幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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やっぱりそうだったのか! テーマ活動でつく力 11月04日 (月)
大学の教育学部、就職活動担当教授のおはなしに、うなづくことの多かった
保護者会でした。 
娘の大学の様子がさっぱりわからないので、久々にキャンパスに夫と一緒に
足を運んでみました。 学園祭の真っ最中でもあり、教育学部棟の真横の広場でやっている学生のアカペラコンサートを
BGMに学生や教授の話を聞いてきました。
面白かったのが、現役学部生、社会人4年目の卒業生、4人と教授2人による
パネルディスカッション。 それぞれの立場、キャリアによって内容はもちろん話しぶり、表情、もこんなにも違うもんなのか、、、と
大学生とはいえ(もう大人という感覚でとらえがち)、この4年間ほどの間に
ずいぶんと大きな成長幅があるものなんだなあと感心。

最後に就職活動担当教授からのおはなし。
*最近は、「自分に合わない」という理由で就職して間もなく会社を辞 める学生が増加しているといわれるが、学生たちを見ていると
「この会社でこの仕事をしたい」という
 気持ちよりも「とりあえず就職をしたい、しなくちゃ」という願望が 優先している傾向にある。
*大学側としては、遠い道のり、回り道をしたとしても、長い人生においては、
 もっと自分探し、自分を見つめることをじっくりしたうえで、
 少々の挫折・困難があっても、あきらめないでほしい。
「自分に合っているかどうか」は長年経験してみないとわからない、すぐに結果を出さず、
 自分の器を広げる工夫を望む。

*社会(今回の懇談会では教育現場のはなし)で求められるのは、
 知的謙虚さ(子どもに向かう立場として)
 協働性(意見の違う人を『仲間』にしていく柔軟な力)
 意欲 (先輩がゴミ箱に捨てた資料を拾って参考にするくらいの気持ち)

最近の就職したての学生に、「どお? 最近は?」と聞くと
「大丈夫です」
という答えが返ってくることが多いらしい。 聞く側が求めているのは、そのような答えではなく「~が、難しくて、とか、~~~だけど
何とかやっています」とかであるのに、
「だいじょうぶです」
と答えられると、そこでお互いの関係が閉ざされてしまう感じになる、と。
またこんなこともです。
学校の先生になった学生が、生徒との関係性や、授業の進め方・指導法で問題(悩み)を
抱えてていても、それを他のベテラン先生や同期に相談することが
少なく、自分のクラスの中で抱え込んでしまうことがよくあるのだそうです。
「頑張らなくちゃ、自分で解決しなくちゃ」とひとりでやろうとする新米先生の責任感が
裏目に出て、閉ざされた世界の中で生徒たちは問題行動を起こしている、という構図になる。。。

以前、パーティのラボっ子お父さんと話した時に、会社ではたらく企業人に
求められる一番大切な力は専門知識、よりも何よりも
「自分がわからないことを『わからないんだ』と素直に人に伝える力」
と話してくれたことと、私の中でつながりました。

・違う立場の(意見の異なる)人と関係性を築き、協働する力
・自分のことを人に伝える力

まさにラボのテーマ活動で身につくなあ、と、私たちテューターが日々
子どもたちを見ていて感じるものだ、と嬉しくなりました。
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