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泣いているかみなりちゃんを、なんとか助けてやろうとするだるまちゃんの男気と、かみなりちゃんのパパのダンディズムに惚れ込んだプレイルームのママたち。
お話はもちろん、テーマ活動も大好きになった様子です。
かみなりちゃんのパパになってくれためいちゃんママ、雲の車の運転操作もすばらしく、ブレーキをかけて下に降りてくる時は「ぷしゅーっ。」という効果音付き。
あまりにリアルで、一同うっとりしてしまいました。
また前回の日記にも書いたように、かみなりちゃんのパパがふらりと現れるので、たまたま通りかかったのかと19年間も思い込んでいた私。
いやいや、かみなりちゃんがプールを突き抜けて落っこちた時、水着姿のままさっと車に乗り込んで、エンジンぶるん!で、かみなりちゃんを探しに出たのですね。
「もー、かっこよすぎ!」という勢いでテーマ活動をしているので、なぜかかみなりちゃんのパパの存在感がやたら大きいです。
めいちゃんママが、初めてラボを見学に来たのは2ヶ月前。
「はらぺこあおむし」になって、りんごを食べるのも「えっ、たべるって???」みたいに戸惑っていたのに、今ではお話の中に入って、表現するのがとってもたのしそう。
心が開放され、想像力に翼が生えているようです。
もちろん、他のママもお話が大好き。
ことばで表現するのも、からだで表現するのも大好き。
"I want my fat round thing!"「あのまるいのとって~。」
とママが泣きそうな顔をしていると、1歳のゆうりちゃんもとっても困った顔をして、手を高く伸ばします。
楽しみながら進化しているママのまわりで、自由自在にあちこちいきながら、お話の世界をむしゃむしゃたべているプレイルームのラボっ子たち。
しあわせな空間です。
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プレイルームのママが、
「だるまちゃんは、いい!なんてったって熱い男だもん!私大好き!」
といった一言で「だるまちゃんとかみなりちゃん」を取り上げることになりました。
いつも取り上げる季節なのですが、まだ3人とも1歳になったばかりなのでどうしようかなとおもっていたところ。
絵本をひろげてお話たどりをしていると、もう一人のママが
「かみなりちゃんのパパは、もう最高にかっこいいよね!困り果てている時にさっと現れて、さっと助けてくれるなんて。胸毛はえてるし。」
私「えっ?!」(今まで気にもとめなかったけど、、、)
ママ「家にいる時は、ストライプのシャツできめて、なんかアメリカンな感じだよね。」
ママ「それにしても、どうしてこんなかっこう(トラのパンツ姿)で車に乗ってきたんだろうね。」(笑)
ママ&私プールのページに目をとめて「プールからそのまま、(落っこちた)かみなりちゃんを探しにきたんだ!!!」
その行動のすばやさ、潔さ、愛情に一同うっとり。
かみなりちゃんのパパに、これほど感動している私って日常に不満でもあるのかな?(^-^;)
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プレイルームの今月一歳になるラボっ子たちはもちろんかわいいけど、ママたちもとってもかわいいです。
小さいみんなのラボは、
Good Morning!
Hi!
で始まり、ママに高い高いをしてもらいます。
もちろん、うれしくてきゃっきゃ、あんよばたばた。
あら、でも回を重ねるごとにママたちの歌声がクリアになってきた。
Round and round the garden
も手のひら、足の裏、背中、おなかといろんなところをこちょこちょ。
身をよじって笑うみんなも本当にたのしそうだけど、口ずさめるようになったママたちもたのしそう。
ラボの終わりに「とてもたのしそうにうたってたね。はじめたばかりなのにすごいわ。」というと、「練習しました!」とこれまたとってもうれしそうに答えてくれました。
「英語は苦手でぜんぜんおぼえていないんです。でも、我が子といっしょにたのしんでいけたらなと思って。」
そんな素直で自然な気持ちが、自分にとっても子どもたちにとっても一番。
パワーアップしそうなママたちがまぶしく、かわいい。
私の年が上昇したせいもあるか!?
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そろそろテーマ活動の発表がしたくて、うずうずし始めたフェローシップメンバー。
昨年は4月のパーティ内交流発表会で「柿山伏」、12月のクリスマスパーティーで「はらぺこあおむし」(日本語&韓国語)を発表したので、たしかに体内時計が「そろそろガツンとテーマ活動しようよ!」というころでしょう。
もちろん毎回のパーティでは、今までうっかり関わらなかった物語「ざしき童子」、「巨人シュトンペピルト」、
大好きな物語「白雪姫」、「くるりんぼうず」、「かみなりこぞう」、「三びきのこぶた」他、1.2回ずつ感想を述べ合ったり、動いてみたりとしてきました。
9月か10月くらいに、他パーティのフェローシップと交換発表をしてみようということになったら、俄然士気が上がって「お話を決めましょう!」
3人のメンバーで発表という中であがってきた「巨人シュトンペピルト」。
動いてみて、たしかにおもしろいけど、なにか物足りなさそう。
そして、以前から全員が大好きな「ありときりぎりす」。
今回は、えりりんが「スペイン語もいいわね。新しい世界が開けそう!」ということで、英語&スペイン語の「ありときりぎりす」を動いてみたら、もうそこはスペイン!
汗ばむような、ちょっとほこりっぽいような、陽気に一杯飲んだような気分で「アリーバ!」と叫んで踊っている。
なんて、ノリのいい大人ラボっ子!
もちろん秋に向けてのテーマ活動は、「ありときりぎりす」英語&スペイン語に決まり!
どんな新しい世界が開けるか、楽しみの始まり始まりです。
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3月まで、やんちゃなボーイズが勢ぞろいのプレイルームでした。
それはそれは、プライド高き男達とのラボも刺激的でたのしかったのですが、4月からみんな保育園、幼稚園へあがり、プレイルームは10ヶ月のゆうりちゃんがポツリ。
ゆうりちゃんとママと私のラボも、濃密な時間でよかったのですが、ゆうりちゃんの成長の為にはなんとしてもいろんなお友だちとの出会いが大事。
ゆうりちゃんママが紹介してくれたお友だちが一人、東京から越してきたお友だちが一人と仲間が増えて、6月生まれの11ヶ月はいはい&つかまり立ちGIRLSグループができました。
ナーサリーライムの音がたのしい!リズムがたのしい!ママもたのしい!とにかくかわいい!
成長のスタート、ことばのはじめに寄り添える幸せを、かみ締めています。
我が子の時にこんな気持ちになれていたら、どんなに素晴らしかったでしょう!ヽ(´ー`)ノ
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矢島パーティOBのティムジン君(大学3年)が、東日本大震災被災学生支援のコンサートを全国5ヶ所で開きました。
彼自身も岩手で被災し、地震後2週間避難所で過ごしている間、未曾有の災害にあった日本の大学生達に何か支援はできないかと考え、母国モンゴルと日本を結ぶ今回のコンサートを思い立ったということです。
彼を含むたった3人のモンゴル留学生が、手探り、手作りでがんばっている姿に、周りの人たちがじっとはしていられなくなり、何が何でも応援したくなり、本当に元気付けられ、こんな若者がいるならと、希望でいっぱいになりました。
「なかなか席が埋まらない!」との知らせに「どうしてもっと早くしらせないのぉ~!!!」という気持ちでしたが、当日会場は8割ほど埋まって、ほっ。
プログラムは18曲もぶっ通しで、馬頭琴、琴、笛、うた、民族舞踊、アクロバット曲芸とこれでもかというくらい盛りだくさんで、モンゴル高原の広大さ、風の中に身をおいているような、目の前を馬が駆け抜けていくようなそんなひとときでした。
特に馬頭琴と歌声は素晴らしく、心の琴線に響き、何度も涙でいっぱいに。
7名のメンバーは、「黒馬」というモンゴル伝統芸術をヨーロッパ、アジア各地で紹介しているプロ集団です。
司会、舞台設営などは留学生三人でしたが、とてもきちんとした日本語で(たぶん今時の日本人大学生より)、礼儀正しく、かっこいいお兄さんたちで、こちらも胸を打たれました。
かつて中高生グループで「トム・ソーヤ~おさげの天使~」を発表した時、ティムジンは中2。ベッキーに“I love you." とささやき、会場からため息やら歓声やらがもれて花が咲いたようでした。
この日は、がっしりした若者になって甲斐甲斐しく働いていました。
また、彼が日本に来て間もない頃からかわいがっていたというご婦人が、ラボママだったということがわかり、大興奮!
黒姫キャンプも参加、引退されたテューターの方方をご存知で、驚きの連続。縁というものを感じないではいられません。
その方はティムジンがラボをしていたことを知らず、「ティム、ラボっ子だったの!?」と感激されていました。
そしてみんな、コンサートはもちろん、モンゴルの若者の心意気に打たれて心も体も火照るような心地で帰路についたのでした。
みなさま、ご協力ありがとうございました!
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毎年恒例の各グループごとのパーティ発表会を開きました。
4/30(土)、晴れ。
何回目でも、朝から忘れ物はないかどきどき、。
休む子はいないか、はらはら。
テューターはこんなでも、中高生グループは落ち着いて、
準備、運営にあたってくれました。
1.ソングバード&ナーサリーライム
プレイルームのラボっ子とママが
How Are You, My Friend?
Peter's Hammer
The Bus
をかわいく発表した後、元気いっぱいのキディさんが登場。
My Balloon
In A Cottage In A Wood
Pease porridge hot
大好きなソングバード、ナーサリーライムをにぎやかに、
歌ってくれました。
2. The Kindergarten Elephant 「ぐるんぱのようちえん」
~ 土曜日グループ (年少~小4) ~
小4のかのんとみずほ、小3のかず君がリーダー。
小さい子のことを考えながら、表現、ことばもしっかりと自分たち
のものになっていました。
ぐるんぱの気持ち、みんなの気持ちが伝わってきましたよ。
3. Riceball Roll「おむすびころころ」
~ 金曜日キディグループ (年少~小4) ~
小4のたくと君、小2のりこちゃん、なおちゃん、ほづちゃんが
リーダー。
おむすびになってころがるのがたのしい!ねずみになって、もち
をつくのがたのしい!といっぱいお話であそびました。
一週間前位まで、なかなかことばに自信がもてなさそうでしたが、
発表のときは、とっても元気なねずみたちになっていました。
ゆきむすめテューターも、気のいいじさまで登場しました(^_^;)
4.Tom Tit Tot 「トム・ティット・トット」
~ 水曜日グループ (小1~小6) ~
小6のようすけとずっちゃんがリーダー。
まっくろで、しっぽがやたらに長い小さなまものがやっぱり魅力的。
糸つむぎのこと、お城のことを調べたり、考えたりして表現しました。
5、6年生がたくさんのセリフやナレーションをがんばって、テーマ
活動を支えましたね。
一人で怠け者の娘をやりきったりおんちゃんにも拍手!
午後の部 12:50~
5.The Mountain Priest And Persimmons 「柿山伏」
~ フェローシップグループ ~
フェローシップは、やる気満々大人のラボ。今回、思い切って
狂言に挑戦。
野村万作、萬斎さんの公演まで観にいって、花束&漬物まで
渡しちゃいました。
しかも後日、万作さん直筆のお礼状までいただいてテンションアップ!
「去年の『猫の王』も良かったけど、今年はそれを越えている!」と
ママ、パパ達に褒めちぎられました。
6.Pinocchio A dream come True
「ピノッキオ 第4話 かなえられた夢」
~小5~ 中高生グループ ~
中高生に良くあることですが、メンバーが集まらないで日が
過ぎていき、どうなることかといちばんひやひやしたグループ
ですが、10年以上ラボを続けてきた子達というのは、たいした
ものです。
中3のしーちゃんは、ピノッキオの気持ち、状況をよく考え、
70近いセリフを自分のものにしました。
高3のせいがちゃんのジェぺットと、親子の情で結ばれていました。
ひゆう(中2)も、男、コオロギのいい味をだしていました。
うーちゃん(中3)は熱望しただけあって「マグロ」でした。
小学生のりな、ゆうごうも背伸びしてがんばりました。
憧れの中高生グループの面目をなんとか果たしましたね。
音楽CDに初トライしたあーちゃん(中2)お疲れ様。
☆おやつタイム&東日本大震災応援バザー
みんなの小さくなった服、靴、使っていない文房具、楽器、シール、
おもちゃ、お歳暮でもらった缶詰セット、30畳くらいの部屋が物で
溢れかえりました。
さすが、ラボママたちにお任せしたバザーは、大いに盛り上がり、
1時間半で、37,970円也!(☆o☆)
残ったものは、まとめてリサイクルショップに持ち込んで、売って
くるとのことなので、総額はもう少し伸びそうです。
東北のラボっ子を応援する気持ちが、売り上げを伸ばしたこと
まちがいなし。
「誰かの力になれる」という実感が、みんなを元気付けてくれました。
だれかが喜んでくれたときに、私たちは生きている実感が持てる。
ぐるんぱといっしょです(*^▽^*)
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ラボから帰って、郵便の束をふんふんとチェックしていたら、、、。
達筆で「拝啓~(中略)ラボとはかなり昔からのお付き合いで、
今も盛んに活動されているご様子、うれしく思っております。
ゆっくりお話できず失礼いたしました。お礼まで。」???
こ、これは、もしや!!?(・_・;)
あわてて宛名をみたら、「野村万作」さん!
あれほどご高名で立派な方が、長野の小さなホールでの公演で
声を掛けた者に、お礼状を直筆でかかれるとは。
ただただ、感服。敬服。
狂言の舞台に加えて、もうひとつ生き方を教えていただきました。
ここのところ葉書のお便りが、何通か届きました。
メールとはまったく違って、その人の息遣いまで届くようです。
私も、大切な人たちに私の息遣いを送ろうっと(*^▽^*)
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万作さんは職人の顔をしていらっしゃいました。
狂言には、身の回りにもいそうな人の、悲喜こもごもの
出来事、欲、知恵がきゅっと詰まっていて、賢さ、愚かさ
を含めて「人」というものがあらためていとおしく感じら
れます。
また、萬斎さんの挨拶の中で「狂言は、最後に許しがある。」
ということばが心に残りました。
あの声、あの笑いっぷり、そして一人一人の狂言者がその
年齢、個性を存分に生かしている姿に、生き方を学ばせて
いただきました。
愚かな山伏に負けないくらい、修行の足りないゆきむすめ
ですが、精進してまいります!┌(・。・)┘♪└(・。・)┐♪┌(・。・)┘
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フェローシップで「柿山伏」に取り組んでいます。
昨年「猫の王」をパーティ春の交流発表会、地区壮行会で発表し、「やっぱり一年に一度くらいは、びしっと発表しないとね。」ということになって、今年もパーティ春の交流発表会(4/30)に発表することになりました。
のこちゃんが、「こんど長野で、野村萬斎の狂言がありますよ」とチラシを持ってきて、これはもういくしかないでしょう!といそいそフェローメンバーで行って来ました。
演目は「末広かり」と「宗論」。
なんと、野村万作さんも特別出演!
小ぶりな会場で観れるとは、なんと贅沢なこと。
万作さんの存在感に圧倒され、ライブラリーから聴こえてくるのと同じ声に、懐かしささえ感じ、大いに笑い、はしゃぎ、感動しました。
お見送りの際に、花束を渡しつつ「私たちラボ・パーティで、『柿山伏』に取り組んでいます。」とお伝えすると、「あぁ、ラボさんですか。」とご近所の店を懐かしむかのように応えられました。
その姿にまた感動し、フェローシップのみんながやる気満々になったのはいうまでもありません。
“STOP, TARO!”から、それはたくさんの大人たちが子ども達に本物を届けようと、「喜びの種」を届けようと今日まで繋いできたのだと感無量になりました。
ラボ・ライブラリーは、まちがいなく、たぐいまれな素晴らしい文化財です。
あぁ、「柿山伏」の発表がたのしみq(^-^q) ♪ (p^-^)p ♪ q(^-^q)
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