幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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孤独の嵐にこの身を砕かれても歩き通せ まだ見ぬ夜と昼のむこうまで 04月01日 ()
とぷう
三澤制作所のラボ・カレンダーをめくる。いよいよ4月だ。
はやいなあ。もう1年の第1クォーター終了だ。
絵は小野かおる先生原作の『はるかぜとぷう』。
(昨日はまさに「とっぷう」が吹いたぞ!)からライオンの咆哮。
先月は「きてれつ」のタカビー姫が怒っていたが、
今月も怒りのパワーだ。甲府市の望月孝輔くん(小1)! いいぞいいぞ! 
ぼくも、このカレンダーは20年以上つくってきたが、
この場面は常に子どもたちに大人気で毎年たくさんの作品がよせられる。
原作の絵本の構図は見開きをめいっぱいつかって
ライオンが斜めに描かれているのだが、
望月くんは生真面目なのだろうか、きっちり真正面から描いて、
みごとに画面におさめた。
それがまた、ふしぎな迫力になった。タッチも元気がいい。
下書きの線がのこっているが、それを塗り絵するのでなく、
あくまでも目安にして、
というよりほとんど気にせずガッと彩色しているのがすばらしい。
全体にラフなようだが、
けっこう背景やライオンのディテールも描き込んでいる。
特に背景のビリジアン系の濃淡をつかったしつこさは、
動物園にいるライオンというより草原の王者の風格だ。
そして、深読みしすぎかもしれないが、
怒っているライオンが、どこか哀愁をただよわせているように感じる。
羅針盤も海図もなく、霧の海をさまよう日本のことを憂いているのだろうか。
きっとそうだ。若い魂ほど最先端の現実にさらされているのだから。

土曜日、低気圧が接近し、まさに「とぷう」が吹き荒れるなか
久しぶりに母校ICUを訪ねた。
桜まつりと称する同窓会の総会である。
例年この時期に行なわれ、各界で活躍する卒業生の表彰などの式典があり
その後はキャフェテリアで懇親会である。
正門から800mつづくソメイヨシノの並木は残念ながらまだ莟だった。
入学式のある3日には咲いてほしいぞ(この日も行く予定)。
満開になれば、見事な桜のトンネルになり、
新入生は2月の受験ときとは見違える風景に感動するはずだ。
さくら 1
XHO
今回、ぼくは総会出席とともに、
グラウンド人工芝化プロジェクトの発起人にもなっているため、
そのアピールと寄付集めという役割ももって参加した。
だから名札を2枚つけるはめに。
ICUは若い大学だが、まもなく建学60年をむかえる。
その記念事業のひとつとして、
関東ローム層で、でこぼこ、ぐちゃぐちゃの土のグラウンドを
人工芝にしたいという運動部連中の願いをかなえてもらおうというわけだ。
体育館をたてるのは、20億円くらいかかってしまうが、
人工芝化は1億5千万くらいでできる。
そこで、運動部を中心にある程度の寄付を集めたら、
大学も協力しようということになった。
とにかく、土のグラウンドは起伏もひどく危険であり、
雨や霜の後は泥沼化する。
そのため、サッカーもラグビーもわがアメフトも
公式会場の指定から外れそうになっている。
そうなるとホームの試合ができない。
かつて人工芝は膝によくないといわれたが、
今の人工芝は、クッションもよくなり、アマチュアレベルでは
いちばんつごうがいい。
※Jリーグはすべて自然芝。

懇親会てはなつかしい人にも会えた。
RR@GXY
まずは、みなさんご存じの翻訳家・通訳の鈴木小百合さんである。
信じがたいだろうが同期である。
この日は、息子さんも卒業生ということで、お孫さんも連れてこられていた!
驚くべきことに、彼女は同窓会グッズの売り子をしていた。
湯浅芳子賞(チェーホフなどの名訳で知られる湯浅芳子先生の遺志で
日本の翻訳文学に贈られる唯一の賞)受賞者で、ハリウッドスターご指名の通訳、さらにラボ・ライブラリーの担当者に、なにさせるねん! 
と、つっこみたくなったが、彼女が手に持っているレターオープナーは
彼女がプロデュースしたときいて、結局買ってしまった。
ラボのみなさんにくれぐれもよろしくとのことである。
「三澤くん、元気そうで安心した」
といわれ、ウルウル。
まあちゃん
で、これまたなつかしいマアちゃん、こと大河原雅子さんとも再会。
世田谷で生活クラブ生協の活動から政治に関わるようになり、
都議をへて現在は民主党・東京都選挙区選出の
参議院議員(100万票以上あつめた)である。
彼女も同期でラクビー部のマネージャーをしていた。
ぼくとYMCA野尻湖山荘で行なわれる体育科主催の
学生キャンプをともに運営した仲である。

そして、本日、去る1月21日に逝去された教育評論家・村田栄一さんのお別れ会
「村田栄一を語る会」に参加した。
会場はフロラシオン青山。茶畑さんの展覧会でおなじみのスペースユイのちょい先。
外苑西通りをひとくだり、六本木ヒルズを遠目にしながら、
例のスキーショップJIRO(下世話なことを書くと、S井N子さんの元夫の実家)の角を右折して1キロくらい。
おしゃれなこじんまりしたホテルだ。
むらた
松本輝夫前会長と大矢省三前理事と遭遇。
といっとても松本氏からぼくは連絡をもらっての参加。
時本社長もこられていたが、人数が多くてはぐれてしまい
撮影できなかった。
ひさしぶりに松本氏と思い出話と近況報告合戦。
あいかわらず、精力的に話される。
ぼくもまけじとしゃべるので
まわりは大迷惑だったろう。
まつもと
会場では村田氏の著書が飾られ、ラボのし本もちゃんとあった。
ちょしょ
※村田氏につしいては、この日記のバックNo.
「さよならガリバー」を参照しておくれ。
あべすすむ
ともかく、たくさんの人が参加されていたので驚いた。
村田氏の人望の高さが偲ばれる。
急逝だっために、「くやしい」「わたしより先に逝くとは無礼」
といった愛あふれたメッセージが
村田氏よりも年上の方からよせられていた。
上の写真は、もう若い人はわからなんいだろうけど
「カバゴン」こと阿部進さんである。

4時近くに、松本氏と握手して別れた。
氏からは彼が主催する研究会の機関誌を贈呈された。

そういえば、この前、松本氏とあったのは2010年の11月、
ラボ事務局OBの告別式だった。
次はできれば祝賀の席であいたものだ。

別れる人の数が
出会う人の数より増えてくる日が近づいているのたろうか。
いつかは、そういうときが来るのはわかっている。
でも、とりあえず前にいこう。
まだ知らない夜と昼がある。

読者諸姉も、まだ見ぬラボっ子に出会わねば!
Re:孤独の嵐にこの身を砕かれても歩き通せ まだ見ぬ夜と昼のむこうまで(04月01日)
かせだまさん (2012年04月01日 20時59分)

おおお!まぼろしのICU。。。

大学構内をバスが奥まではいっていくという

お疲れさまでした。いろんなお写真、とってもきれいに

撮影されてますね。人物も、景色も美しいですね。

いつもありがとうございます。
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