毎年洪水に見舞われるバングラデシュではあるが、今年の洪水は得にひどいようだ。7月末時点で、既に3千万人が被害を受け、10万人が避難者となり、死者の数は500人以上とバングラデシュ政府が公式に発表した。しかし、実際の被災者や死者数はそれ以上であると言われている。ダッカ市内も40%が浸水し、避難してきた大勢の人々が路上生活者となり、8月2日現在も救援物資を待ちながら暮らしている。
激しい下痢を伴う感染症が流行。8月1日までに全国の下痢症患者の総数は2,960万人になった。
現地からは水や医薬品不足の悲痛なメールが届く。国際こども支援団体“H&H” http://www3.ocn.ne.jp/~m.labo/h/ では募金活動を開始した。
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