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桃はどこから流れてきたか? 子供たちの想像。 |
07月19日 (火) |
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まず、「ももたろうじゃなくて、すいかたろうとかだったらだめだった?」の私からの質問に、「すいかじゃ、うまれた子はもう二歳くらいだ。」「もしぶどうだったら小さすぎる。」などいろいろサイズの問題から検討し、結局は、「おじいさんとおばあさんが、ももが好きだったんじゃない?」ということに。
ももはどこからきたんだろうね、というと、もう、みんないろいろな意見が出て、とまらなくなりました。
「二個目のももが流れてきたのは、運がいいってこと。」と感じ取っている子も。
でも、いろんな子が何度も自分の考えを披露しているうちに、リーダーさんがみんなの説をまとめたももについての物語は・・・・。
もも好きのおじいさんとおばあさんが子供がいないのを気の毒に思った、ももの精霊(ももたろう)が、まず一個目のももを流してみてうまくいったから、二個目のももにはいって、生まれることにした。
ももを二個手に入れられたおばあさんの魔法使い説や、ももたろうはオニの親分だったという強い自説を繰り広げる子も。
ももたろうの子分になった、きじ、さる、いぬについては、きじについては干支の「とり」のことだねと確認する子もいて、鋭いと思いました。
ももたろうみたいに退治したいものってある?と聞くと、暴力団、暴走族などなど。
じゃあ、外にじゃなくて、自分のなかにある鬼で退治したいものある?と聞くと、
いつもニコニコできない自分。
ちゃんとするときはする、けじめをつける ができないとこ
人の意見にまけちゃうところ。
おもしろいおもちゃを、自分が楽しみたいからって妹にかしてあげられないところ。
その前に、「ももたろうが木をとってきて、せっかく言われたとおりにしたのに、のきがくだけるとかいわれちゃったけど、自分が一生懸命にやったのに、大人からはけなされちゃったことある?」と聞いたときは、あんまり答えが出なかったのに、それに比べると、小学生なりに「こころのおに」について、考えてるんだなと感心。
しょいこの作り方をそもそも知っていたのか?等、さぼるももたろうの人物像をさらに掘り下げようとする子もいました。
昔話のことばのリズムも楽しんでいました。
ももたろうは、シンプルな話である分、その昔話の周辺にあることについて、子供たちが想像する余地があって楽しいということを発見。
キャンプも楽しみです。
キャンプで、流れてくる桃に、へんな魔法をかけようとしている子がいたら、うちのパーティの子です・・・。
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