|
|
長男の時も次男のときもそうだった。
思い出いっぱいのスーツケースを
持ってホームステイ先から帰国してきたとき
「このなかの洋服、ぜったい洗濯しないでね」
と、ホストマザーに 最後に洗ってもらったTシャツに
顔をうずめていたっけ。
アメリカの洗剤の香りを嗅いで 異国の一か月を
懐かしんでいた。
クリスマスシーズン、今日は、アイダホに住む次男の
ホストマザーから小包。
昨夏、次男が忘れていったタオルとTシャツと 手作りアルバム。
小包を開けた瞬間、やっぱり懐かしい香りだったようだ。
無言でアルバムを見入っていた。
だから、うちの柔軟剤は、流行りのDownyとやらにしないのだ。
国産にこだわる母でありました。
|
|
|
|
|
年4回、ラボファミリィに届けられる季刊誌、「ラボの世界」。
毎回、ぞくぞくっとすることばが たくさん綴られている。
今回は表紙の言葉に ぞくぞくっと共感。
先週の地区研が終わってから、忙しすぎるラボテューターの仕事に
ついて、なんとなく・・・
それでも、頭の片隅であれこれ考えていたから・・・。
「思い通りにならないとき、それをほかの人のせいにするのは
かんたんだ。そう思えば気が晴れるように思う。
でも何も解決しない。ところがその人が気がつかせてくれたことを
思い、「ありがとう」とつぶやいたとたんに 気持ちは、軽くなる。
前向きに考えられるようになる。
人は、ひとりでは生きられない。気付かないうちに誰かに
支えられ、気付かないうちに誰かを助けている。たとえそれが
楽しいことばかりではないとしても、プラスに考えて「ありがたい」
と思えたら 人生は楽しくなる」
~December 2010 ラボの世界 国際交流活動報告号~より
うん、うん、これでよさそうだ。
だから わたしの人生は楽しいんだ。
お、NZ交流に参加したあっつの感想文も載ってるぞ。
みんな読んであげてね。
|
|
|
|
|
メンバーの皆さんにお会いしたころは、まだ半そでの出で立ち。
残暑の続く9月から始まった第二次テュータースクール
(開設7年未満のテューター方の研修)が、4か月のプログラムを
終えて本日終了。実際には木曜日G、土曜日Gに分かれて研修、
今日は集約日。
神奈川・東京・千葉方面から30名近くのテューターと知り合った。
木曜G「かえると金のまり」「白雪姫」
土曜日G「ながぐつをはいた猫」
どの発表もごちそうで おなかがいっぱい。
パーティのラボっ子たちが観たら驚くだろうな。
先生たちが 自分たちの知らないところで、こんなに
頑張っているなんて・・・。
ま、知らないところがまたいいんだけど。
お世話役・・・・とは、名ばかりで お若いエネルギッシュな
テューター方に たくさんの元気を頂いた私。
「マイパーティのテーマ活動」運営に重きを置き、
発せられた子どもたちの声を拾いながら、事例を交換しあう。
時には、わたしたち お世話役テューターのパーティの一部始終も
ビデオに収められ、テューターとしての、こどもたちとのやりとり
を皆で検証・・・いや、研修した。
(佐須の幼児グループさん、ありがとうね)
思えば、わたしが ラボを始めたばかりの頃、一番頭を悩ませたのは
わが子への向き合い方だった。
ラボの時間に限って、息子二人、けんかばかりする。
あまりにラボの活動が 多岐に渡っているため、母はいつも
ドタバタ・・・・。さみしい思いをさせているんじゃないか・・・
わが子のためにも絶対いいと信じたラボが、何のために
ラボを選んだのかと・・・霞んでいくことさえあったように思う。
でも目の前の子どもは、確実に成長する。
高3になった息子が 昨夜、夕飯をたべながらテレビを見ていた。
たまたま回したチャンネルでは若い女の子が泣いている。
いじめに遭い、心を閉ざした少女がだんだん学校にも通えなくなって
いったというくだりで・・・・
「ラボに出会っていたらよかったね・・・」と
ひとり言のように ぼそっ。
時が止まっているかのように錯覚していた、
息子たちがまだ幼なかった頃には 想像もできなかった。
こんなせりふが きけるなんてね。
今日の朝日のbe「フロントランナー」の記事が目にとまる。
~大学生の就職内定率が6割を切る時代。日本の親や塾は、
子どもたちをどこに向かって走らせているのか。
より高い偏差値の大学?大企業のイス?~
の見出し。
「大人っていい、働くっていい、そう親が胸を張って
伝えきれるかどうかが、子どもにとっては大きい」
今日は、ここの文章に「花まる」。
|
|
|
|
|
ホームパーティ・・・今日は、自宅クラスの幼稚園児グループの日。
ピンポ~~ン♪
「は~~~い」
「ただいま~~~」と玄関で元気よく彼ら。
まるで黒姫キャンプに参加するキャンパーみたい。
週に一度のラボパーティ。
「ただいま~~」とやってくる幼稚園児が可愛くってたまらないわたし。
|
|
|
|
|
昨日は、京王多摩地区をあげて「留学生とのつどい」を催した。
今年は、中国、韓国、フィンランド、マレーシア、ウガンダ、
フィリピンから日本に学びに来ている20名の留学生たちがゲスト。
土曜日、高校生&大学生は、少し早めに集まり、留学生たちと
アイスブレイク。夕方から4年生以上が 持ち寄りの夕飯を
たくさん持ってやってきた。(受け入れ家庭は年齢制限なし)
オープニングでは、一泊受け入れをする家族が順番に呼ばれ、
ウエルカムボードを掲げる顔がちょっとドキドキしている。
うちのパーティからは、小学生のご家庭が4家族、ホストファミリーを
申し出て下さり、交流会では、実行委員の考えたプログラムの
おかげで ぐんぐん距離が縮まっている。
中国の方が教えてくれた「タカと雛ゲーム」は、「しっぽとり」に
似ていた。本番は、やらなかったけど韓国の「むくげが咲いた
ゲーム」は、「だるまさんがころんだ」。アジアの遊びって
やっぱり似ているんだな。
韓国の方たちが教えてくれた「おたまじゃくしの唄」が、覚え易くて
今も頭の中で流れてる・・・。
日本体験コーナーは、4グループで順に体験するコーナーめぐり。
①定番!日本の昔遊び。ラボっ子にとって、いまや「外国人と
やる遊び?!」になってるかもね。(^^ゞ
②ファッションコーディネイト
自由にコーディネイトしたものを自由に着てみる。ラボっこには、
ツンデレ系が ウケて、留学生には、やっぱり着物・甚平・柔道着
みたいな「和物」が人気。
③「ご当地お菓子のテイスティング&産地当て」
④ダーツで「世界の中の日本クイズ」
実行委員の頑張りでとてもすてきな会に。
その後・・・。留学生たちは、それぞれのホストファミリーの
お宅へおとまりです。
日曜日は 思い思いの休日を送ったようで、
うちの受け入れ家庭からは、日曜の夜ごはんも一緒に作って
食べましたよ~~~とメール。
お別れは やっぱり思った通り、涙涙・・・だったそうです。
アジアといえども近くて遠い国というイメージは
ぬぐえないさびしい現実の中、ラボっ子のご家庭からは、
受け入れした国に親近感を覚えるようになったと
嬉しい感想。小さな一歩だけど、小さな親善大使
たちの体験は、人の心に垣根を作らない大きな一歩になると
願って。
|
|
|
|
|
空模様があやしいな・・・
ベランダで洗濯物を取り込み始める。
ちょうど下には ちっちゃな公園が見える。
箱形ブランコには 小学生の悪ガキ?!年代が乱暴に
楽しそうにこいでいる。
その隣、四角い砂場には四角い縁取り。
お母さんと思しき女性と2歳くらいの子が
お互いに、反対周りで 砂場の淵を四角くあるく。
出会ったところで、ふたりは 大きくおじぎ。
幼稚園児なら 「ど~~ん、じゃんけんポン」といったところか。
まだまだちっちゃい女の子は、お母さんに出会うのが面白くて
出会った瞬間、深々とおじぎ。
お母さんが たぶん「こんにちは!」とか「「どうもどうも」
とか言ってお辞儀してるんだろうな。女の子は とにかく
楽しくて、お辞儀して またなんどもそれを繰り返し、砂場の淵を
回ってる。
洗濯物を入れるのを忘れて 見とれてた日曜日。
何度、ふたりは 出会って お辞儀を繰り返したのだろう。
お母さんが 楽しそうに とにかく何度も繰り返し
付き合ってくれていた。すごい。
何度も何度も。
そらは、どんより曇り空。
でもこころは あったか晴れマーク。
|
|
|
|
|
本日は、絵画。
それぞれ好きなおはなしを選んで
好きなシーンを描いていきました。
おはなしにっきは、ささっと描けるけど
四つ切画用紙に ダイナミックに水彩画・・・となると、
なかなか筆がすすまない子と
すいすい筆を走らせる子の 差があるように感じました。
小さい頃から、おうちで自由に筆を持たせて
もらっていた子の 描き方は、豪快。
上手、上手でない・・・ではなく、
潔さのようなもの。
小学校で購入する「絵具セット」は、中身を選べます。
食品トレーや牛乳パックを代用すれば
「筆」と「絵の具」だけで 幼児さんだって
いつでも 水彩画を描ける環境にあるんですよね。
そういえば、幼稚園児のあっくんの「おはなしにっき」は
お母様が 絵具をつかわせて描かせてくださっていました。
礼君は、いつでも絵を描ける環境があるようで
宿題でもないのに、画用紙や模造紙に
物語の水彩画を描いて、見せてくれたっけ・・・。
スペースが 足りなくなって お母さんが、画用紙を貼り合わせて
くださることもしょっちゅうでしたね。
部屋を 汚してしまうかもしれないけど・・・
手間がかかるかもしれないけど・・・。
時間に追われず、ゆったり時間のある小さい頃から
絵具をひろげてあげる心の余裕は、
とても貴重なんだなぁと感じた日でした。

左の「ページ一覧」に ラボっ子画伯の作品をアップしますね。
なごみます!!
|
|
|
|
|
今年も地区の「造形教室」に参加。
海岸で見られる角のとれたシーグラス(ビーチグラス)をネットに
巻きつけ、LEDライトを 灯せば、幻想的な世界が
広がりました。
部屋の電器をいっせいに消すと・・・

「海の底にいるみたい・・・」作品を持ち帰ったラボっこの
ママからさっそく感想が届きました。
|
|
|
|
|
昨夏、ステイも折り返し、後半に入ると
引率してきた子たちからのちょっとしたトラブルや
ホームシックの電話も もうすっかりかからなくなってきていた。
そんなとき、わたしのホストが よく言っていた
〝No news is good news!!”
今年、送り出した4人。あっつは、やっぱり一番乗りで
楽しくてたまらない様子を知らせてきた。
オレゴンキャンプのまっす~からのハガキは、移動のバスの中で
書いたらしく、字も踊ってるが 心も踊ってる様子。
「お昼のサンドウイッチが 足りないけど、そんなこと
どうでもいいほど楽しい!!!」アメリカのアンバサダーと
友達になったことを報告してくれた。
便りがないのが良い知らせ・・・・
あとの二人も元気に過ごしているさ。
|
|
|
|
|
木村Pが、静岡で 活動していたころ
近隣Pの大学生にも お世話になったものです。
当時、大学生ラボっ子だったゆきぽん、
今では、私立中高一貫校の国語の教諭です。
就職がきまった時に一度、遊びにきてくれたので
5年ぶりでしょうか、浜松からお盆休みを利用してやってきました。
今回は、ゆきぽんと長男との共通の友人、ラボOB歯科大生ひで君も
千葉からやってきました。
この3人、4つずつ年齢差があり、ついでに次男も入れると
4歳違いの 男4人。
ラボという接点だけで普通に交流してる姿が
なんとも不思議です。
ひで君は、翌朝、人遣いのあらいわたくしに連れられ、
納涼祭りのテントを建てる手伝いに・・・。
PTAのワッペンつけられ、汗だくで働いてくれました。
「あれ??だぁ~~れ?」と会う人会う人に聞かれて、
「ラボの大学生だよ」とわたし。
はは。みんな不思議そうな顔してましたっけ。
自宅に帰ると、長男とゆきぽん、古文の勉強してました。
おつかれさん。
またいらっしゃいませ。
|
|
|