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今年はキンモクセイが2度咲いています。
9月に1回咲き終わり、再び10月現在満開です。
そして、10月3日(日)キンモクセイが2回目に咲き誇り優しい香りのする庭へふと出たところ、アサギマダラ(旅する蝶と呼ばれています)がヒラヒラと緩やかな動線を描きながら私の周りを飛びました。
これから、南へ下っていくのでしょうか。
以前、オオムラサキが自宅前を低空飛行でヒラヒラと、それもまっすぐに、まるで人間のように道路を通りすぎて行ったこともありました。
偶然の出会い、わずかな瞬間に現れる蝶たち。
本当に綺麗でした。
アサギマダラが皆様の近くで見られたら教えてください。おそらく、あの蝶も北から飛んできたのだと思います。
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こんにちは^:^
3月3日は桃の節句、5月5日は端午の節句、7月7日は七夕、9月9日は?
重陽の節句だそうです。
「重陽」という漢字、「陽」が「重なる」。躍動感あふれる感じがしますね。「陽」は陰陽五行説の数字でいうと「奇数」のことで、他には「日」「火」「昼」「夏」「男」「動」を「陽」としているそうです。(明鏡国語辞典より)
また、旧暦でいうと「菊」の花が咲くころなので、「菊」をモチーフにした和菓子や料理でお祝いされるそうです。
桃の節句は女の子のお祝い、端午の節句は男の子のお祝い、七夕は技芸上達のお祈りと言われることが多いのですが、では重陽の節句は?
1、3、5、7、9という一桁の数字の中で一番大きい「9」という奇数。この数字の重なりを「長寿」にあわせてお祝いするそうです。
「末長く皆が明るく暮らせますように」
今月は、9月21日に十五夜もあります。静かにお祈りをしながら世の中が落ち着くようにと思います。
ラボライブラリーでは「はだかのダルシン」を聴きながら、ravenカラスの信仰を追い、アラスカの原住民の方の信仰へとたどり着きました。今は亡き星野道夫さんのガイドで。
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アメリカ4-Hクラブ(head heart hands healthの向上を目的とする米国農村青年教育機関)が企画してくれたオンラインプログラム、「バイリンガル・バディ」。
マイパーティの中学生が参加して、アメリカのお友達とオンラインで自己紹介や日本の文化紹介、ホームステイした時に知っておいたら役に立つフレーズなどを教えてもらったそうです。
アメリカとは時差があるので午前8時からZoomでトーク。朝の楽しいひとときだったようです。
昨年は、中学生がメールを使用してのペンパルプログラムに参加。ひと昔前はお手紙(私は今でもお手紙も好きです)でしたが、「夏の夜の夢」にでてくるパックのスピード以上に速く着くメール交換です。現在でも交流は続いています。
いつか会いたい~きっと願いが叶う時がくると思います。
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昨日の朝日新聞の朝刊にて、「高齢者2回接種75%」というトップ記事を読みました。
日本は年長者の方を大切にする国です。中国の儒学などから広がった思想だとお聞きしています。
近代日本を築いてくださった皆様のご長寿を心から望んでいます。
これからも日本を見守っていてください。
8月9日はムーミンのお誕生日(著者のトーベ・ヤンソンさんのお誕生日より)だそうです。北欧も年長者の皆様を敬い様々な政策がとられている国、トーベ・ヤンソンさんが書かれたお話「楽しいムーミン一家」にも個性あふれたキャラクターが登場します。厳しい自然の中で生まれてきた思想、現在のコロナ禍での厳しい環境の中でも、人間らしさを失わず日々の生活を大切にされています。
今、ムーミンのお話を英語で研究しています。フィンランドでスウェーデン語を使われた少数派のトーベさんのお話を英訳された本です。「生きる」ということにエッセンスを与えてくれる本だと感じています。
私の住まいする地域も自然が豊か。子供たちをのびのびと育てていきたいと思います。
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ラボの活動は多岐にわたり、全てが言語教育に繋がっていると思っています。社会言語学者であり、青山学院大学名誉教授の本名信行先生は論文の序論で次のように述べられています。
ラボの英語教育は人間教育と理解され、人と人との交流とコミュニケーションを育む能力の養成をめざしてる。
そして英語教育学者であり、京都大学 国際高等教育院 付属国際学術言語教育センターの柳瀬洋介先生は「私たちは物語から何を学ぶのか」という論文で、キーワードとして「物語」「ストーリー」「意味」「人間らしさ」「多様性の統一」をあげておられます。
いずれも「人間」という言葉が重なっています。
これからも佐藤パーティで持続する言語習得のキーワードです。
私は、家庭も、学校も、職場も、地域も、全ては所属する一人一人がその集団を作っていると思っています。自分を含め誰一人として同じ人はいません。そういう違う人が集まってその集団をより良い方向に作っていく時に、何が必要なのか。
千利休先生が残してくださった言葉、「降らずとも雨の用意」。
ラボの英語教育が「傘」という表現にあうかどうかはわかりませんが、ラボ教育で育った子どもが、一人一人のカラフルな傘(時にはパラソル)を持っていて、社会の中で色とりどりの傘を広げて活躍している様子が目に浮かびます。
梅雨シーズン、今年も出会った子どもたちの成長を願って、そんなことを思いました。
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ラボのお話に「ねむりひめ」があります。
表紙のホフマンの絵には魅了されます。
何を見つめているのか。
何を思っているのか。
お話では、生まれたばかりのプリンセスに「13番目の占い女」が不吉な未来を与えます。そして「12番目の占い女」が、それを和らげます。
トランプでは、13番目はキング、12番目はクイーン。
最後は、プリンセスの結婚式で終わるこのお話。
ぜひ、お父様方にもライブラリーを味わっていただいて、感想をお聞きしてみたいです。
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本日の朝日新聞27ページに、「ひもとく ドナルド・キーンの世界」という記事が掲載されていました。「日本語と英語の美しい架け橋」というタイトル!読んでみたい本がいっぱいです。
「日本語と英語の美しい架け橋」、んー、もう一人、どなたかいらしたような。
先週から気になっていた「ほんとうの英語がわかる 51の処方箋」「新 ほんとうの英語がわかる ネイティヴにこころを伝えたい」の著者、
ロジャー・パルバース氏
です。
ラボライブラリーのSK27「セロ弾きのゴーシュ」制作の折に、宮沢賢治作品の英訳を担当してくださった先生。
私たちテューターには、制作資料集として「対談 天沢退二郎×ロジャー・パルバース
宮沢賢治の光と風」が、1998年に配布されました。
先月よりパーティで「セロ弾きのゴーシュ」を活動していたので再読。
パルバース氏は、「『セロ弾きのゴーシュ』も、欧米人にはわかりやすい話」と。賢治作品について、天沢氏と時には同調し、時には対立した意見をお持ちになりながらの対談記録は惹きつけられました。
天沢氏は日本の他の物語を、そしてパルバース氏は「ヘンゼルとグレーテル」などの海外のお話などを引用されての対談が、50ページ近くにも書き綴られています。
そして、朝日新聞の今日の「折々のことば」には、「セロ弾きのゴーシュ」はそういうことだったのかしらと感じいりました。
桜が開花した今日この頃、ラボの子どもたちから言葉の新たな開花が聞こえてきます。
日々是好日
今日もありがとうございます!
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私の住まいする町の近くに、大妻学院 大妻嵐山中学高等学校という女子高があります。
大妻学院の学祖は大妻コタカ先生。
「母性の滋養」「女子の自立」を掲げて女子教育界に身を投じられました。
朝日新聞にはドナルド・キーン氏のことば(ドレス姿に左手には一輪のお花を持つ大妻コタカ先生の立像のお写真が左隣に掲載)、
「明治37年に写った大妻コタカの20歳の姿は優しい大和撫子を思わせる姿だが、丁寧に顔を見ると、必要なら決意もでき勇気も出せる日本の母の原像が見える」と。
ラボ活動は、ラボテューターという女性指導者がグループを作り、世界の物語を通して言語活動に取り組んでいます。扱う言語は、母国語の日本語を始め英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語など。
日本語と外国語というスタイルで、日本人でも外国の方でも双方向に学べます。
先日、ラボテューターの地区研究会に参加された方々のお顔を拝見し、お一人お一人が大妻コタカ先生に見えてきました。
朝日新聞に掲載された大妻学院のメッセージには
「21世紀は男女共同参画社会
国際的に活躍する女性リーダーが求められています」
と、ありました。
大妻嵐山中学高等学校の建物のすぐ近くには国立女性教育会館NWECがあり、男女が集い様々なセミナーや研修会が開かれています。
私は、これからますます開かれた日本になることを祈っています。
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私の住む町で撮影が行われていたテレビドラマの放映が終わったそうです。
団地の中にある中学校(学校統合で今は使われていない建物)や近隣の公園が舞台。
ある方が最終回をご覧になって「このドラマのテーマは、ネット社会が人間社会をゆがめていくということに対する警鐘だったということがわかった」とおっしゃっていました。
ネットにのせて人の命を奪う「ことば」とはいったい何なのでしょうか。
このようなドラマができる背景には事実がふくまれているのでしょうか。
今一度、私たちは自分の「ことば」を振り返らなくてはならない時がきているように感じています。
子どもは生まれてから、いえ、生まれる前から母親のおなかの中で、外界の「ことば(音とも言えるでしょう)」を体で感じて育ちます。
真の国際人(民際人)を育てるために、物語や交流をとおして「ことば」を発する心の育成を大切に、ラボパーティは日々活動しています。
茶道裏千家の「ことば」より
豊かな心で人々に交わり、世の中が明るく暮らせるように
茶道は華やかな世界と思われがちですが、地道な研鑽を重ね、何よりも「心」を大切にしている日本伝統文化の一つです。
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フェローシップ会員とは?
大人の会員の方のことです。
ラボの会員区分では、小学生以上が正会員、満3歳の翌4月~小学校入学前までが幼児会員、幼児会員未満のお子さまと保護者の方(ご父母様でもご祖父母様でも)親子一緒のプレイルーム会員があります。
その他、フェローシップ会員といって、おとなの方対象の活動をするプログラムがあります。
一般の英会話教室のスタイルではなく、ラボライブラリーのお話を通り抜ける中で、心をゆるめ、素のままのご自分と出会い、言葉をブラッシュアップしていただけるプログラムです。
このプログラムのガイドは、日記を書いている私こと「さとちゃん」がさせていただきます。ご希望がありましたらご連絡ください。
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