ジュリアスシーザーのいない日々がはじまる |
05月14日 (月) |
|
昨日で支部発表が終わり、子どもたちのいう「ジュリアスシーザー」のない日々」が始まるのだと思ってました。
地区研で「このような場を与えていただき感謝しています。」と述べた後、ここらかが始まりなんだと思えてきました。
与えられた機会によって一人ひとりに訪れた変化を、これから彼らの人生の幸福に、どこにどういかしていけるか、じっくりつきあい見守っていく役割が私にとっても今日からはじまったということ。
シェイクスピアにしっかりと向き合ったことで、小学生のころライブラリーを楽しんだ感覚が大学生年代にも戻ってきたことは何より良かったことです。
意味がしっかりとつかめそうでつかめない、でもすごく心ひかれる言葉の数々、場面展開。聞いても聞いても、やってもやっても、なかなかすんなりと正解は出ない、でも、出ないとこがまた魅力。
テーマは?なんて話し合って、2,3行でまとまるようなものでないことに取り組んでいる感じは、本当に刺激的な日々でした。
苦しみがいのある壁に、みんなで何度も体当たり。
その壁の向こうから呼び続けてくれたのは、シェイクスピアだったし、ブルータス、キャスカ、ポーシャ、また陰謀者たちでした。
パーティの休憩時間には、シーザーのセリフを使ってやりとりをして遊び始めたり、役が夢に出てくるまで聞き込んだけど、でもまだ聞き飽きない。そんなライブラリーが実はあったことがすごい。
どんなにつらくてもやりとげたいと思える事柄がある。その環境は普通の英語教室にはないこと。
昨年の秋に「冬のパーティ内発表に何をやる?」
「Yが来年卒ラボだから記念に残る話をやりたくない?」というだけの発想ではじまり、オーディションめざし、気づいたら発表会は昨日で終わり。
あっという間の日々だったけれど、12歳から20歳までの子、それぞれの心の中にうまれたシェイクスピア体験記を、これから読みといていきたいと思います。
読み解くキーとして、日常パーティで
1 高学年はCDの音声の口マネ発表でなく、自分の心に言葉を一つずつ落とす 必要なら辞書等をひく
2 背景をつくることを、当たり前と思わない
3 自己表現をしっかりする(中学生年代はとくに)
この3つを考えていきたいです。
彼らの人生をさらに豊かに充実したものにするために、欠かせないのは英文を読む機会、日本文を読む(読書)習慣。シーザーをやるにあたっての推薦図書「ローマ人の物語」を読み通せなかったのが残念だったので、4つめにはパーティ外活動として、読書が広まるよう見守っていきます!
目標は高く!壁は高いほうが燃えるという子どもにならい、私も4つも掲げてみました。
、
|
|
Re:ジュリアスシーザーのいない日々がはじまる(05月14日)
|
|
|
SENCHOさん (2012年05月20日 08時36分)
支部発表会お疲れ様でした。
ぼくの日記「ふたたび雨の京都で…」に『ジュリアス・シーザー』のことと
感想みたいなこのを書きました。
ご一読いただければ幸甚です。
また、その日記に貼ってあるURLでFacebookにUPしている発表の写真を多数閲
覧できます。
|
|
Re:Re:ジュリアスシーザーのいない日々がはじまる(05月14日)
|
|
|
ツバメ号さん (2012年05月24日 10時26分)
SENCHOさんへ
facebookの写真も拝見させていただきました。本当にたくさん、子ども
たちの表情がつまった写真を有難うございます。発表終了後、次に進み
たいところなのですが、まとめるレポートもあり、ラボライブラリー、
テーマ活動、発表についてますます活発に考える日々が続いていまし
た。
そんな中でSENCHOさんとお話できたことはとても有難かったです。有
難うございました。
|
|