Labo Party Since 1966ことばがこどもの未来をつくる

<60周年記念コラム>ラボ・パーティって なんでできてる?Labo Party 60th Anniversary Special Colum

第1部 「ラボ・パーティの理念」

第6回 子どもの心とことばを育む

これまでラボ・パーティの教育理念を様々な角度からお伝えしてきました。
今回はラボ・パーティの「子どもの心とことばを育む」という思いに焦点をあてます。

ラボ・パーティではことばの知識だけでは、本当の意味でコミュニケーションはできないと考えています。
嬉しい報告に声が弾み、悲しい知らせにことばを失うように、ことばは常に「心」の色を帯びています。
ことばは、話し手の内面と切り離すことはできないのです。

だからこそ、ラボ・パーティでは子どものことばの教育において単に語彙や文法を教え込むのではなく、子どもたちの「心」が豊かに育つプロセスを何よりも大切にしています。

では、どうすれば子どもの「心」を育て、それが「ことば」の成長に繋がるのでしょうか。
それは、豊かな土壌を耕すことで美しい花が咲くのに似ています。
豊かな「心」という土壌があってこそ、「ことば」という花は生き生きと咲き誇るのです。

その豊かな「心」という土壌を耕すのが、物語の世界に没入する「テーマ活動」や、非日常の体験であるキャンプや国際交流などの「交流プログラム」です。
心が大きく揺さぶられたときに発せられることばは、単なる音の羅列ではなく、その子の感情や体験と結びついた、生きたことばとなります。

この「心を育てること」は、子どもたちが社会の中で豊かに生きていくための「生きる力」をつけることにもつながります。
テストの点数や単語の数といった「目に見える成果」だけを追い求める教育では、自己肯定感や協調性といった「心の育ち」は見過ごされてしまいます。
ラボ・パーティで育てたいのは、人生を豊かに生き抜く力そのものです。

ことばは心を表現するためにあり、心を豊かに育むことで、ことばはより豊かになります。
子どもたちには、その豊かなことばの力で自らの人生を切り拓いていってほしい。
これが、「子どもの心とことばを育む」に込められたラボ・パーティの思いです。

次回からは、これまでお伝えしてきた理念が、実際のラボ・パーティの活動の中で、どのように子どもたちの成長に繋がっているのか紹介していきます

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