幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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実はラボライブラリーは語学学習の王道? 12月29日 (火)
小学生以下は、ラボならではのパーティでのみんなとのテーマ活動。
これで、こころもことばも育ちます。

平行して、感性豊かな幼児小学校低学年では、さりげなく自宅で日々流すだけの英日音声ライブラリーから、子どもが受け取っているものの総量の多さ。感性を耕し、想像力を養い、人間の内面を豊かにしている。←これは目に見えません。

低学年のときは、お風呂の中でラボライブラリーからセリフあてごっこをして、子どものほうが意外と覚えているものだなあと感心したり。

その後、成長するにつれて、家庭での話題の中心もラボから部活や学校生活、進路、バイト、将来の仕事などにうつっていく。

責任感と年下の子達への思いが育っているので、大学生になり他のことに興味がうつっても、パーティ活動は、欠かさず参加し仲間と苦楽をともにする。それが実は本人たちのためにもなり、個性は色とりどり、でも結束の固い仲間達となれる。ゼミでもサークルでもバイトでも友達はできるけれど、地元に幼いころから自分を知っている友人がいて、その子達といつでも一生つながっていける仲間でありえたことは、一生の財産。

言語習得で大きい子が迷うのは、こんなとき。
いつまでたっても英語ペラペラにならないな、自分。

ラボで高校一年留学をして帰ってきた時の迷言が、「ラボでは途中までしかはしごをかけてくれないから、そこから先は自力ではいあがってきた。」
 確かに、英会話の仕方をいちいち教えてから送り出したりはしない。
 でも、アメリカの高校で「だれに英会話を教えてもらったの?」といわれるほど、適応はできている。
 また新人ラボテューターのころ、OBOGがよく
「自分はラボをやったけど、そこまで英語話すのは得意ではない。でも会社に英語で電話がかかってきたとき、自分が出ると、他の話せない社員に、おまえ、英語話せたんだ~と言われる」の類のことを言っているのを聞かせてもらいました。話せないって言ってる人も話せないわけじゃないのねって、一安心。

 ラボでは途中までしかはしごをかけてくれない。本当にそう?
テーマ活動やライブラリー、国際交流って途中までのはしごなの?
よくある中学英語への橋渡し的なものが高校英語への橋渡しになってるだけ?


 ラボっ子の第一世代を、大1まで育てたところで、そんな悲しい疑問にぶつかりました。

もうすぐ私がラボをはじめて20年。この2,3年ほどで、はっきり途中までのはしごではないと確信できたのは、パーティから国外の大学に留学した大学生達の存在。
 
ラボで物語を題材に、みんなで意見交換をして発表まで持っていく経験。苦しくも完成すれば楽しく充実したテーマ活動。
 その取りくみ方と過程が南米で大学の授業を受け、学ぶとき、どれほど世界的にはスタンダードなものとして役立ったか。

 日本の義務教育だけを受けていたら経験していなかったこと。(戦後日本の義務教育と高校大学は、成績上位と下位の間、中間層、当時日本社会を復興させ発展させていくに必要な人材がたっぷりと育てうる体系だったそうです。中高の授業で教わったことをとにかく時間を勉強に費やして反復練習と応用問題。大学ではラクタンねらい。出席の代返大流行。いかに要領よく単位をとるか。自虐的にいえばそんな感じでしょうか)

 即効性はないし、パーティでしょっちゅうとりあげるものではないけれど、ポエムのラボライブラリーの存在もしかり。
 南米の大学での詩の授業ではシェイクスピアのソネットやその他の詩もとりあげられ、それはラボのポエムのCDに入っているものがいくつもありました。ラボはいい素材を扱っている、そこに高大生になった自分たちがどう出会っていくか。

 中学半ばで事情でやめた子も、高校の授業(歴史や文学等)で、あ、これラボでやったなと思うものがいっぱいあったよと報告してくれたり。

 幼児で購入した教材 ライブラリー。
ラボCDの英語は、段落の中で、前後のニュアンスも全部ひっくるめて聴くので、TOEICで高得点を出すようなレベルにいっても、まだまだ聞きあきない。「こんなときこんな言い方をするんだ~」という気づきは、詳細に聞けば聞くほどCDの中にあって新鮮に学び続けられます。
 自分の発表する話以外は、聞かない、とか、自分のナレのところを英日で覚えるけれど、その他のところはおもに日本語にたよったテーマ活動をする、というのではもったいない!

 子どものころの感受性って、いつまで持ち続けるのか?
テーマ活動するときは、中学生以上は、小学生以下の発想が豊かなことに、感心しながら場面を作っていくことも多いです。
 でも、CDを聞いてどんなことを感じたかは、大学生でもまだまだ感受性豊かだなあと思うことがたびたびあります。
 社会に出る前の大学生年代って、実はいい意味で、まだ自分の外に出しきっていない自己の個性や内面をたくさん抱え込んでいるのではないでしょうか。
 その年代の子達が、小さい子達と一緒に、同じ英日の音声教材、ライブラリーを聞いて本気で取り組めば、語学だって伸びます。
 社会人になってから必要に迫られて、英語を英会話スクール等で学びなおす方たちに比べたら、アドバンテージがどれだけ大きいか。

 ラボCDを聞いたことのある人で、

「そのセリフどこかで聞いたことある」
「いま自分の頭に浮かんだことば、ラボライブラリーのことばじゃないっけ」
 「この話、いいこといってる~。聞きなおしてジーンとした」
そんな経験のある人なら、老若男女とわず、ラボで英語学習できます。

 本気でそこにある英語、日本語のことばと向き合って、個性も年齢も違う人々と一緒に完成を目指して取り組む環境があるとき、ラボライブラリーは間違いなく、語学学習の王道です!
 
 

 
 
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