながらも
お母さんやおじいちゃんに可愛がってもらったG。
「ホスト・ブラザーは、俺がママの隣の席に座ろうとすると
やきもちをやいて、一度も座らせないんだぜ。はらがたつ~」と
言いつつ、最後の1週間ホスト・ブラザーと通った学校が一番
思い出に残ったと。
出発直前のホスト・チェンジで不安を隠そうとしなかったY。
今日は、お土産の一つ一つ、アルバムの1ページ1ページを
身を乗り出すようにして、みんなに見せてくれました。
本場の英語に触れることを何より楽しみにしていましたが
学校英語とは違う英語を実感できたこと。リスニングには
ほとんど苦労しなかったことなどを報告してくれました。
Kは25分語りっぱなし。24日に帰ってきたばかりなので
まだ気持ちが高ぶっているのでしょう。以前は、どこか
視線をはずしてしゃべる子だったのですが、今日は正面を
しっかりと見据えて語りかけてくれました。母曰く「高校で
留学して、シニアもやって、大学までラボをやりたい!って
話すのです」アメリカへ帰るのだと、言うのですと。
うんうん。3人それぞれ、素晴らしい体験をして帰ったきた
ことがよくわかりました。パーティのラボっ子への思い入れを
あらわすのは、3人ともお土産を買ってきてくれたこと。
「祖父母にはないのに、ラボっ子へのお土産はあるんですもの」
と、ある母は苦笑していました。
Gはキャンディー。Kはチョコレート2種類。
Yにいたっては、アメリカの100円ショップで買ったという
タオルをパーティのラボっ子全員にプレゼントしてくれました。
キャンディを食べ、チョコレートをほおばり
大事そうにタオルを握り締めて、話を聞きいっていた子たち。
きっと、何年後かには、その子たちも
おチビたちに甘い甘いお菓子を配ってあげているのでしょうね。
思いをつないでいくから、ラボはいいのですよね。
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昨日は、小5以上~高校生で9月に行う合宿について
話し合いました。国際交流から帰国したYとGも参加です。
二人の報告や写真を見て、わいわいと騒いだあとは
夏休みの活動に中心になって動いてくれたKとSから
「ペルセウス」の現状について報告。
これを受けて、合宿の目標や到達点についてみんなで
意見を出し合って、具体的なプログラムを立てました。
去年の今頃は、「いつもと同じでいいんじゃない」程度の
反応だったのに、雲泥の差です。発表会当日、県内一斉の
実力テストのために発表に出られない中3のKも
「合宿では客観的にみんなの動きをみれるから、
僕にしかできない仕事があると思う」と、張り切って
います。久々に活気溢れる夜のテューター宅でした。
そして、今日は来年の国際交流参加者の事前活動。
ジョイキットの中の「名前の由来」、折り紙、
英語でのQ&Aをやりました。
大きい子達が育ってくると、テューターは楽な反面
子供達に割く時間は「これでいい」という限りがないですね。
やればやるほど、もっとやりたくなるというか
やらねばすまなくなるというか・・・
不器用なんですかね?
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昨日は、全グループ合同の交流会。
「だるまちゃんとかみなりちゃん」をテーマにした遊びの
コーナーを設けて、スタンプ・ラリー風にして楽しみました。
プレイルームさんとは、テーマや時間の問題があって
1年のうちでほんのわずかしか交流する機会がないのが
悩みのたね。夏休み前からプレイさんは「だるまちゃん~」を
楽しんでいたので、小学生を中心に2週間ほどまえから
準備しておくよう頼んでおきました。
(中学生は忙しくて参加ゼロ。高校生のKはもち参加です)
工作コーナー、福笑い、紙芝居、輪投げ、まとあて、だるま落し
など9つのコーナーができました。
名札を兼ねたスタンプカードを首からさげて、コーナーを回る
ごとにスタンプを押してもらい、キーワードを教えてもらいます。
全コーナーを回れば、一つの文章ができあがります。
文章が完成した子には、テューターの中国土産がもらえるのです
が、順番が早いだけで結局は、全員の手にお土産は渡ることに
なっています。
最後はKが鬼になって「目隠しおにごっこ」
きゃーきゃー言いながら、会場を走りまわりました。
解散するころには、プレイルームさんの名前をみんなが覚えて
いました。30日の帰国報告会兼夏休み報告会まで、名前を覚えて
いてね!
さあ、テューター・ファミリーで作った「だるま落し」、
どうしよう?ライブラリーが送られてきたラボのあの丈夫な
ダンボール4箱分です。また、車に入れておくか~。
お近くの方、同様の行事がありましたら、お貸しいたしますよ~~。
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ただいま~!
北京から22日に帰ってきました。
タイ料理は惜しくも逃したものの、
中華、イタリア、台湾、韓国料理、吉野家の牛丼にも
舌鼓を打ってきました。
人件費が安いので、日本では考えられないような値段で
美味しいものが食べられるんです。
予告通り、ふたまわりほど大きくなって帰ってきました。
さあ、今日(23日)からラボ再開!
小中高生合同の「ペルセウス」。
前回好評だった進化ゲームを2回してから、CDに合わせて
一通り動きました。リードするのは前回の合同パーティ同様
KとS。場面ごとにCDをとめて、みんなで表現を考えながら
先に進めました。メデューサの首を切り落とす場面では
身の毛もよだつような迫力ある表現ができました。
小1も二人のお兄ちゃんに巻き込まれるように、お話に入り込んで
いました。
みんなで反省会をした後は、KとSからの宿題とアドバイス。
Sは「次回合同パーティでは、自分のやりたい役をきちんと
決めて、今日よりももっと楽しく動けるようにしてきてください!」
Kからは「背景になる人は、(中途半端に静止するのでなく)
体をピクリとも動かさない演技をしてほしい。動く人と同じように
「動かない」という役になりきることが大切だよ」
キャンプで、コーチから教わったテーマ活動の極意のひとつ
だそうです。ふ~む。(メモメモ)
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