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桜隧道2014  思いをひきずりながら、老いに追われる少年はそれでも前にいくのだ 04月12日 ()
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桜隧道から

かつて髪に手をいれながら
ふりむいたえがおはすでに
淡い花がすみのむこうの無限遠に
ゆらぎつつわずかに結像し

すがりつこうにも
さけびをとどけようにも
とどかんよ とどかんのですよ

なんであの日に
どうしてのあの時
いえなかったんでしょう

ああ
いさぎよく舞いかかる花びらが
そうやって今年も今日も
せめるようにいやすように
わすれるように
あきらめぬように
心みだしてくれるのです
だからせめて

桜隧道よ
空まで香れ 散り終わるまでは
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4月5日、散りはじめた桜をみに母校ICUへ。
正門から教会までのびるマクリーン通り、
通称「滑走路」(実際、戦中は「風立ちぬ」の中島飛行機の滑走路)の山桜は
じつにいさぎよく散ろうとしていた。
毎春、ここに来ると、どうしようもないせつなさにとらわれ
うちのめされてたちつくし
それでも最後には前へむかう力をもらう。

今回は奇特なことに北関東信越の現役、忰田、生方両Tが参加した。
もっとも忰田氏はなぜかここが好きで2年ぶりの再訪。
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4月1日から新しい仕事がはじまった。
基本的には月曜から金曜日は毎日スーツを着て
ご出勤あそばしている。
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昨日、人事から名刺がとどいたが名称を見てあとずさった。
ほとんど寿限無である。
正式には
学校法人根津育英会 武蔵学園 武蔵大学 武蔵高等学校中学校
学園記念室 室長
うーむ。はずかし。
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学園の場所は西武池袋線江古田駅か大江戸線新江古田駅がもよりなので
三澤制作所からは徒歩トータル10分、地下鉄6分である。
朝夕逆方向なのでらくちんだ。
事務室は正門からはいって右手奥の大講堂の一階にある。
この講堂は1928年に建てられてもので
設計者は往時の日本のトップ建築家、佐藤功一氏。
氏は1927年に日比谷公会堂、翌年にこの武蔵大講堂、
そして1929年に早稲田大隈講堂を設計された。
この講堂は当時の外観内装をそのままに2011年に耐震補強と
壁面や内装の補修をおこなった。
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事務室はけっこうひろく、人間は曜日によって異なるが
2名から4名なのでもうしわけないくらいゆうゆうだ。
ぼくは原則毎日でるが、あとはパートの事務する女性が週3、
契約の調査研究員が日替わりでくる。
ほかにも大学や高中の教員もかなりひんぱんに顔を見せる。

またやはり高中の卒業生で、物理の研究をしている男性が週2、
おなじく卒業生で東大大学院で日本古代史の博士課程と修士にいる
ふたりの若者が週1で資料の整理やリポート作成にくる。
室長はこうした人びとのめんどうもいちおうみることになっているが
みんなぼくの百倍くらい優秀な人びとなので
傲岸のかたまりのようなぼくも
まじめに頭をたれて彼らの話をきいている。

でも、なんで東大の古代史の院生がふたりも? ときいたら
じつは彼らの指導教官が佐藤信くんという古代史の学者であることが
彼らの口からわかった。
で、その佐藤くんはぼくと同期の45期である。
佐藤くんは長らく樫原の考古学研究所にいたのだが
近年、東大の院にもどられたということだ。
その佐藤くんとよく連絡をとっているやはり同期の人物が
学園の理事でもあるので
ぼくめ含めて人集めを画策したようだ。

この学園記念室は単なる歴史資料展示館てろはない。
そのもっともたいせつな役割は
旧制七年生高校にはじまる日本の私学の歴史をひもとき、
そこから未来にむけた
あらたな個性をもった教育のメッセージをつむぎだそうという
けっこう大胆不適なもくろみなのだ。

武蔵は後8年、すなわち東京五輪の翌年に建学100年になる。
そこが一応ゴールなのだが
ぼくは今年からの三年間で、
空を飛ぶまでにはいかなくても
飛行機を滑走路にだしてエンジンをかける準備までをしたいと思っている。
ライブラリーづくりより長いスパンの仕事だが
ライブラリーも制作そのものは1年間であっても
準備や検討機関をいれれば15年くらいかかったりする。
事実、賢治作品や十五少年や旧約などはそうだ。
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上の写真は8日に行なわれた中学の入学式の看板だが
それに先立つ2日には大学の入学式があった。
この日は総務からたのまれて8時に登校して父母の案内を手伝ったのだが
なんと講堂で神奈川の富永テューターにばったり。
きけばお孫さんが武蔵大学に入学とのこと。
いやはやこれだから世の中おもしろい。
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上は学園内を流れる濯川(すすぎがわ)という小川だ。
昼食は学食か生徒集会所でたべ、食後は学内を散歩して
いまさらながら学園生活を満喫している。
ただ、朝と夕に守衛室で敬礼されるのはなんとも。

ともあれ、武蔵中学、武蔵大学に進学を検討さているかたは
ぜひ遊びにおいでください。
事前にこの広場にメールでしらせてくだされば案内します。
と宣伝するのだ。
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以前にも書いたが、
これまた同期の梶取くんが、
現在高校と中学の校長をつとめられている。
彼は芸大声楽出身という校長としては異色の存在だが
彼のひとこと
「教育の真の目的は、学んだことを社会に還元してはじめて達成される。
何名どこの大学に入れたかといったことは教育のほんの一部の結果にすぎない。
それでことたりるとしたら、それは無責任な教育だ」
をきいて
今回の話をしんけんに考えはじめたのだ。

そう、社会に還元してこその教育。
ラボはそのことを強烈に示してきている。
それは多くの「元ラボっ子」が証人だ。

で、おまけ。
先日、さすが英語のマザーランドという記事が
「ジャーナル」にのっていた。
女王陛下の正しいEnglishにこだわる人びとに対し
邪魔臭いアポストロフィは道路標識にはいらなくね、
という人びとのマジな争いが各地の議会で熱をおびているといもの。
たしかにアポストロフィのおかげで
救急車が地名を認識できず
間に合わなかったとなると洒落にならん。
だからなんとかロードにつく 'Sのアポストロフをとってしまえという論争。
英語でそれはなし! と頑固な人たちいっぱいいるらしい。


でも、"Mr Gumpy's Outing"のMrの後の省略の
ピリオドはオリジナルのロンドン版ではなぜかなく、
ニューヨーク版ではついてる。
そのことを当時吹込みをした故アラン・ブース氏に
きいたら
作家性の問題といわれた。
文法は原則に過ぎないって。
サラ・アン・ニシエさんもロジャー・パルバース氏も、
本質的にはカンマやピリオドとかアポストロフィとか
クオーテイションなどの音にできない記号は
ことばじゃないから書きたくないし、
ないほうが綺麗だとおっしゃってた。
Re:桜隧道2014  
かせだまさん (2014年04月13日 10時23分)

ありがとうございます!

桜 きれいでしたね。


武蔵中には、何度か行きましたが

こんなすてきな記念室があるなんて

しりませんでした。アンティークで洋館ですね~。

まだ豊作会さんのあひるさんはいるのか

記念祭って春にあったような…。。。

東武東上線からは、新桜台から行けたような。

ありがとうございました。
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