長男の時も次男のときもそうだった。
思い出いっぱいのスーツケースを
持ってホームステイ先から帰国してきたとき
「このなかの洋服、ぜったい洗濯しないでね」
と、ホストマザーに 最後に洗ってもらったTシャツに
顔をうずめていたっけ。
アメリカの洗剤の香りを嗅いで 異国の一か月を
懐かしんでいた。
クリスマスシーズン、今日は、アイダホに住む次男の
ホストマザーから小包。
昨夏、次男が忘れていったタオルとTシャツと 手作りアルバム。
小包を開けた瞬間、やっぱり懐かしい香りだったようだ。
無言でアルバムを見入っていた。
だから、うちの柔軟剤は、流行りのDownyとやらにしないのだ。
国産にこだわる母でありました。
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