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幼児期「母国語習得が大切」



 国際化に伴い、海外で教育を受ける子どもが増えている。2カ国語を話せるようにと、幼うちから現地の幼稚園や保育園に通わせる親もいるが、ニューヨークで邦人のための「こどものくに幼稚園」を運営する早津くに子さんは「ことばの確立期は母国語の習得が重要」と話し、幼児期にことばのわからない異文化に放り込むことの危険性を指摘する。




NY日本人幼稚園30年運営して指摘


 74年に渡米。現地の幼稚園で一言もしゃべらない、という少女に出会った。「家ではおしゃべりなのに」と両親。他にも、一日中うろうろする子、大きな声で泣けない子、ことばが出ず、からだをたたいてしまう子など、現地の園でのびのび遊んでいる日本の子どもは当時ほとんどいなかった。

 痛々しく感じた早津さんは翌75年、「母国語でのびのび遊べる場を」とクィーンズ地区に日本語の幼児教室を開き、以来30年、現地で幼児教育に携わってきた。

 同園から現地の小学校に進んだ子どもは初めこそ苦労するが、1年もすると現地の園に通っていた子どもより高い言語能力を発揮するという。

 早津さんはその理由を「わかることばで育ってきた子どもはわからないことばに敏感だ。わからないことばの中で育った子どもは聞き流す癖がついてしまうから」と説明。「母国語で深く考えることが知識を広げることや自分を表現することにつながる。英語はブームのようだが立ち止まって考えてほしい。ことばは手段であって目的ではない」などとも指摘している。




―朝日新聞'04.7/8―
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