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偉大なるラボママその②~小野木利佳さん 32年前の国際交流は今もなお続く 桜さく東京にて~ 06月19日 (火)
 1980年夏、当時小野木利佳さんは13歳。今話題の松田聖子ちゃんがデビューした古き良き時代・・・その頃のおはなし・・・・

三人姉弟の長女として小野木家に生まれた利佳ちゃんは小学生の頃から
岐阜市の棚橋パーティのラボっ子でした。
中学1年生になると、当時ラボの海外旅行と称してアメリカへの1ヶ月のホームステイに参加することになりました。
その頃、中学生がたった一人でアメリカに1ヶ月もホームステイに行く・・・とは
ご両親の持つするどい先見の目にただ驚くばかりですが、そのご両親の応援と
ラボのプログラムを信じて彼女はコロラド州に旅立ったのでした。

帰国後、ホストマザーと一緒に書いた英文日記が当時のことばの宇宙にも
掲載され、とても几帳面な女の子だった事が分かります。
りか

りか

利佳ちゃんはその後、高校大学とラボを続けラボセンターに就職し
6年程働いた後に退職し母となり、現在はこんどうパーティのラボママとして
あらゆる面でサポートしてもらっています。

さて、本題です!!
彼女は中学生の時にホームステイしたコロラド州のホストCINDYさんとは20歳くらいまで文通していましたが、就職や結婚などに忙しくなりその後、音信不通だったそうです。
利佳ちゃんの息子さん二人も国際交流に参加、2年前には受け入れも体験され
その後も贈り物を送ったりメールを交換したり交流を続けてみえましたがきっとご自分の事は心のどこかにしまいつつ、息子さん達の交流を大切に続けておられた事と思います。

その当時、利佳ちゃんのホストだったCindyさんは8年前、70代のコンピューター会社元社長のRichさんとハワイで挙式し再婚しました。
4年前にご夫妻が再びハワイを訪れた際、バーで隣り合わせた日本人ご夫妻と意気投合し
cIndyさんが13歳のころ日本人の女の子を受け入れ、今は連絡が取れていない事を
この日本人ご夫妻(干田さん)に話したのだそうです。
7年前にもRich &Cindyご夫妻は東京に来ていて、その際にも利佳ちゃんを
探したのですが見つからず、手紙も住所が違っていて戻って来てしまったのだそうです。
ご夫妻は干田さんに昔の住所を渡し、お父さんに手紙を書いて下さりやっとのことで探し当ててもらったということでした。

干田さんが小野木さんのお父さんに書いてくれた手紙にCindyさんが
利佳ちゃんを探して欲しいと干田さんに依頼したメールも同封されて
いて、そこに Cindyさんのアドレスがあったので利佳ちゃんが直接メールをして
再会までの約半月間で7~8通のメールのやり取りをして再会に至ったという
本当に奇跡の再会となりました。

ここまでだけでもすごいドラマがあり、偶然が偶然を引き寄せて
そして人情といいましょうか、岐阜の小さな町に住む当時13歳だった女の子を
見つけだしてくれるその温かさに感動してしまいます。
りか
そして、とうとう32年ぶりの再会を迎える事になるのですが
4月7日~8日に長男の拓海くんと新幹線に乗り東京に向かいました。
再会の前の昼食は胸がいっぱいでのどを通らず、
その時を迎えたのだそうです。
そしてーーー!!感動の再会の瞬間!!!
顔を見てはハグし、ハグしては顔を見つめ合いの数分間!!
拓海くんがバッチリ写真に収めてくれていました。
自分のお母さんが32年も前に同じラボの国際交流で出会った
ホストと、今時を越えて、自分の目の前で再会を果たし、
しかもずっと連絡を取り合っていた訳でもなく
見ず知らずの日本人の方がこうして、再会の場をセッティングして下さり
人と人とのつながりはこんな風に人生を輝かせてくれるものかと
17歳の彼は思ったに違いありません。
本当に素晴らしいですね!!

それからは日本の桜を鑑賞したいと言う事で
あちらこちらをみなさんで観光し32年の月日も一瞬で消え去るかのような至福の時間を過ごされたそうなのです。

Cindyさんが日本に行くと言うので、彼女のお母さんが
32年前に利佳ちゃんが作って持って行った
素語り絵本「SKY BLUE SEED」そらいろのたねや日本の家族からの手紙などを
Cindyさんに持たせてくれて
りか

それをホテルの部屋で一緒に眺め、思い出を語り合い 笑い合い・・・
そんな二人の様子を、Richさんは静かに見守って下さっていたのだそうです。
りか


はぁ~~~~~
もうここまで書いていても想像するだけでため息が出てしまうわ~
なんて幸せな時間だったことでしょう~!

Cindyさんが持って来てくれた手紙の中には
日本のお父さんお母さんからの手紙がたくさんあり
まさか、ホストファミリーに宛てた両親からの手紙を
32年経った今、読む事になろうとは想像出来なかったでしょうね。
お母さんからは日本語で、いかにも日本のお母さんらしい縦書きの
美しい文字で丁寧に書かれていました。
りか
娘を思う気持ち、こんなにも愛されてたんだと
改めて感じられるその文面に利佳ちゃんも涙したのではないでしょうか。
お父さんは英語で、ホストに宛てて手紙を書いていいらっしゃいました。
娘さんにも「親愛なる利佳ちゃんへ」というタイトルで
愛情いっぱいのお手紙を書かれていました。
32年も前の絵本や手紙が少しの汚れもなくとてもきれいに保存されていた事にも
驚きました。
りか

利佳ちゃんはいかにホストファミリーに愛され大切にされていたのかが
分かりますね。

ご夫妻がアメリカに帰国された後も
ホストマザーであったLindaさんからメールやThanks Cardが届き
妹のLoriからもメールがあり交流は更に長く続くようです。

今回の父母会に合わせたように
当時のことばの宇宙や事前活動で作ったスケッチブックなどが
見つかって、再会だけでなく当時のラボの歴史をも垣間見る事が出来た事は
とても有意義でした。

交流の本質は今も変わらず、ラボが国際交流の民間の草分け的存在であることも
再確認しました。

ラボっ子の未来にはこんな人生の物語が
展開する可能性があり、今やっている事が
将来の道を切り開いて行く事にもつながっていくかもしれないと思うと
ラボっ子の未来は明るいですね。

こんな幸運に恵まれたのも
人と人との出逢いを大切にし、
そのご縁を、通り過ぎないで常に立ち止まり
関係を築いていこうとする利佳ちゃんの生き方が
廻り回って、人が人とつながり自分の元に帰ってきた
そんな気がしてなりません。
神様からこんなサプライズが人生において起きるのは
きっと今までたくさんの善き種まきをして来たのでしょう。
それがこんな風に芽が出て今後はもっと深く
交流が続いて行くのではないでしょうか。
りか


見習いたいことたくさんですね。
体験を積み重ねてきた利佳ちゃんだからこそ、語れる事も多く
ボランティア精神でラボのお母さん達のために三日に渡って
足を運んでくださいました。
rika

rika

こんどうパーティの皆さんは本当に幸運な方ばかりで
素晴らしい体験を聴くチャンスがたくさんありますね。
もう少ししたら、梨栄子ちゃんのアメリカ留学報告と
江里菜ちゃんのフランス留学報告が聴けると思います。
体験に恵まれた仲間の中で我が子が成長出来るのは
本当に有り難いですね!

さて!いよいよ
今日、午後4時40分!
梨栄子ちゃんが成田に到着します。
約11ヶ月のアメリカ留学を終えて帰国。
お母さんが成田で出迎えてくれます!
岐阜には明日、帰宅する予定です。
お時間のある方はお出迎えよろしくお願いします!

利佳ちゃんとCindyさん同様、梨栄子ちゃんとの1年ぶりの再会も
きっと素敵な人生の一ページになると思います。
人生は物語、これからどんな物語を築いていくかは
自分次第ですね!
切り開くチャンスがラボにはたくさんあるという気がします!

追記
小野木利佳さんは旧姓で現在は速水利佳さんと姓は変わっています。
ご存知、拓海くん佑真くんのお母さんです!
当時の小野木利佳さんを知る誰かとホームページを通して繋がると良いですね!
コメントお待ちしています!


Rieko have just arrived at Narita air port.

rieko1
梨栄子ちゃん、無事に成田に到着しました!
1年ぶりの親子の再会はことばもないくらい感無量でしょうね!
明日が楽しみです!

 
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