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やってみたいという気持ちと英語をいいたいという気持ち 06月08日 (火)
プレイルームのFちゃん。
ソングバードの振り付けを真似して覚えるのがとっても器用で早い。
女の子のせいもあるのか、歌にもよくのって振りつきでまねしてくれる。

プレイから幼児さんは、物語のセリフを即話し始めるわけではなく、まずは、歌えるようになるところから英語が出始める。
それから、単純なあいさつ英語も。

次のステップ、ライブラリーの英語をいうようになる過程で大事なのは、その役になりたい、やってみたいという気持ちが生まれるかどうか。
よくわかる子は、怒られる役はやりたくなかったりするし。

まず、SBにストーリーを持たせ、その動物になりたい、紙皿で作った動物のお面を持ちたい、そんな気持ちにさせるのがポイント?! きょうは、There's something in ~で、「それやる!」と言い出してくれて、
かえるのお面を持っているときは、ママと二人で「かえるは、ジャンプしますよね。」とかささやいてみると、ちゃんとはねてくれるし、馬のお面のときは、「馬は走りますよね?」と話すと、走ってくれる。
 動物に気持ちを重ねて、小さな物語の中に入り込む。

 これは、たぶん、「わんわん、かわいいね」というような、散歩中に親子でかわす会話の延長線上にある気持ち。
 それを一歩進めたSBで、何かになることを楽しむ。
もう一歩先に、ライブラリーのなかで、役をやることを楽しむがあるんだというのを、きょうのFちゃんを見ていて再確認。

 私がてじなし役をやっていると、「Fもやりたい」と言い出し、じゃあ、「Ladies and ~」といってみようかと、そのあたりのセリフを英語でいうと、まねっこしていいながらやっている。
 やりたいという気持ちが、英語につながり、さいころを出すまねっこをしたのを、ママが笑顔で拍手してくれると、Fちゃんも嬉しそう。

 そのあと、ママが車をとりにいく間、二人で部屋で遊んでいると、Fちゃんの口から「またやった!」というセリフと笑顔が何回も出てくる。
 本当は、二階で修理業者の方がごとごと物音をたてていて、ママもいないし、すこし不安だったのかもしれないのに、その「またやった!」を、音が聞こえるたびにいっては、大笑いしてる。

 ほんっと、すごいと思った。物語が子供の心の中に、感情と一緒にぴたっとはいると、こんな感じに使うんだなと実体験。

 ふりのある歌が好き→ミニストーリーのある歌の主人公になる→日々ライブラリーを聞く中で、ライブラリーの役のなかにやってみたいものを見つける→歌の主人公になる経験が生きて、物語の主人公にもなれる。→的確に導けば、英語のセリフも出てくる

この流れを再確認しました。
ラボでよくいうことですが、日本語も育ってるのがわかります。
そして、親子の日常生活の中だけでは体験できないシチュエーション、感情を物語りの中で英日で疑似体験できるのも、ことばとそれにともなう感情を育ててことにおおいに役立っているわけです。

うーん。14年間、ずっとこんな風に、この方法で育ってきた子達がたくさん。成果も出ているのですが、知らない人に、英語を学ぶこととライブラリーのセリフが口から出てくることの意味を、どう説明したらわかってもらえるのか・・・。
 普通、英語をならうっていうと、英会話のできるシチュエーションにいて、教室にいる一時間のあいだ、とりあえず用足し英語、あいさつ英語で、またはチャンツ風に、英語と触れるというイメージがあるし。
 それで話せるようになれば、逆に、簡単なのになと思います。笑
 
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