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悪口ごっこー『すてきなわふ家』で、思った事。 05月12日 (金)
らぼっこなら、かなりの数の子が言えるヘンリーとアンの悪口ごっこ。
Yes ,you are slow poke. (いいやおまえはノロマだよ)
Slow poke, slow poke. (のろま、のろま)
You're just a funny joke, (おまえなんか、ヘンテコリン)
・・・・。
と、つづくやつ。
この場面、ファミリーキャンプの大学生達の楽しそうな顔と一緒に思い出します。
ラボッ子だったら言わずにはいられないセリフですよね。

あれを聞いていて、ふと、自分たちの子供時代を思い出しました。
あ~、あれ、悪口ごっこだったんだ!!
ばか、あほ、まぬけ、おまえのかあさんでべそ、やっぱりおまえもでべそ。
なきむしこむしやまいってないてこー。
でぶでぶひゃっかんでぶくるまにひかれてぺっしゃんこ。
おんなのなかにおとこがひとりわらってあげましょわっはっはっ。

よく、言い合ってましたよね。すっごく地域性があると思うけど、
思いつく限りではこんな事言ってました。
でべそでも、ふとっているわけでもないのに、言い合う。
「ふんっ!」と、言って別れても、いつの間にやら仲直り。
「誰々ちゃんに言われた~」なんていう、事件にすらならない。(子供の世界で)
悪口ごっこだったんですねえ。
もちろん言われて嬉しいわけではないけれど、皆「ふんっ」と、
言う強さ(?)みたいなのと、本気で言ってない遊び心があったんですよねえ。

 子供達に聞いたら、「そういうのないなあ・・。覚えて使おうかな!」
                       (もちろんこういう発言は息子)

 いや、それはどうでしょう・・。
全く皆が言っていない時代。言われる方の免疫もないのに言っては
驚かれるか、泣かれるか、怒られるか・・。
ちょっと、まずい気がしてしまいますよね~。まずくない?
自分たちは言い合って育ったのに。

 お母さん達に問いかけたら、今の子だったら「うざい」で、終わりじゃないですか?
それに、言う時はもっと恐ろしい言葉で言いそう・・。などと、言ってました。

 これって、なにかなあ・・。
 言葉が貧弱になって来ているのでしょうか??
Re:悪口ごっこー『すてきなわふ家』で、思った事。(05月12日) ・
みがわ屋さん (2006年05月27日 07時46分)

 ファミリーキャンプでこのお話に取り組んで以来、我が家の子どもた
ちはけんかをし出すと「のろま」「かびまんじゅう」という言葉が出て
くるようになりました。今までお互い気に入らないことがあるとすぐに
手を出し、「ママー!!」と言いつけにきてお互いすごおくいやな感
じ!!の繰り返しだったのですが、『けんかのしかた』を教わったのか
も…で、私が昔友達とよく言い合った『バカ・カバ・ちんドン屋(みが
わ屋ではなかった!)おまえのかあさんでべそ・電車にひかれてぺっち
ゃんこ…』を教えてあげました。地域によってその言い方は様々なこと
と思います。
 我が子のみならず私が見ている限りの子どもたちは、けんかをするこ
とがいけないことだと思っていて、それはそれでいいのですが、何か気
に入らないことがあるとすぐ大人を頼る傾向があるな~と感じます。い
やな気持ちになったときの対応の仕方、気持ちの伝え方、その言葉を持
っていないんだなと感じます。けんかをしてもいいんだよ、仲直りでき
ることが大事なんだよ、でもねらっちゃいけないところ(頭とかおまた
とか)があるよ、と伝えると何となく安心したような顔をされました。
 子ども同士遊ばせていて、そこに親がついていたりすると、トラブル
を避けたくてけんかになりそうになると割って入ってしまってその割っ
て入った親の子が悪くいわれておしまい…みたいな光景をよく見てきま
したが、子どもから親の目が離せなくなっている状況も悪く作用してし
まうんでしょうね。
悪口ごっこ・・・!?
みかん(でこぽん)さん (2006年05月27日 09時13分)

みがわ屋さん、書き込みありがとうございました!この日記のページ探
していたのです。

初めまして!みかんです。
「悪口ごっこ」の日記読んでから、しばらく時間が経ってしまいました
が、なんだか、ずーっと気になっていて・・・

「日本語の悪口辞典」みたいなのがあるのご存じですか?「悪態」だっ
たかな?正確にタイトルを覚えていないのですが・・・。おもしろいで
すよ!おもしろいなんて言うと不謹慎かもしれませんが、こういう言葉
で、ガス抜きしていたんだろうな、と、思います。

「ワフ家」で一番に覚えるのは、みんなこの悪口の所ですよね・・・。
うちもそうでした。「こんな風に言うんだ!?」おもしろがって、口に
しますよね。

昔、翻訳家の方の講演で「子どもには失敗する権利がある」という言葉
を聞き、衝撃でした。失敗やケンカから学ぶことは多いのに、それを、
心配しすぎの親や周りが奪っているのだと、反省しました。悪口にも似
通った面があるような気がします。

図書館で本を見つけたら正確なタイトルを書き込みに来ますね・・・。
興味がなかったらごめんなさい。
Re:悪口ごっこー『すてきなわふ家』で、思った事。(05月12日) ・
みがわ屋さん (2006年05月27日 14時45分)

 みかんさん、ありがとうございました。悪態辞典なるものの存在!?
全く知りませんでした。わかりましたら是非教えていただきたいです。
私が学んでどうする!?というところですが、子どもたちにそんなこと
を伝えていくのも大人の役目ですよね、言葉の文化を豊かにさせてあげ
たいですよね!ハッターさんに伝えたかった思いが、そう言えばここ、
ホームページだった!と気づかされ、そして心の通じるお返事が返って
くる…やっぱりラボってどこの切り口から開いても、温かさでいっぱい
ですね。
Re:Re:悪口ごっこー『すてきなわふ家』で、思った事。(05月12日)
ハッターさん (2006年05月27日 22時50分)

みがわ屋さん、みかんさんへ
書き込みありがとうございます。
私も、悪態辞典なる物の存在、知りませんでした。
是非、見つけた時は、また来て下さいね。

悪口ごっこや、わらべ歌、カゴメカゴメ等の伝承遊び。
まだまだ、自分が子供の頃は一生懸命やっていたのに、
あまり、見かけないのはなぜでしょうね。

私達の時までは、伝わって来ていた物が(自然に伝わると思っていたものが)
自分の子供達になって、ぷっつり、切れている事に、驚き、言い知れぬ寂しさと、
責任のような物を感じます。
ラボッ子達と、『はないちもんめ』などをやると、子供はあんなに喜ぶのに!
誰を選ぶか決めかねている方を、反対側が『遅いぞ、遅い!』なんて、はやし立てるのも
ぐっさり「おそいなあ」なんて、言うのとは全く違った響きがあって反論できる
余地がある、どっか茶化しているような、遊びがある悪口の一つですよね。
(う~ん、言葉が適切でないかも知れませんが・・)

『あぶくたった』、なども、小さい子は鬼役が、蛇を生きてるまま食べちゃうような
役なもんだから嫌がって泣いたりする。すると、大きい子が変わってあげたり、
泣いていた子も、気持ちが切り替えられるようになって、怖~い鬼役を楽しめる
ようになったりする。ああいう遊びの中で、我慢して鬼をやったり、嫌な事言われて
言い返したりする中で、育っていた物って、結構大切なんじゃないかしら・・。

なんて、いろいろ考えてしまします。
なんだか、話しがずれてきちゃったかな??

覚えている人がいるうちに、つなげる事って、大切ですよね。
『かがやく日本語の悪態』でした!
みかん(でこぽん)さん (2006年05月30日 21時11分)

草思社・川崎洋(かわさきひろし)著

辞典ではありませんでした。ごめんなさい。この本と他の本がごっちゃ
になっているような気がしますが、一応現在の段階でわかった本を紹介
します。ざっと読んでみたのですが、子どもの替え歌とかものっていた
ような気がするのですが、ないんですよね・・・。川崎さんの他の著
作・詩集なども、おもしろくてたくさん読んでいたので、全部が私の頭
の中で『辞典』みたいにくっついてしまっているのかもしれません。あ
やふやな記憶ですみませんでした。

昔、「読売新聞」で川崎さんが選者をしていた<こどもの詩>のコーナ
ーも大好きでした。子どもの詩に対する目が優しいのです。

川崎さんはこの本のまえがきで、

私が特に魅力を感じるのは、言葉遊びの要素の入った悪態です。

こうして並べて通して読んでみると、昔は日本語の話し言葉や書き言葉
の中に悪態のダイナミズムが豊かに波打っていたなあと感じないではい
られません。

等と書かれています。「落語に息づく悪態・遊里を彩る悪態・芝居・映
画・文芸に見る悪態・方言に表現を得た悪態・現代キャンパスに飛び交
う悪態」の5章に分かれています。私は個人的に”方言”のところがお
もしろいと思います。また、じっくり読んでみようと思っています。

みなさんも、是非ご一読ください。
Re:『かがやく日本語の悪態』でした!
ハッターさん (2006年05月31日 03時47分)

みかんさんへ
早速、調べて頂いてありがとうございます。
何だか、読む前からわくわくします。
川崎洋さんの他の著書も読んでみたくなりました。
読んだら、また感想を書きますね。
Re:『かがやく日本語の悪態』でした!
みがわ屋さん (2006年06月11日 05時46分)

みかんさん

調べていただきありがとうございました。図書館で探してみます!
Re:『かがやく日本語の悪態』でした!
ハッターさん (2006年06月14日 23時54分)

みかんさんへ
 『かがやく日本語の悪態』今、読んでいます。
悪態を言い合うお祭りが、日本の各地で以前は行われていたなんて!!
今、やっているところがあったら、行ってみたかったです。
読んでいて、本当にここに出てくるような悪態は、不思議に温かくて、
気持ちよくって、笑える!
きちんと、言葉が伝わり合っている。そんななかでの、悪態の小気味よさや、
悪態の中の真実(本当はかわいいなど)があったりして、
なんだろう、信頼し合っている余裕もあるんでしょうか?

私も、もう少し時間をかけて、ゆっくり読みたいと思います。
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