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<60周年記念コラム>ラボ・パーティって なんでできてる?Labo Party 60th Anniversary Special Colum

第2部 「物語と体験が育む力」

第4回 「テーマ活動」の深い学び

テーマ活動では、子どもたちが登場人物になりきり、その感情を身体全体で表現します。
例えば、物語の中で怒っている登場人物になる時、子どもは怒りの感情を身体で表現しながら、ライブラリーで聞いた怒りのこもった英語のセリフを発してみます。
この瞬間、英語の「音」は、子ども自身の「感情」と「身体の動き」と一体となり、単なる記号ではない「生きたことば」として内側に蓄積されていきます。

次に、子どもたちは物語について深く思考します。
「この登場人物はなぜこんなことをしたんだろう?」「自分ならどうしただろう?」といった問いに、唯一の正解はありません。
仲間との対話を通して多様な考えに触れ、自分なりに物語の意味を探求する中で、子どもたちの思考力や探求心、感じたことを自分なりに解釈し、表現する主体性が育まれていきます。

そして、この「身体表現」と「思考」は、互いに影響し合いながら学びを深めます。
身体で表現しようとすることで物語への理解が深まり、物語について深く思考することで身体表現はより豊かになるのです。
このことば・身体・思考の密接なつながりこそが、ラボ・パーティの「深い学び」の核心です。
物語の世界での豊かな体験、身体を通した表現、そして仲間との対話による深い思考が一体となることで、子ども自身の思いと強く結びついた「自分のことば」が育まれていくのです。

しかし、この活動には、一緒に物語の世界を冒険する「仲間」の存在が不可欠です。
次回は、テーマ活動における「仲間との関わり」が、子どもたちの成長にどのように影響を与えるのかをお話しします。

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