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アンナのおばあさんの涙は、乾いたのか |
04月22日 (月) |
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トルストイの民話「エメリヤンと太鼓」の英語・日本語劇(ラボではテーマ活動
とよんでいます)の発表を終えました。
新一年生から大学生まで、超・縦長で取り組んできた道のりを
思い出すと、ここには書ききれないほどの
ドラマがありました。
難解な物語でしたが、
発表にこそ出なかった幼稚園児さんのクラスでは、さらりと
核心を突く「意見のやりとり」に、ぞわっとしたことも。

数年前、「信じがたいことが真実」という意味を持つ「post truth」という
ことばに出逢いました。
トランプ政権が、誕生したころだったでしょうか
「情報の海でおぼれることのないよう自分の羅針盤を持つことが必要だ」
という記事に、ラボの子たちを重ね合わせました。
ネットの世界ではなくリアルな空気の中で、自分の考えを発信し、
本物の「対話」を 繰り返しながら、低学年の子たちをリードしていく
そんな中高大生の姿に、今年もしびれました。
おばあさんの涙は、乾いたに違いありません。
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