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迷いに迷ってみんなを招集したら
想像していたよりいっぱい来てくれました。
小学生の中には パパが死んでしまった夢をみたり
日々テレビから流れてくる映像に心が傷ついているようでした。
義捐金ボックスを作って現れた兄弟。
お小遣いを入れてくれるお兄さん、お姉さん。
ラボファミリィのホームステイ、我が家にどうぞって
言ってくださったお母さん、ありがとう。
今の自分たちに何ができる?
節電・義捐金・買いだめをしない・チェーンメールをまわさない・・・
そして
いつのもラボ。
小さいながらもストレスを感じている子たちに
大きい子たちは いつも以上に大サービス。
安全を優先したうえで 細々とでもラボの時間は
作っていきたい・・・と思った日でした。
そして、被災したこどもたちにひとりでも多く笑顔のタスキを
渡せるように。

※木村Pのみなさまへ
計画停電の影響もあり、予定の変更をお許しください。
左の「ページ一覧・木村文枝Pのみなさまへ」を都度、クリックして
予定を確認くださいませ。
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今回の地震、そして津波によりたくさんの方が被害にあわれました。
家族やご親戚、友人が被災された方もいらっしゃると思います。
心からお見舞い申し上げます。
私たち家族も2年半前まで仙台に住んでいました。
地震のニュースに涙がとまらず、みんなの無事を祈るばかりでした。
幸いなことに、日曜日の夕方にはテューターをはじめパーティの仲間から連絡が入り、無事を確認しました。避難所で数日をすごし、仙台市内は今は電気や水道が復旧しはじめ
自宅に戻れるようになっているそうです。
でも、津波の被害が大きかった石巻や女川にもパーティがあります。
また原発が心配されている福島にもパーティがあります。
津波で家が流されてしまったラボっ子もいると聞きました。
ラボっ子たちが、また笑顔でラボができるように、
心から願わずにはいられません。
高橋由紀子
ラボっこのみなさんへ
けいじゅとたいじゅは せんだいにすんでいました。
せんだいのパーティや、キャンプであった、たくさんのラボのおともだちが、じしんにあい、
いまも たべものや せいかつをするのがたいへんです。
みんなが、ジュースやおかしなどをちょっとがまんして、
そのおかねを じしんでこまっているラボのおともだちにプレゼントしてください。
おねがいします。
たかはし けいじゅ・たいじゅ
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ことしもまたこの季節がやってきた。
東京支部の各地区、高学年で組織されるグループの集約発表。
昨年大きく地区編成。
新しく生まれた「京王多摩地区」。
新しいものを生み出すことは 容易ではなかっただろうと
話し合いのプロセスを想像し 生み落とした達成感も
伝わって、まさに万感の思いで舞台を観ていた。
子どもは、子どもも群れで育ちあう。
でも、それを見守る大人の存在はもっと貴重だ。
支えて下さったたくさんの ご父母、テューター方
ありがとうございました。
自信に満ち溢れた子どもたちが また一回り大きく
眩しく見えた日だった。
さぁ勝負はこれから。
産み落とされた後、どこへ向かいましょうか。
子どもたちが すくすく育って 自分の力で
また次の「国生み」ができますように。
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ゆりちゃんは、昨夏入会の年中組の幼児さん。
すぐに幼稚園が夏休みに入ったため、恒例の「おはなしにっき」を
手渡した。みんなには、恒例でも
入会したての子には、「おはなしにっき」をつける習慣はない。
所有ライブラリーもみんなに比べたら 全然ない。
夏休み明け、1冊書き終えた幼児さん達がぞくぞく。
ゆりちゃんは、1冊終わらなかった。
でもお母さんが素晴らしいのは、おはなしにっきの
巻頭にある「ライブラリー表」をみて、
図書館で絵本を借りて、地道に読み聞かせて下さったこと。
これが できるのもラボが「世界の名作物語」を使っているからだ。
今週、そのノートが 終了。
ゆりちゃんは、ノートを抱え、満面の笑みでやってきた。
「絵本だ~~~いすき」とゆりちゃん。
想像力豊かな彼女。
最近は、ジョン万次郎になり、魚になり、船にだってなって
おはなしの世界で遊んでいる。

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今日は、未就園児さん(1歳児、2歳児、3歳児さん)親子の
ラボ。「プレイルームさん」というグループです。
先週は、ちょこっとお兄さん&お姉さんの幼稚園児さんと
合同で、新年会をしたので
このグループは 年末から 久々のラボでした。
はじめての「かさじぞう」
わたしが絵本を読んでいる間、ママたちが、廃材で上手に
「すげがさ」を作ってくれました。
プレイルーム年代は、お母さん方が、どの子ともわが子同然に
上手に かかわりあって遊んで下さいます。
今日はよつばちゃんママと私が主に「じぞうさま」。
かさをもらったお礼に、宝物に見立てたクッションの上に
本物のおやつをのせて、じいさんとばあさんの 家を探しまわり
ました。
子どもたち、大喜びで「ここだよ~~~」と家を教えて
手招きしてくれるところが なんともカワイイ。
早く食べたい。食べたい。
無心に食べ終わった後、一誠君の
「おじぞうさん、ごちそうさまぁ~~~!!」
には、みんなで大笑い。
ちゃ~んと わかってたんだね。
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ウインターキャンプから戻ったばかりのシンタが
夕方、ふらりとやってきた。
私、開口一番「おかえり。今年は問題起こさなかっただろうね?」
しんた「起こすわけないじゃん、シニアの手伝いしてたら、
高校生になったらシニア、やりなよって言われたくらいだし」
私「信じられん会話!!!去年とはえらい違いだね」
このへんまでは冗談混じり。
このあと「おれ、何回も泣いちゃった」と続く。
昨夏のオレゴンキャンプで寝食をともにした仲間数名に
再会したらしく、力いっぱい抱き合って、喜んでいたら
いつの間にか 泣こうとも思ってないのに、涙が
ほほを伝わっていたらしい。
「自動的に涙が出てきて」
「それを言うなら自然と・・・でしょ」
「あぁそれそれ。
信じられる?ラボランドの真ん中でまた会えたんだよ」
興奮しながら話してくれる。
オレゴンに行くが行くまで私に叱られ、準備をしていた
シンタ。わたしの知らないところで心の交流をして来ていたんだね。
反抗期・・・だとか、思春期の入り口だとかいうことばで
ひとくくりに されがちな 13,4歳の年代の子どもたちが
こんな心が震える体験をしてきている。海外で国内で・・・。
別れの集いのこと、キャンプファイヤーのこと、帰りのバスの
中のこと・・・「思い出したらまた涙が出る」といいながら
彼は目に涙をためていた。
よし、わたしも いつか絶対オレゴンキャンプに参加する。
シンタの感動に近づきたい。
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午前中の墨絵サークルは、「富士山 千両 金柑」が今日のテーマ。
夜のラボにショーンがやってくる。
そうだ。本物のキンカン付きで
彼にプレゼントしよう・・・・。
ウインターキャンプに参加してきたショーン。
ラボってあったかいな・・・って思って別れの集いで
泣いちゃったんだって。
シャイな中学生年代達の集まるウインターキャンプで
そう思えた あなたこそあったかいハートの持ち主です。
ほんとは、高3のぎしは、シーズンの初めに悩んだ。
大学は決まった。
ウインターキャンプは、シニアメイトに名乗りを
あげるべきか 受け入れをするべきか・・・って。
まるで兄弟のような二人です。
ツインズみたい。
受け入れをして本当によかったね。
高学年G、新春初ラボにして「ショーン、お別れパーティ」と
なりました。ただいま2班キャンプに参加中のみなさんごめん。
「ジョンマンかるた英語版」が大活躍。
いっぱいフォークソングやって、手作り福笑いやって、
やっぱり〆はテーマ活動。
 
ショーンは 「ジョン万役」をゲット。
一生懸命、日本語を覚えようとするオーストラリアからやってきた
ショーンは、まさに万次郎と重なりました。
インターンとして日本に ラボに 戻って来たいそうです。
待ってるよ。
今週末帰国の彼。
涙涙のおわかれになるであろうと思われます。
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ぎし、オーストラリアンユースのショーン、ユウスケが
本日1班で 黒姫ウインターキャンプに出発。
2班に ゆりか、しんた、亮すけ、じろうが参加予定です。
ウインターキャンプは、「国際交流」に力をいれたプログラム
が展開されます。
ハメをはずさず楽しんで いっていらっしゃい。
黒姫の様子、ヒロポンさんのHPより
http://www.jphayashi.com/h/jo/2010/win/
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いつもとちょっと違うクリスマス会。
AUSのショーンがいたこと?
「留学生と遊ぼう」プログラムで壮ちゃんが
受け入れした中国のコウヒン君がわざわざ来てくれたこと?
どの子も自分より小さい子たちを見つけると
ささっと近くへ寄って 手を差し伸べている。
それは いつものこと・・・・・。
今回、わたしのなかでいちばん嬉しかったのは
うだうだぐだぐだ年代の中学生たちが 自分たちの力で動こうと
していたこと。テーマ活動もそうだけど
回し方のわからなかった、いや回そうとも思わなかった
重い車輪が まわり始めた気がした今日のクリスマス会。
幸せだなナァと思った本日のクリスマス会。
ありがとう。
会場が狭く、テーマ活動(英語劇)の発表後
やむを得ず、保護者の方には退室していただいたので
交流の様子は、左の「ページ一覧」へアップしますね。
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A was an Apple Pie を唱えられるようになった低学年の
小学生たちと約束通り、いっしょにアップルパイを焼いた。
日本語の意味も同時にとらえ、振り付きでよく頑張った。
中学で「過去形」をならったときに「あ~そういうことだったのか」
って気付けて楽しいだろうな。
明日のクリスマス会、全員参加とはいかなかったので
パイが 焼けるまで、ミニ発表会。元気に披露してくれる。
わたしは座布団でお客さん席。
お迎えのお母さんに子どもたちを引き渡し(あ、月がとっても
きれいだった)30分後には、高学年Gの会場へダッシュ。
高校生のぎしが 受け入れをしているショーン君と ご対~~面。
オーストラリアからやってきた彼はタイ人。
ヒップホップダンスが 得意な高校生。
ジョークが好きでノリがよくって パーティのみんなとも
すぐ溶け込んでくれた。
さぁ15人の名前を覚えられるか・・・。
さすがに 「さ行」は、難しいみたい。
こんどは、やった!PERFECT。
歓迎の意味を込めてみんなでWaltzing Matilda
を踊る。
明日のクリスマス会で発表の「三人のおろかもの」は、
とりあえず観ててもらってどこかに入ってもらう予定が
いきなり最初っから Silliesダンスをみんなと踊り始めた。
驚き・・・・。
ぎしが ちゃんとこの英語劇のことを説明して CDも聴かせておいて
くれたんで呑みこみも早い。
その後、ありえない話だと言いながらも「木づち」になり、みんなの発音に グッジョブサインを出したり、駄目出ししたり、大活躍。
特に 池にうつった月をすくう人の大熱演にはおなかをかかえて
笑ってしまった。
今年、国際交流に参加した子たちの目には、来年の事前活動が
スタートした子たちの目には、ショーン君がどう映っていたのだろう。
自分を重ね合わせていただろうか。
どんな子が 親しみやすい子なのか どんな子が喜ばれ歓迎されるのか。
来年、「ジョン万次郎」に取り組む予定。
漂流した万次郎の足跡をたどるとき
南半球からやってきたショーンのことも
思い出してくれるだろうか。
すべての経験が 栄養となり、引き出しとなり
こどもたちを また一回り大きくしてくれるのだろう。
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