幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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秋研スタート! 09月15日 (水)
 今年の秋研は東京・神奈川支部のスクランブル。前回東京とスクランブル研修を行ったのは、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」発刊時だったから、数年ぶりになる。火曜日から金曜日の全9グループ。回数は4回。集約発表は10/25,11/15の2日に分かれて。

 私たちの火曜日Aグループが先頭を切って昨日スタートした。
総勢24名。やはり新しい、あるいは久しぶりの面々にお会いできるのは嬉しいこと。これから皆さんと紡いで行く過程にワクワク(ドキドキ!?)する。
 今回の秋研のテーマは「テューター自身が本気でテーマ活動に取り組む」。
早速午前中は「テーマ活動って何?」をお題にグループ討議。
私たちはWSを行った。

*Prのように早い時期から、きちんと物語に向き合い、多くのお話しに出会ってテーマ活動をしていると、イメージ力が豊かになり、ことば・気持・からだで自分を表現できる人間に必ず成長する。

*テーマ活動の主役は子どもたち。テーマ活動に取り組む上では、子どもたちの一人一人違う発想がそれぞれに影響しあい熟成していく過程が大事。

*テーマ活動は常にラボの基本にあり、国内・国際交流活動などとリンクしあいながら、表現力の豊かな人間に育てている。

*テューターとして心がけていきたいことは、本来子どもたちには限界がない、限界を突破するにはどうしたらよいかを考える場がテーマ活動、と言う意識を持ち続けたい。

 ベテラン、中堅が多く、若い層の少ないグループだったが、最後に「テーマ活動=限界を突破することを考える場」とまとめてくれたのはキディグループのみを持つ若いテューターだった。
すてきな表現だなー、私にとっては目から鱗だった。
 グループシェアをしてみると、他のグループからも「テーマ活動は人生」「テーマ活動は心、心で感じ、心で表現」と言うことばが聞けた。

 さて午後はテューター自身が取り組むテーマ活動、「プロメテウスの火」。
自由に動いた後皆さんから感想を述べてもらった。
それぞれの思いがあってこのお話に近づいているようすがうかがえて、楽しかった。
このバラバラな思いを近づけていくこと=物語のテーマを考え、テーマが伝わるテーマ活動に作り上げていくことが大きな課題だ。
それはテューターのグループであろうと、子どもとの取り組みを意識して進んでいくことがテューター研修だ。
テューターには多大な知識がある。そこが子どもと大きく違う。
その知識と、テューターも物語から感じる心を上手に調整していきたいもの。
その辺の考え方の違いを感じた。

 私は今回の研修で「CDをよく聴き、CDをよく探りたい」と思っている。
例えば冒頭にこんなナレーションがある。

Prometheus took Zeus' side against his father, the devious-minded
Cronos, in the great war amoung the gods for the right to rule Olympus.
プロメテウはオリンポスの支配をめぐる神々の戦いにおいて、よこしまな父クロノスにそむいたゼウスの側についた。

多大な知識はまず置いといて、「よこしまな父クロノス」とは誰の父なのか?プロメテウスなのか、ゼウスなのか?と言う疑問が出てくる。英日の文章からも判断できない。
で、ギリシア神話にすぐ走らず、もう少しCDを聴いてみよう。
すると、すでに岩に縛り付けられたプロメテウスがこう言っている。

I want you to know, Hephaistos, that Fate awaits also the son of Cronos. Zeus will be cast down by his own son like his father before him.
クロノスの息子にも運命の女神が待ち受けている。かつてゼウスが自分の父にしたようにゼウスは自分の息子の手によってその座を引きずりおろされるのだ。

あー、やはりゼウスの父だったんだ。こういうことがたくさんある。
できるだけCDをよく聴き子どもの心に近づきたい。それが、今回の研修趣旨の「物語のCDをよく聴き、CDに限りなく近いことばにする。」ことにつながるのだと思う。

 さて、今日は何回聴けるかな? 
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Re:これからが楽しみです♪ >>返事を書く
めぐこさん (2004年09月18日 20時57分)

 先週まず一回目を終え、これからの研修が楽しみです。古ギャルさん
が指摘されていた冒頭のナレーションの解釈は私もどっちかなと思いま
した。ただ私は、CDの中に探らず、資料に走ってしまいましたが・・
たしかに子どもたちのようにお話に向き合う時、CDからどれだけのイ
メージを喚起することができるかがまず一番ですよね。そのうえで調べ
て行く必要があれば調べ、「あーそうか」と納得したり「ちょっと違う
けれどここはどうしてこうなっているの?」ともういちどCDに戻った
りの過程がテーマ活動の面白いところなんですよね。ここを子ども達か
ら取り上げてしまわないようにしなくちゃと思いました。
 今回、私のとってはパーティで取り上げたことのなかったテーマでよ
かったです。ラボっ子になって素のままで取り組んでいきたいと思いま
す。ゼウスにとって「人間」はどんな存在であってほしかったのかなと
今考えています。
Re:Re:これからが楽しみです♪ >>返事を書く
古ギャルさん (2004年09月19日 14時20分)

めぐこさんへ

 感想をありがとうございました。

 >たしかに子どもたちのようにお話に向き合う時、CDからどれだけのイ
メージを喚起することができるかがまず一番ですよね。
 ⇒そう、その通り。テューターもそういうテーマ活動体験をするのが、テュ
ーター研修だと思うのですが、4回という限られた時間がその考えを難しくす
るんですねぇ。
発表は充実させたい。さて、この矛盾をどう乗り切るか、皆さんと心を合わせ
たいものです。
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