幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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黒姫サマーキャンプ 3班 妖精の森とラボっ子の力 08月09日 (火)
新刊ラボライブラリー「HAMLET」(シェイクスピア)より、”The Midnight Summer Dream"(夏の夜の夢)をテーマにした黒姫サマーキャンプ 3班、
ラボっ子、ロッジ運営のリーダーを務める高大生シニアメイト、見守り役の大人ロッジマザー(テューター)、ラボっ子の家にホームステイ中の中高生年代の
アメリカ、オーストラリア、などからの「ユース」など600人あつまりました! 
「太郎丸」本部に詰める事務局スタッフ、医療棟でいざというときはラボっ子の体のケアをしてくれる看護師の方、野外活動を支えてくれるプロの指導者の方、
などを含めるととても壮大な規模のキャンプということになります。


 全国から貸切バスを使って一斉に長野県 黒姫ラボランドに集結してきた子ども、ユース、テューター達は、先にラボランドに来て準備して待っているシニアメイトの
待つ、
24のロッジへそれぞれ分かれていきます。 3泊4日の家族生活の始まり。。。ロッジに入るときは「ただいま~」「おかえり~」の掛け声を掛け合って。
毎年またここに帰ってきたよ~! という懐かしい気持ちになるキャンプ数回目の子もたくさんいるんだね。 初参加の子は「どうして おかえりなの?」と。。。
でもこのキャンプのおしまいには、その意味がちゃ~んとわかるんです。

30数名の生活はいろいろ協力して、安全や健康に気を付けて、みんなで作り上げていきます。

ロッジ活動1

高校生のロッジ運営リーダー2人の「シニアメイト」のサポートをする「キャプテン」には、今年は中学生の男の子が自分から手を挙げました。
大学生や、シニアメイト経験者の高校生もそっと温かくロッジ運営を支えているのが
うれしいね。
1日目、各自作ってきた名刺を交換して、「よろしく。。。」。名前(あだな)もまだ
覚えられないなあ、、、大人も子どもも「あだ名」で呼び合います。

二日目午前中、前の晩にロッジごとに話し合って決めた野外コース参加。 たくさんのコースが用意されているから、第1希望が通らなくても大丈夫!!
いつもは、冒険隊系の山歩きコースに行くことの多い私は、久々にラボランド内で
草木染め体験を楽しみました~。
プルーベリーは落ちているのを拾って、、、たわわに実ってるのは、ジャムを作る子たちに残しておくんだって。。。
んま、仕方ないか!  せっせこ拾ったブルーべりーをコネコネ、白い布に石を詰めてゴムで絞り部分をこしらえて。。。

野外活動 草木染め

ヨモギ、クワの葉はたくさん集めたのを煮出して、そこに布を入れ、ミョウバンで色止め。  「なんだかいいにお~い」
ブルーベリーはこんな色に染ましました~!

草木染め 2

うちのパーティから「参加したい!」と言っていたラボっ子Tを探してみたけれど、いなかった。
さっそうと走り抜けていった「マウンテンバイク」コースは、身長制限がしっかりあったので、セレクションでもれてしまったみたい。。。
安全をしっかり考えてのことなんだね。 プロの指導者がついてくれます。

野外活動 マウンテンバイク

二日目の夜ともなると、ロッジの中での配膳も流れがスムーズに。
学校の給食当番のようですが、離れたところにある「ぐるんぱ城」まで、靴をはいて
歩いて起伏のあるランド内を重い食缶をラボっ子が力をあわせてロッジまで運んで
来たんだよね。。。
テーブルを並べて上を拭いておく子、みんなのお箸を並べる子、お茶をつぐ子、よく
子どもたち働きます。

ロッジ 配膳

ロッジ食事

全ロッジにアナウンスが流れると、「あ、登頂隊が帰ってきたんだ!」の声。
前日の夜からロッジの仲間と離れ、「集雲堂」に泊まり、朝5時出発して標高2053mの黒姫山頂を目指したラボっ子、テューター、ユースのみんなが
ラボランドにもどってきた。 ロッジ活動を中断して、メインストリートに並んで24ロッジのみんなでお出迎え。
完全装備(くるぶしまである靴、500mlペットボトル2~3本など)のチェックに通った人、が参加できる11時間の本格的登山をやり遂げた顔は、晴れやかだ。

黒姫山登頂隊

3日目の朝一番、子供たちの一番のお楽しみといってもいいバザー。 品物はラボっ子
が持ち寄った手作りの品、リサイクル品など。。。ロッジごとに値付けをして売ります。 毎年海外からの「ユース」のコーナーは大人気。
 ラボ50周年の記念バッジ、「夏の夜の夢」の記念バッジを
並んで買った子は、さっそくラボハットを新しいバッジで飾っていたね。
売り切れ~!!!の声、収益はラボランドの整備や、設備費に当てられます。

3日目 バザー1

低学年から順にお買いものはじめ~!!!

バザー2

3日目午前中は、ライブラリー「夏の夜の夢」にちなんだ遊びや工作、お題にチャレンジ、などの野外コーナーめぐり。
 ロッジでグループを作り、チームワークよく回らないと、全部体験できないよ♪

3日目プログラム2

おはなしに出てくる妖精の王様、Oberon と 女王様 Titania はケンカの真っ最中、Oberonチーム対 Titaniaチームの綱引き。

3日目プログラム1

シェイクスピアの物語(戯曲)は、「ことば」がたくさん。 早口でたくさんしゃべるんだね。。。おうちでCDをいっぱい聞いてきた子は、
「かんたんだよ、そんなの~」だって? ならば言ってみてごらん、みんなで声を合わせて。。。
妖精パックの「「森じゅう どこにもいやしない。
        アテネの男がみつからない。
        その目にこいつをたらしたい。
        媚薬の効果を見てみたい。」
という言葉を、息をあわせて 何回も練習。 さいごはオーケー!をもらってお次のコーナーへ。
3日目プログラム3

ひとりひとり手首に付けられる「妖精の羽」を工作。」 紙と、ペンで思い思いの色に彩られ、みんな満足。 顔に「魔法の汁の三色すみれ」をペイントされた子にも
何人もすれ違ったねえ。
ユースのお兄さん、お姉さんが顔に書いてくれたらしい。

3日目4

昼前からは、野外炊事「ラボ汁」作り。 ラボ汁、といっても材料は豚汁と同じ。
U字溝(釜戸のかわり)を、風向きを考えてどこに置くか?から、子どもたちの知恵を
集めてあーでもない、こーでもない。

ラボ汁 1

小枝とか、葉っぱをあつめて~!  え、湿っているから焚き付けにはならないよ。。。やっぱり薪の細いのからマッチで火をつけよう! 
中に空気の抜け道をつくるんだ、新聞紙を下に入れて、まずそこに焚き付けるよ!
あ~、また消えちゃった。。。

ラボ汁2

すったもんだ、火起こししているあいだ、外にテーブルを並べ、シートを敷き、調理室から運んできた牛丼の配膳をしてくれる子どもたち。
手分け作業。。。やっぱ、ラボ汁が煮えるにには時間がかかるね~。 
この間じゅう、自分は「今なにをしたらいいか?」を考えて行動していたね。
牛丼でおなかがいっぱい、虫観察や、土いじりなど遊び始めたころ、ようやく「ラボ汁」かんせ~い!!! あとは「オキ」を残して鍋を保温しておけばいいんだって。

 ラボ汁3

ロッジの中は、ますますみんなが仲良く、あだ名で呼び合うのにもすっかり慣れ、
「夏の夜の夢」のテーマ活動も何回か繰り返し。。。今度は ロバ頭のボトムやる~!と男の子たちには、役者のボトムや、いたずら妖精のパックが人気。

ロッジ活動 2

”Lavender's Blue、dilly dilly" ナーサリーライムもフォークダンス風に、すっかり男女ペアで踊れるように。。。ちと照れちゃうなあ。

姉妹ロッジ交流

ロッジの外にでて、おとなりのロッジの仲間と一緒にテーマ活動、ソングバードを楽しみます。 見上げると、真っ青な空、森の木のそよぎが。。。し~っ! もしかして本当に 夜には妖精が飛びかうのかもね。。。

ロッジ2階

子どもたちが下の活動部屋にいる間、一生懸命みんなが背負ってきた荷物は、お行儀よく出番待ち。 この2階和室は、夜は男の子の寝る部屋になります。
掃除、荷物の管理、けが、健康に気をつけてよく食べ、よく眠る(毎日お昼寝タイムあるよ)、仲間と力を合わせてよいロッジ活動になるようにする、
シニアメイトがインフォメーションを始めたら静かに集中する、などなど、自分のおうちではなかなか実行できないことを、ここ 黒姫ラボランドでは、なぜかがんばれちゃう!
3日目最後のキャンプファイアー最後の恒例、「ラボランドで会って~♪ ラボランドで別れる~♪」と歌い始めたころには、あっちでもクスン、こっちでもクスン、と
お友達との別れを惜しんでもう涙が止まらない子が。。。

みんな一回りおおきくなって おうちへ帰ったことでしょう。

来年もきっと来よう、「ただいま~!!!」と。
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